ラクマは楽天が運営するフリマアプリですが、販売している商品がなかなか売れずに困っている人もいるでしょう。
値下げ通知をすることで購入者の興味を引くことができ、購入してもらいやすくなります。
値下げ通知の仕組みや初心者が失敗しないタイミングについて解説するので、参考にしてください。
ラクマで値下げをするとどうなる?
商品がなかなか売れないと、値下げをしてでも売りたい人もいるでしょう。
ラクマで値下げをするとどうなるのか、機能について解説します。
「いいね」したユーザーに値下げ通知がいく
ラクマでは「いいね」をしてくれているユーザーにのみ値下げ通知がいきます。
「いいね」をしている人は商品に興味を持っている人なので、通知がいくと売れやすくなるでしょう。
値下げをすると自動でプッシュ通知がいくので、興味がある人にすぐ気づいてもらえます。
検索結果の上部に新着表示される
商品を出品した後は、時間が経つにつれて検索結果の下部に埋もれていくので、見つけにくくなってしまいます。
値下げをすると上部に新着表示してくれるので、見つけてもらいやすくなるのがメリットです。
埋もれてしまってなかなか売れない場合には、対処法として値下げで上位表示させるのもよいでしょう。
ラクマで値下げするベストなタイミングは?
値下げをしても、すぐに商品が売れるわけではありません。購入をしてくれそうなタイミングを見計らって値下げする必要があります。
ベストなタイミングについて紹介するので参考にしてください。
出品から数日経っても反応がない
出品してから数日経っても「いいね」やコメントがない場合には、値下げをしましょう。
興味を持たれない理由の一つに価格が高すぎることが考えられます。値下げをすることで興味を持つ人も増えるでしょう。
上位表示されることで再度消費者の目にとまり、興味を持ってもらいやすくなります。
「いいね」されても売れない
「いいね」されても売れない場合は、ほかの商品と比較していたり購入を踏みとどまっていたりすることが考えられます。
通知を送ることで、商品を再アピールできるでしょう。
購入を踏みとどまっている人は、値引きしただけでも反応してくれる可能性があるので、様子を見ながら通知を送りましょう。
季節モノでシーズンオフが近い
季節モノはタイミングを逃すと売れなくなり、在庫として残ってしまいます。
長期間売れずに不良在庫になると損失が生じるため、値下げをしてでも売り切りましょう。
来シーズンに売れる可能性のある商品は、値下げして売らずに残しておくとよいでしょう。
ラクマで売れやすい値段の決め方とは?
せどりや転売で大切な利益率だけを重視していても、商品はなかなか売れません。相場調査など、ほかの商品の金額を把握しておくことも必要です。
売れやすい値段の決め方やコツについて紹介します。
商品の相場を調べる
商品の相場を調べるときは、ラクマやメルカリ、ヤフオクなどさまざまなフリマアプリで調べましょう。
現在出品中と販売終了後の商品の2つをリサーチします。
現在出品中だけだと高すぎて売れていないことが考えられ、同じ金額で出品しても売れないことも少なくありません。
「新品・未使用」もしくは「傷・汚れあり」のリサーチも大切です。商品の状態によって金額も変わるので、商品情報を確認しておきましょう。
送料や配送方法を確認する
出品している商品や販売終了した商品に送料が含まれているのか、配送方法は何を利用しているのかも確認しましょう。
ラクマでは、送料を出品者負担と購入者負担の2種類から選択できますが、出品者負担の方が商品を売りやすい傾向にあります。
また、配送方法も少しでも安いものにすることで販売価格を下げられます。
売り切る期間を検討する
シーズンモノはタイミングを逃すと売れにくくなります。期間内で売り切りたい場合には、値下げをするのがおすすめです。
急いで売らなくても問題ない商品は、相場よりも高く設定しておきましょう。現在販売中の商品がなくなれば、相場より高くても売れる可能性があります。
商品に応じて販売期間を決めておき、値段設定を行いましょう。
ラクマで売れないときにチェックしたいポイント
商品の値下げをしているにもかかわらず、なかなか売れないこともあるでしょう。その場合には金額以外の問題が考えられます。
売れないときにチェックしたいポイントを紹介するので、確認してください。
写真をきれいに撮っているか
写真は商品イメージをよくするために最も重要です。ほかの商品よりもきれいに撮れていれば、それだけでも目にとまります。
商品の状態を分かりやすくするために、いろいろな角度から複数枚撮影しましょう。傷がある場合でも隠さず写すことでトラブルを回避できます。
タイトル・商品説明は分かりやすいか
タイトルや商品説明ページは分かりやすく正確に書きましょう。メーカーや商品状態なども含まれていると購入されやすくなります。
また、【セール】などをタイトルに含めると目につきやすくなるため効果的です。
商品説明ではメーカーや商品名、色、サイズ、素材、魅力など詳細を書きましょう。
加えて、検索した際に商品が表示されるようキーワードもタイトルや商品説明に含めることが大切です。
プロフィールは充実しているか
プロフィールは購入者に安心感を与えるためにも充実しているかが大切です。
フリマアプリは個人間で取引をします。全く書いていない人だと、怪しい商品を販売しているのではないかと疑われるので注意が必要です。
また、過剰な購入ルールを記載するのは控えてください。ルールが多かったり、難しかったりすると購入を面倒がられてしまう原因となります。
出品の時間帯はどうか
商品の検索結果は、出品した順番に表示される仕組みです。
時間帯が悪いと後から出品した人が上位表示され、どんどん埋もれてしまいます。商品を見つけてもらえず、売れにくくなるでしょう。
販売する商品に応じて、出品の時間帯を工夫してみるのがおすすめです。
商品の特徴やターゲットは誰なのかも考えて出品しましょう。
評価は低くないか
出品者の評価も購入する際の判断材料にされています。評価が低いと過去にトラブルを起こしているのでないかと疑われる可能性もあるでしょう。
売れ筋商品であれば数多く売れるので、購入者からの評価も集めやすくなります。
評価は購入基準にもなっているため、低評価が付かないよう日々の対応を丁寧に行いましょう。
コメントにスピーディーに対応しているか
もらったコメントに対して、スピーディーに対応できているか確認しましょう。
返信が遅くなっている場合には早く対応するのはもちろんのことですが、遅くなったお詫びを添えることも大切です。一言添えるだけでお客様からの印象が変わります。
コメントを無視していると不信感を持たれるので、必ず返信することが重要です。
まとめ
ラクマでは100円以上の割引をすると「いいね」をしている人にプッシュ通知がいきます。
興味を持っている人に届くので、購入してもらう機会が増えるでしょう。また上位表示もできるため、検索している人に見つけてもらいやすくなります。
ぜひ、値下げ通知を活用して、売上向上を目指しましょう。