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副業くん中国輸入を始めたいんですけど、代行業者がたくさんあって、どこを選べばいいか分かりません。手数料や送料って、結局いくらかかるんですか?
タオバオやアリババ、1688などの中国のサイトから仕入れるときは、代行業者に買い付けを頼むのが一般的です。ただ、代行業者の料金のしくみはそれぞれ違い、手数料や送料、関税まで含めると、1個いくらで仕入れられたのかが分かりにくくなりがちです。
私は、いくつかの代行業者を使いながら、合わせて2年半ほど中国輸入をしてきました。この記事では、その経験をもとに、代行業者の選び方、かかる費用と仕入れ値の計算方法、代行業者とうまく付き合うコツ、中国輸入で気をつけたい日本のルールをまとめました。
先に結論から。
中国輸入を始めたばかりなら、月額料金がかからない代行業者(またはプラン)を選びましょう。
有料プランが得になるのは、毎月の仕入れがおよそ56万〜60万円を超えてから。仕入れ値は、商品代に手数料・国際送料・関税を足して計算し、日本で売るためのルール(PSEなど)がある商品には注意しましょう。
中国輸入の代行業者とは
中国輸入の代行業者は、日本からは買いにくい中国のネット通販や卸サイトの商品を、代わりに買い付けて、日本に送ってくれる会社です。
- 中国のサイトでの買い付け(中国語でのショップとのやりとり、支払い)
- 商品の検品(数や傷、色・サイズの確認)
- 倉庫での保管と梱包
- 日本への国際発送(自宅やAmazonの倉庫へ)
- オプション(ラベル貼り、袋の入れ替え、タグ付け、OEMなど)
自分で中国のサイトから直接買うこともできますが、中国の電話番号や支払い方法が必要だったり、日本に発送していないショップが多かったりと、ハードルが高いのが現実です。せどりとして続けるなら、代行業者を使うのが現実的です。
代行業者の選び方
① 初心者は、月額料金がかからないプランを選ぶ
代行業者の多くには、月額無料のプランと、月額の有料プランがあります。有料プランは、月額を払う代わりに、買い付けの手数料が0%になるのが一般的です。
| 代行業者 | 月額無料のプラン | 有料のプラン |
| ラクマート | 手数料5%〜(仕入れが増えると最低3%まで下がる) | 定額会員:30日28,000円で手数料0% |
| イーウーパスポート | FREEプラン:手数料5%(ECサイトの注文) | GOLDプラン:月29,800円で手数料0% |
(2026年10月5日時点・各社の公式サイトで確認。プランの内容は変わることがあるので、申し込みの前に公式サイトで確認してください)
有料プランが得になるかは、毎月の仕入れの金額で決まります。たとえば、手数料5%と月29,800円の有料プランを比べると、こうなります。
| 毎月の仕入れ | 無料プラン(手数料5%) | 有料プラン(月29,800円) |
| 10万円 | 5,000円 | 29,800円 |
| 30万円 | 15,000円 | 29,800円 |
| 60万円 | 30,000円 | 29,800円 |
| 100万円 | 50,000円 | 29,800円 |
有料プランのほうが安くなるのは、毎月の仕入れがおよそ60万円を超えてからです(ラクマートの定額会員28,000円なら、およそ56万円から)。中国輸入を始めたばかりのころは、サンプルを取り寄せたり、商品の写真を用意したりと、売り始めるまでにやることがたくさんあり、最初の月の仕入れは多くても5万〜10万円くらいでしょう。最初から有料プランにする必要はありません。
② 日本語で検索・注文できるか
代行業者のサイトで、日本語で中国の商品を検索して、そのまま注文できると、作業がぐっと楽になります。中国のサイトのURLを貼るだけで注文できるか、画像の中の中国語を翻訳できるかなども確認しましょう。
③ 検品の内容と料金
中国の商品は、日本の商品より不良品が混ざりやすいです。無料の検品で何を確認してくれるのか、くわしい検品はいくらかを比べましょう。
④ 国際送料と配送方法
国際送料は、仕入れ値に大きく影響します。航空便と船便を選べるか、Amazonの倉庫に直送できるか、送料の見積もりのツールがあるかを確認しましょう。
⑤ 問い合わせへの対応
トラブルが起きたときに、日本語で、早く対応してくれるかは大事です。電話やチャットで日本語の窓口があるかも見ておきましょう。
私が使っている代行業者:ラクマート
私が今使っているのは、ラクマートです。会員登録と月額は無料で、日本語で1688・タオバオ・アリババの商品を検索して、そのまま注文できます。簡易検品は無料で、Amazonの倉庫への直送にも対応しています。仕入れの金額が増えると手数料が下がるランクのしくみもあり、初心者から続けやすい代行業者です。
登録の方法や、注文から発送までの流れは、こちらでくわしく解説しています。


中国輸入でかかる費用
中国から仕入れるときは、商品の代金のほかに、次のような費用がかかります。
| 費用 | 内容 |
| 商品代金 | 中国のサイトでの商品の値段。たくさん買うほど1個の値段が下がることが多い |
| 中国国内の送料 | ショップから代行業者の倉庫までの送料 |
| 買い付けの手数料 | 代行業者に払う手数料。商品代金の数%が一般的 |
| オプション費用 | くわしい検品、ラベル貼り、袋の入れ替え、タグ付けなど |
| 国際送料 | 中国から日本への送料。重さ・大きさ・配送方法で決まる |
| 関税・輸入消費税 | 日本に輸入するときにかかる税金。運送会社を通して払うことが多い |
実際にかかった費用の例
私が以前、アリババからアパレル(服)を39着仕入れたときの例です。当時は1元=17円で計算していました。(為替も手数料も今とは違うので、考え方の参考にしてください)
| 項目 | 金額 |
| 商品代金(51元×39着) | 33,813円 |
| 手数料(買い付け手数料、検品、袋の入れ替え、FBA直送のラベル貼り、中国国内の送料など) | 7,494円 |
| 国際送料(段ボール1箱) | 7,515円 |
| 関税など(運送会社から請求) | 7,579円 |
| 合計 | 56,401円 |
| 1着あたり | 約1,446円 |
商品の値段は1着約867円でしたが、手数料や送料、関税を足すと、1着あたり約1,446円になりました。商品の値段だけで利益を計算すると、大きく見誤るということです。
仕入れ値の計算方法
実際の仕入れ値は、代行業者や一度に買う量、商品の大きさなどで変わるので、正確な数字は仕入れてみないと分かりません。そこで私は、次のような式で、おおよその仕入れ値を見積もっていました。
- 仕入れ値の目安 = 商品の値段(元)× 為替レート + 1個あたりの諸費用(手数料・国際送料・関税など)
1個あたりの諸費用は、過去の仕入れの実績から決めます。私は、2020年ごろのアパレルの仕入れでは、1着700円と、少し高めに見積もっていました。ライバルとの値下げ合戦で、想定より安く売ることもあるので、諸費用は多めに見ておくと安心です。
為替レートにも注意が必要です。2026年10月5日時点で、ラクマートのサイトには「1元=24.42円〜」と表示されていました。私が中国輸入を始めたころ(1元=17円)と比べると、同じ商品でも円にすると4割ほど高くなっています。昔の計算のままだと、利益が出ないこともあるので、仕入れのたびに今のレートで計算しましょう。
この仕入れ値をもとに、Amazonの手数料やFBAの送料を引いて、利益が出る販売価格を決めます。
最初の何回かは、実際にかかった費用を記録しておきましょう。自分の商品に合った「1個あたりの諸費用」が分かると、次からの見積もりが正確になります。
代行業者とうまく付き合うコツ
いくつかの代行業者とやりとりしてきて分かったのは、中国の代行業者とは、日本の会社と同じ感覚でつきあうとうまくいかない、ということです。
やってほしいことは、はっきり伝える
私の経験では、中国の担当者は、頼んだことはきっちりやってくれますが、頼んでいないことは基本的にしてくれません。日本だと「これくらいは言わなくてもやってくれるだろう」という暗黙の了解がありますが、それは通用しないと考えましょう。どちらが良い悪いではなく、文化や考え方の違いです。
税関で荷物が止まったときの話
以前、注文した商品が1か月近くたってもAmazonの倉庫に届かないことがありました。代行業者に確認すると、インボイス(送り状)の金額と注文書の金額が合わず、税関で荷物が止められていたとのこと。代行業者が税関に説明の資料を出して、ようやく日本に届きました。
困ったのは、税関で止まった時点で遅れることは分かっていたのに、私には何の連絡もなかったことです。日本の会社なら「予定日に届かない可能性があります」くらいの連絡はありそうですよね。そこで、「問題が起きて遅れるときは、連絡をください」とお願いしたところ、次からはきちんと連絡してくれるようになりました。
こまめに連絡して、考えを共有する
私は、作業のたびにこまめに連絡するようにしています。
- 注文書を出したので、見積もりをお願いします
- 商品代金を振り込んだので、確認をお願いします
- 配送依頼書を出したので、発送の手続きをお願いします
- 問題が起きて遅れるときは、連絡をお願いします
やりすぎに思えるかもしれませんが、思いどおりに動いてもらうには、これくらい細かく伝えたほうが確実です。「このお客さんは細かいから、しっかり対応しよう」と思ってもらえれば、それで勝ちです。(笑)
中国輸入で気をつけたい日本のルール
中国から仕入れた商品を日本で売るときは、商品によって、法律で決められた手続きや表示が必要です。知らずに売ると、販売の停止や罰則の対象になることもあります。
| 商品 | 関係する法律 | 主なポイント |
| コンセントにさす電気製品、モバイルバッテリーなど | 電気用品安全法(PSE) | 輸入して売る事業者は、国への届け出、基準に合っているかの確認、PSEマークの表示などが必要 |
| 食品、食器、調理器具、乳幼児のおもちゃなど | 食品衛生法 | 販売のために輸入するときは、検疫所への「食品等輸入届出」が必要 |
| Bluetooth機器、ワイヤレスイヤホンなどの無線機器 | 電波法(技適) | 技適マークのない無線機器を日本で使うと、電波法違反になることがある |
| ブランドのコピー商品 | 商標法・意匠法など(関税法) | 偽物は輸入が禁止されている。海外の事業者から送られる場合は、個人で使う目的でも輸入できない |
(2026年10月時点・経済産業省、厚生労働省、総務省、税関の公式サイトで確認)
初めのうちは、こうした手続きが必要な商品は避けて、雑貨やアパレルなど、ルールの少ない商品から始めるのがおすすめです。Amazonでは、カテゴリによって出品に許可が必要なこともあるので、仕入れる前にセラーセントラルで確認しておきましょう。
関税と輸入消費税
海外から商品を輸入すると、関税と輸入消費税がかかります。税率は商品の種類によって違い、金額は運送会社や通関業者を通して払うのが一般的です。くわしくは、税関のサイトで確認してください。
なお、少額の輸入品の消費税の扱いは、2028年4月から見直されることが、2026年度の税制改正で決まっています。中国輸入を続けるなら、今後の情報もチェックしておきましょう。(2026年10月時点・財務省の公表資料で確認)
よくある質問
- 代行業者は、どこを選べばいいですか?
-
始めたばかりなら、月額料金がかからず、日本語で検索・注文できて、検品と日本への発送をまとめて頼めるところがおすすめです。私はラクマートを使っています。
- 有料プランにしたほうが得ですか?
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毎月の仕入れがおよそ56万〜60万円を超えるまでは、月額無料のプランで手数料を払ったほうが安くなります。
- 1個あたりの仕入れ値は、どう計算すればいいですか?
-
商品の値段(元)×為替レートに、手数料・国際送料・関税などの1個あたりの費用を足します。最初は多めに見積もりましょう。
- 中国から仕入れてはいけない商品はありますか?
-
偽物(コピー商品)は輸入が禁止されています。電気製品、食品に触れる物、無線機器などは、日本で売るための手続きが必要です。
まとめ
- 初心者は、月額料金がかからない代行業者(プラン)から始める
- 有料プランが得になるのは、毎月の仕入れがおよそ56万〜60万円を超えてから
- 仕入れ値は、商品代に手数料・国際送料・関税を足して計算する。為替レートにも注意
- 代行業者には、やってほしいことをはっきり、こまめに伝える
- PSE、食品衛生法、電波法など、日本で売るためのルールがある商品に注意する
代行業者に迷ったら、私も使っているラクマートから始めてみてください。会員登録と月額は無料です。



