副業くんメルカリで売れた本を送りたいんですけど、「クリックポストが安い」って聞きました。でも登録とか印刷とか、なんだか面倒そう…。メルカリ便とどっちがいいんですか?
クリックポストは名前はよく聞くのに、何がどう便利なのかは意外と分かりにくいですよね。しかも2026年10月に料金が変わったばかり。
この記事では、クリックポストの料金・サイズ・送れる物、登録から投函までの使い方、追跡と届く日数、メルカリ便やゆうパケットとのちがい、フリマで使うときの注意をまとめました。
クリックポストは、全国一律240円で、ポストに入る大きさ(厚さ3cmが目安)・2kgまでの小さな荷物を送れるサービス。
ネットで運賃を払ってラベルを印刷し、貼ってポストへ入れるだけ。追跡はできますが、補償はありません。
メルカリで売れた物なら、メルカリ便のほうが安くて匿名にもなります。クリックポストが活きるのは、知り合いに送るときなど、メルカリ便が使えない場面です。
この記事の料金・条件は、2026年10月25日に日本郵便とクリックポスト専用サイトで確認しています。
クリックポストとは?日本郵便のどんなサービス?
クリックポストは、自宅で運賃の支払いと宛名ラベルの作成ができて、郵便ポストから送れる日本郵便の荷物サービス。窓口に並ばなくていいのが一番の売り。
日本郵便の案内でも「フリマアプリやネットオークションに出品した小型の商品などを、簡単に送ることができます」と書かれていて、もともと個人の小さな発送向けのサービスです。
- 運賃は全国一律240円(2026年10月1日から。以前は185円)
- 支払いはネットでクレジットカード(Yahoo!ウォレットかAmazon Pay)
- ラベルは自宅のプリンタなどで印刷
- 郵便ポストから24時間出せる
- 追跡できる。届け先の郵便受けに配達
- 補償はない。速達などのオプションも付けられない
ちなみに、日本郵便のお知らせでは「ゆうパケット(クリックポスト含む。)」という書き方がされています。ゆうパケットの一種として扱われているサービス、と覚えておくと分かりやすいですよ。
クリックポストの送料(料金)とサイズ・重さ
送料は、全国どこへ送っても240円(税込)。サイズと重さの条件は、2026年10月1日の改定で次のようになりました。
| 項目 | 条件 |
| 運賃 | 全国一律240円(税込) |
| 長さ | 34cm以内 |
| サイズ | 長さ+幅+厚さの合計が60cm以内で、郵便ポストに入るもの |
| 厚さ | ポストに入る厚さの目安は3cm(窓口に出せるのも3cm以下) |
| いちばん小さいサイズ | 長さ14cm×幅9cm以上 |
| 重さ | 2kg以内 |
改定前は、長さ34cm・幅25cm・厚さ3cm、重さ1kgまでの決まりでした。運賃は185円から240円に上がり、重さの上限は1kgから2kgに広がりました。
ネットの古い記事には「全国一律185円」と書かれたものがまだ残っています。今は240円なので、送料込みで値段を決めるときは気をつけましょう。
厚さが3cmを超えてポストに入らない物は、クリックポストでは送れません。そんなときは、定形外郵便など別の送り方を考えます。


クリックポストで送れる物・送れない物
送れるのは、ポストに入る大きさの「物」です。日本郵便は、衣料品・サプリメント・CD・DVD・雑誌・コミック・スマホケースなどを例に挙げています。
反対に、送れない物もはっきり決まっていて、それがこちら。
- 信書(手紙やカードなど。ただし中身に関する封をしていない添え状・送り状はOK)
- 現金、貴金属などの貴重品
- 爆発物・毒劇物などの危険物
お礼の手紙を同封したいなら、「中身に関する添え状」の範囲にとどめるのが無難です。手紙そのものを送りたいときは、信書が送れるレターパックやスマートレターを使いましょう。
クリックポストの使い方|登録から投函までの流れ
使い方は、ログイン→初回だけ利用者登録→運賃の支払い→ラベル印刷→ポストへ投函の流れ。最初にYahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントのどちらかと、クレジットカードの登録が必要です。
クリックポスト専用サイト(clickpost.jp)を開き、Yahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントでログインします。2026年10月1日に利用規約が改定されたので、ログインすると同意の画面が出ます。
自分の住所・氏名などを登録。利用者情報の登録は無料。Yahoo! JAPAN IDならYahoo!ウォレット、AmazonアカウントならAmazon Payに、クレジットカードを登録しておく必要があります。
お届け先と中身などを入力し、Yahoo!ウォレットかAmazon Payで運賃の支払い手続きをします。運賃はこの時点で確定しますが、実際の決済は郵便局が荷物を引き受けた時点です。
宛名ラベルを印刷して、荷物の見やすい面に貼りましょう。1つの荷物に1枚。同じ届け先に2個送るときも2件分の申し込みが必要で、ラベルのコピーは使えません。
近くの郵便ポストに入れれば完了。ラベルの有効期間は、支払い手続きが完了した日の翌日から7日間です。
クリックポストのアプリはある?スマホだけで使える?
クリックポスト専用のスマホアプリは、日本郵便にも専用サイトにも案内されていません。手続きはブラウザでクリックポスト専用サイトを開いて行います。
ネックになるのがラベルの印刷。日本郵便の案内は「自宅のプリンタ等で印刷」なので、プリンターを使える環境があるかを先に確かめておきましょう。
Chromeでラベルが出ないときは、PDFの拡張機能を疑う
クリックポスト専用サイトの2021年のお知らせによると、Google Chromeでラベルを印字するときに「お探しのページが見つかりません。」と出る場合、拡張機能のPDF表示「Adobe Acrobat」をオフにすると解決することがあります。
ポストに入らないときは郵便局の窓口へ
出し方は、原則として郵便ポストへの投函です。ポストが満杯・故障しているとき、一度に入らない数を出すとき、投函口が小さくて入らないときは、郵便局の窓口でも受け付けてもらえます(窓口で預けられるのは厚さ3cm以下)
ローソンなどのスマリボックスや、ファミリーマートのファミロッカーからは出せません。大型の投函口があるポストでも、正面に向かって右側の投函口は使えないので気をつけてください。
クリックポストの追跡と届くまでの日数
クリックポストは追跡ができて、届くのはおおむね差し出した日の翌日から翌々日。土日・休日も配達されます。
追跡は、ラベルに印字されるお問い合わせ番号を日本郵便の郵便追跡サービスに入れて確かめます。遠方や離島などでは、さらに数日〜1週間ほどかかることがあるので、急ぎの荷物には向きません。
配達は、届け先の郵便受けへ。郵便受けに入らないときは不在配達通知書が入り、荷物は郵便局へ持ち戻りになります。
もう1つの注意が、受け取り場所。クリックポストはコンビニやはこぽすでは受け取れず、宛名がコンビニ・はこぽすになっていると差出人に返送されます。
クリックポストとメルカリ便・ゆうパケットのちがい
いちばん大きなちがいは、クリックポストはフリマの専用サービスではないので、匿名にならず、送料もメルカリ便より高いという点です。小さい荷物を送る方法を並べると、こうなります。
| 送り方 | 送料 | 重さ | 匿名・補償 |
| クリックポスト | 240円 | 2kg | 匿名なし・補償なし |
| ゆうパケット(日本郵便の基本運賃) | 360円 | 1kg | 匿名なし・補償なし |
| ネコポス(メルカリ便) | 210円 | 1kg | 匿名あり・補償あり |
| ゆうパケットポスト(メルカリ便) | 215円+シール代 | 2kg | 匿名あり・補償あり |
ゆうパケットポストは、専用箱か発送用シールを使ってポストから出せるメルカリ便。くわしくはこちら。


メルカリ便の料金はメルカリで売れた物にしか使えない料金で、補償はメルカリの全額補償サポートの条件を満たす場合の話です。日本郵便のゆうパケットの基本運賃(360円)と比べると、クリックポストのほうが120円安くなります。
つまり、メルカリ便が使えない場面では、クリックポストはかなり安い部類。重さも2kgまで送れるので、本や服をまとめて送るときにも使いやすいですよ。


メルカリなどのフリマでクリックポストを使うときの注意
メルカリでクリックポストを使うなら、メルカリ便以外の配送方法になるので、本人確認が必要で、匿名配送にならないことを先に知っておきましょう。
出品のときは「その他」の中のクリックポストを選ぶ
メルカリの出品画面では、配送方法の「その他」の中にクリックポストがあります。メルカリのヘルプでは、メルカリ便以外の配送方法を使うには本人確認が必要とされています。
匿名配送はメルカリ便だけの機能です。クリックポストで送ると、お互いの住所・氏名が分かる形の取引に。
追跡番号は自分で購入者に伝える
メルカリの公式コラムによると、クリックポストで送った荷物は取引画面で配送状況を確かめられず、追跡番号も購入者には表示されません。発送したら、取引メッセージで追跡番号を伝えておくと親切です。
本日、クリックポストで発送いたしました。追跡番号は〇〇〇〇です。日本郵便の郵便追跡サービスで配送状況をご確認いただけます。到着まで今しばらくお待ちください。
送料込みにするなら、手取りで比べる
送料込みで出すときは、販売価格から販売手数料10%と送料を引いた手取りで比べます。2,000円で売れた場合だと、こうなります。
| 送り方 | 送料 | 手取り |
| ネコポス(メルカリ便) | 210円 | 1,590円 |
| ゆうパケットポスト(メルカリ便) | 215円+シール5円 | 1,580円 |
| クリックポスト | 240円 | 1,560円 |
ゆうパケットポストのシールは、郵便局のネットショップの20枚100円で計算しています。メルカリで売れた物なら、安さでも匿名でもメルカリ便の勝ち。クリックポストをわざわざ選ぶ理由はあまりありません。



メルカリ便があるなら、そっちで十分。クリックポストは、知り合いに送るときなど、メルカリ便が使えない場面の「控え」として覚えておけばOKです。
クリックポストのデメリットと気をつけたいこと
いちばんのデメリットは、配送中に事故があっても、中身の損害賠償がないこと。高い物や壊れやすい物は、補償のある送り方を選びましょう。
- 補償がないので、高価な物・壊れやすい物には向かない
- クレジットカード払いだけ(Yahoo!ウォレットかAmazon Pay)
- ラベルを印刷する手間がある
- コンビニ・はこぽすでは受け取れない
- ラベルの有効期間は支払いの翌日から7日間
せどりなどで発送の経費を残したい人は、もう1つ覚えておきたい点があります。
クリックポスト専用サイトのよくある質問では、カード会社の利用明細はインボイスにならず、Web画面に出る利用控が簡易インボイスになると案内されています。スクリーンショットで残しておきましょう。
また、専用サイトは「クリックポストを安く発送できる」と偽って住所などを聞き出す不審なメールにも注意を呼びかけています。日本郵便はそうしたメールは送っていないとのことなので、返信しないようにしてください。
クリックポストのよくある質問
最後に、よく出る疑問にまとめて答えておきますね。送料は全国一律240円、ラベルの有効期間は支払いの翌日から7日間、この2つは特に聞かれるところ。
- クリックポストの送料はいくらですか?
-
全国一律240円(税込)です。2026年10月1日に185円から改定されました。
- クリックポストは郵便局の窓口やコンビニから出せますか?
-
原則は郵便ポストへの投函です。ポストが満杯・故障、数が多い、投函口が小さいときは郵便局の窓口でも出せます(厚さ3cm以下)
スマリボックスやファミロッカーからは出せません。
- クリックポストのラベルはいつまで使えますか?
-
支払い手続きが完了した日の翌日から7日間です。例として、1月1日に支払うと1月8日まで有効と案内されています。
- クリックポストは土日も届きますか?
-
はい、毎日配達です。届くのは、おおむね差し出した日の翌日から翌々日。
- クリックポストで手紙を同封してもいいですか?
-
信書は送れません。ただし、中身に関する封をしていない添え状・送り状なら同封できます。
まとめ
クリックポストは、240円・2kgまで・ポスト投函で送れる、手軽で安い送り方です。ただ、メルカリで売れた物ならメルカリ便のほうが安くて匿名にもなるので、使い分けが大事。
- 運賃は全国一律240円(2026年10月1日から)
- 長さ34cm以内・3辺60cm以内・厚さの目安3cm・2kgまで
- Yahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントとクレジットカードが必要
- 追跡はできるが、補償はない
- メルカリでは本人確認が必要で、匿名にならない
- メルカリで売れた物は、メルカリ便のほうが安い
フリマ以外で荷物を安く送る方法は、こちらでまとめています。














