コニシです。
先日、LINE読者の方からこんな質問をいただきました。

「パソコン転売に興味があるんですけど、実際のところどうなんですかね?」
話を聞いてみると、
- 「パソコン転売は儲からない」
- 「リスクが高い」
みたいなブログ記事を読んだとのこと。
で、私も実際にその記事を見せてもらったんですが…



いやいやいや、それ誰が書いてんの? 実際にやってなくない?
内容もズレてるし、正直、“コタツ記事”の典型だなと感じました。
ということで今回は、そのブログ記事で書かれていた「パソコン転売が稼げない理由」ひとつひとつに、私なりの視点でコメントしてみました。
「修理とか専門知識ないと無理でしょ?」…いや、全然そんなことないです
よくあるんですよ「パソコン転売=修理スキル必須」みたいな話。
でも、実際にやってる身から言わせてもらうと、それ、ちょっとズレてます。
私が扱ってるのは、
- 初期化済み
- OSインストール済み、
- 動作確認済みの中古パソコン
いわゆる“動くやつ”をそのまま仕入れて、最低限チェックして、販売してるだけなんです。



修理?分解?一切しません。
やってるのは、こんな感じの簡単な確認だけ↓
- 電源が入るか
- 画面が映るか
- Wi-Fiにつながるか
- 音が出るか
- カメラが動くか
- キーボードとタッチパッドが使えるか
ね?これって別に難しくないですよね。
慣れれば1台10分もかからない、コーヒー1杯分の時間で終わります。
もちろん、
「CPUの種類によって性能が違う」とか
「メモリが何GBならどんな作業が快適か」とか、
そういった基本的なスペックの知識は、最低限あったほうがいいです。
でも正直、それってめちゃくちゃハードルが高い話じゃないんですよね。
ググればすぐに出てくるし、最悪ChatGPTに聞けば一発で教えてくれます。
「Core i5とi7って何が違うの?」とか
「SSDとHDDどっちが速いの?」なんて、
今どき“秒で解決”です。
だから、必要なのは“知識”というより、“調べる気があるかどうか”だけ。
つまり、知識よりも“やり方”なんですよね。
でもメルカリ中心の販売なら、そんな専門知識なくても、ふつうに利益は出せます。
「仕入れが高い=リスクが高い」…たしかに。でもその先が大事なんです
たしかに、中古パソコンって仕入れ価格はちょっと高めです。
ワゴンセールで仕入れるような低単価のせどりと比べたら、金額のインパクトはあります。
でもだからって、「リスク高すぎて無理!」と決めつけるのはもったいない。
というのも、中古パソコンってめちゃくちゃ需要が安定してるんですよ。
学生さんや在宅ワーカー、主婦層まで、広い層が常に一定数買ってくれる。
しかも、さっきの話にも出ましたけど、私は基本的に「動作確認済み」だけを仕入れてるので、不良品で泣くことってほとんどないです。
で、仕入れ価格が高いってことは、裏を返せば
ってことでもあるわけで。
実際、1台あたりの利益はだいたい3,000円〜1万円くらい。
仮に平均で5,000円としたら、月に20台売るだけで利益は10万円です。
この“1台でドン”と利益が出る感覚、正直クセになります。
100円200円の薄利でチマチマ回すより、効率よく稼ぎたい人にはむしろ向いてるスタイルです。
「競争が激しいから稼げない」って…それ、どのジャンルでも同じでは?
こういう話、よく見かけます。でも正直、それ言い出したらキリがないですよね。
だって今どき、Amazonでもメルカリでも、“ライバル不在のブルーオーシャン”なんて、ほぼ存在しません。
どのジャンルでも、稼げる市場には人が集まります。競争があるのは当然なんです。
結局のところ、重要なのは「その中でどう戦うか」です。
仕入れの工夫、商品の見せ方、販売タイミング…やれることはいくらでもあるし、



実際、私自身は今でも普通にパソコン転売で利益を出し続けています。
つまり、「競争がある=もう稼げない」というのは、ちょっと早とちりかなと。
むしろ、ちゃんと考えて動ける人にとっては、まだまだ十分にチャンスがある分野です。
「新品パソコンは利益が出ない」…うん、それはその通りです
これに関しては、異論なしです。
新品パソコンって、基本的に仕入れ価格が高いし、利幅もかなり薄い。
ただ、これはあくまで“新品”の話。
私は最初からずっと“中古パソコン専門”なので、正直あんまり関係ない話なんですよね。
扱うジャンルが違えば、当然ながら戦い方も変わってきます。
新品は新品の難しさがあるし、中古には中古ならではの強みがある。



私は後者に全振りしてるだけの話です。
「保管状態が悪いと壊れる」って…そんなに寝かせませんから
そんな声もあるようですが、ちょっと話を盛りすぎじゃないですかね。
まず前提として、私のように個人で中古パソコンを扱っている場合、保管っていっても、せいぜい“家の中”です。(リビングの棚とか、クローゼットとか)



私はニトリで買った本棚に、縦置きにして保管しています。




別に湿気ムンムンの倉庫に積んでるわけじゃないです。
それに、そもそもそんなに長く持ってません。仕入れたらすぐに出品して、だいたい2週間以内、
長くても1か月以内には売れていきます。



ずっと寝かせるような在庫じゃないんですよ、中古パソコンって。
「保管が悪くて壊れるかも…」なんて心配、実際はほとんど無用です。
「クレームや返品が多くて危ない」って…それ、Amazonの話じゃない?
アカウント閉鎖のリスクが〜とか、返品トラブルが〜とか、よく言われますよね。
でも、正直に言うと…私はAmazonで販売してないので、そのあたりの話は関係ありません。
私はずっとメルカリをメインに販売していますが、ここ1年でクレームや返品はゼロ。



これまでトータルでも、片手で余裕で数えられる程度です。
中古パソコンって聞くと「壊れそう」と思われがちですが、実はけっこう丈夫にできてます。
要するに、「トラブル前提」で不安になるよりも、実際にやってみたら拍子抜けするくらい、平和だったりします。
「返品されたら修理代で赤字になる」…そんなケース、ほぼないです
前の話にもつながりますが、パソコン転売で返品が発生するケースって、本当にまれです。
私自身、過去に何百台と扱ってきましたが、「修理必須レベルの返品」が出たことは、ほとんどありません。



とはいえ、たま〜にあるんですよ。チェックミスで一部機能が不調なパソコンを仕入れてしまうことが。
ただ、これはパソコンが悪いワケではなく、完全なるヒューマンエラー。
でも、そんなときでも「完全なゴミになる」なんてことはなくて。
たとえば「カメラが使えません」とか「USBが1ポート死んでます」くらいなら、状態を正直に書いて出せば、それなりの値段では売れていきます。


結果的に利益は出なかったとしても、せいぜい“トントン”くらいで着地する。
つまり、全額吹っ飛ぶような赤字にはほぼなりません。



ミスゼロではないけれど、リスクをコントロールしやすいジャンルだなと感じています。
「1点モノだからリサーチが大変」…いや、実はパターン化できるんです
中古パソコンってたしかに“1点モノ”です。
でも、だからといって毎回ゼロから手探りでリサーチしてるかというと…そんなことはないんですよね。
というのも、売れやすいスペックやメーカーって、だいたい決まってます。
たとえば
- 「Core i5 第8世代以上」
- 「SSD搭載」
- 「メモリ8GB」
- 「NEC・富士通・Lenovoあたり」など、
“これを買えば間違いない”というラインがある程度見えてくるんです。
だから実際のリサーチも、「その条件に当てはまるかどうか」を見ていくだけ。



慣れれば1時間程度で、5〜10台は余裕で見つかります。
リサーチって、「見つからない前提」だとめちゃくちゃしんどいけど、「探せば見つかる」ってわかってるときは、むしろゲーム感覚でサクサク進みます。
要するに、“1点モノ”ではあるけど、“闇雲”ではない。
ちゃんと“狙いどころ”が分かっていれば、リサーチで疲弊することはありません。
まとめ|「パソコン転売は儲からない」はやってない人の、たたのコタツ記事です
ということで、
と言われがちなポイントについて、ひとつずつツッコミ入れてみました。
たしかに一理ある話もありましたが、実際にやっている立場から見ると、



「いや、そうじゃないんだよな〜」
と思うことが多かったです。
もちろん、世の中にはいろんな意見があって当然。
でも、明らかに実践していない“コタツ記事”に、自分の方法を否定されると…ちょっとモヤッとしますよね(笑)
「難しそう」「知識ないとムリそう」と自分で勝手にハードルを上げてしまうのは、もったいないです。
興味があるなら、まずは1台だけ試しに仕入れてみてください。
変に構えなくて大丈夫、



ちゃんと売れますから