副業くん仕事で使う物をメルカリで買ったんですけど、経費にしたいので領収書がほしいんです。メルカリって領収書もらえるんですか?
ふつうのお店なら一言で済む話ですが、メルカリは相手が個人なので迷いますよね。結論から言うと、メルカリには領収書を出すしくみがないので、代わりの記録を残すのが基本なんです。
この記事では、メルカリで領収書がほしいとき・頼まれたときの対応と、代わりに残せる記録をまとめました。
メルカリには、領収書を自動で発行する機能はありません。経費の記録には、購入時のメール、取引画面の画面保存、支払い方法の利用明細を残しておくのが現実的です。
出品者として領収書を頼まれたときも、無理に応じる必要はありません。
この記事の仕様は、2026年10月11日にメルカリの公式ヘルプと国税庁のタックスアンサーで確認しています。
メルカリで領収書はもらえる?
メルカリには、取引ごとに領収書を発行する機能がありません。公式ヘルプを探しても、ふつうの取引で領収書を出す方法の案内は見当たらないんです。
お店が出品しているメルカリShopsについては、公式ヘルプにはっきり書かれています。Shopsにも領収書や適格請求書(インボイス)の発行機能はなく、購入時に届くメールや、支払い方法ごとの利用明細で代わりにしてほしい、という案内です。
| どこで買った? | 領収書はもらえる? |
| メルカリ(個人の出品者) | 発行機能はない。公式の案内はないが、取引メッセージで頼むことはできる。断られることもある |
| メルカリShops(ショップ) | 発行機能はない。どうしても必要ならショップに相談(応じられない場合もある) |
インボイス(適格請求書)がほしいときも、Shopsならショップへ直接相談するよう案内されています。個人の出品者からの仕入れで消費税の扱いが気になる課税事業者の人は、税理士に確認するのが確実です。
領収書の代わりに残しておきたい記録
領収書がもらえないときは、「いつ・何を・いくらで買ったか」が分かる記録を残しておきましょう。Shopsの公式ヘルプでも、購入時のメールや利用明細で代わりにするよう案内されています。
- 購入したときに届くメールやお知らせ(届いている場合)
- 取引画面の画面保存(商品名・金額・取引日が写るように)
- 支払い方法の利用明細(クレジットカードやメルペイの履歴)
- 商品ページの画面保存(何を買ったか分かるように)
メルペイで払った分は、アプリの「おさいふ」から履歴を見られます。クレジットは「〇月の請求」の「内訳を見る」、メルペイ残高は「残高」の「残高履歴」です。
ポイントは「ポイント」の「履歴と有効期限」で見られます。月ごとにまとめて見たいときは、「おさいふ」の「最近の利用」から「毎月のご利用状況」を開くと便利です。
取引画面や商品ページの保存は、公式の案内ではなく、この記事のおすすめです。
ちなみに、メルペイの紙の利用明細は発行されていません。必要なら画面を保存したり、印刷したりしておくのがおすすめです。あとでまとめてやろうとすると、だいたい忘れるんですよね(笑)
メルカリで買った物は経費にできる?
仕事のために買った物なら、領収書がもらえなくても、取引の記録は残しておくのがおすすめです。何のために、いつ、いくらで買ったかを後から説明できるようにしておくのが大事なんです。
ただし、経費として認められるかは、買った物の使い道や帳簿のつけ方しだいです。迷うときは、税務署や税理士に確認しましょう。せどりや副業の経費の考え方は、こちらでまとめています。





記録は「買った日にその場で保存」がいちばんラクです。確定申告の前にまとめて探すと、取引画面がどれだったか分からなくなって泣きを見ますよ。
出品者として領収書を頼まれたら?
個人の出品者が領収書を頼まれても、応じるかどうかは自分で決めてかまいません。メルカリに発行の機能がないので、出すなら自分で作ることになります。
領収書の渡し方について、メルカリの公式ヘルプに案内はありません。出す場合に気をつけたいのが、個人情報です。手書きやPDFの領収書には、ふつう発行者の名前を書きますよね。匿名配送で取引していても、領収書を出すと名前が相手に伝わってしまいます。
メールやSNSで送るのはNG
領収書を送るために、SNSのIDや電話番号など外部の連絡手段を取引メッセージで伝えるのは、外部へ誘導する行為として禁止されています。QRコードの画像も同じ扱いです。



私も出品者として、何回か領収書を頼まれたことがあります。多くはないですが、そのときは「出せません、ごめんなさい」とお返事しています。
断るときは、「申し訳ありませんが、領収書の発行は行っておりません。購入時のメールや取引画面の保存でご対応いただけますと幸いです」のように、代わりの方法をそえると角が立ちにくいですよ。
手書きの領収書に収入印紙はいる?
国税庁のタックスアンサーによると、営業に関しない領収書には、印紙税がかかりません。ここでいう営業は、おおむね利益を目的に同じ取引をくり返し続けることです。
| 領収書の金額(売上代金の場合) | 印紙税 |
| 5万円未満 | かからない |
| 5万円以上100万円以下 | 200円 |
| 100万円を超え200万円以下 | 400円 |
上の表は、営業に関する領収書の場合の金額です。営業に関しない領収書なら、金額にかかわらずかかりません。
国税庁は「商人以外の個人の行為は営業に当たらない」としています。せどりのように仕入れて売るのをくり返している人が当たるかどうかは、実態で判断されるので、税務署で確かめておくのが安心なんですよね。
メルカリの領収書のよくある質問
最後に、よくある疑問に答えておきますね。領収書の代わりに、記録をその場で残すが基本です。
- メルカリで領収書を発行する方法はありますか?
-
メルカリには発行の機能はありません。必要なら出品者に頼むことはできますが、断られることもあります。
- 取引画面のスクショは領収書の代わりになりますか?
-
公式に「領収書の代わりになる」とは書かれていません。ただ、商品名・金額・取引日が分かる記録として、購入時のメールや利用明細といっしょに残しておくと役に立ちます。
- メルカリShopsでインボイスはもらえますか?
-
Shopsにはインボイスの発行機能はありません。必要なときは、ショップに直接相談するよう公式ヘルプで案内されています。
- 領収書を頼まれたら、出品者は出さないといけませんか?
-
メルカリに発行の機能はないので、出すかどうかは出品者の判断です。出すなら名前が相手に伝わること、外部の連絡先を伝えるのは禁止されていることに注意しましょう。
まとめ
メルカリの領収書は、「もらえない前提で、記録を残す」と考えておくのがいちばんラクです。買った日にその場で保存しておけば、あとで困ることはほとんどないんですよね。
- メルカリにもメルカリShopsにも、領収書の発行機能はない
- 代わりに、購入時のメール・取引画面・利用明細を残す
- メルペイの履歴はアプリの「おさいふ」から見られる(紙の明細はない)
- 出品者は領収書を頼まれても、応じるかは自分で決めてよい
- 外部の連絡先を伝えるのは禁止。名前が伝わる点にも注意
メルカリの手数料の一覧は、こちらにまとめています。














