副業くん出品規制を請求書で解除したいんですけど、どこで買えば通るんですか?ネットの問屋はダメって聞いたこともあって…。
請求書で解除しようとすると、まずここで迷いますよね。私もいろんなお店で試して、通ったり通らなかったりをくり返してきました。
このページでは、私が実際に試して出品規制を解除できたショップ7選と、請求書・領収書のもらい方をまとめます。人から聞いた話ではなく、自分で試した結果だけです。
前半は「どのショップで、どのブランドが解除できたか」、後半は「スーパーデリバリー・ヨドバシ・楽天など、買う場所ごとの通りやすさ」です。知りたいほうから読んでくださいね。
解除できたショップは、カネイシ・中央物産・ハリマ共和物産(3社ともNETSEA内)、カワダオンライン、カインズ、サウンドハウス、カメラのキタムラの7つです。
買う場所で見ると、いちばん通りやすかったのはスーパーデリバリーとNETSEAの請求書・納品書、ヨドバシ・ドット・コムの領収書でした。
どのお店でも大事なのは、Amazonに登録している名前(ストア名)・住所・電話番号と、請求書や領収書の内容をそろえることです。
解除したい商品が高いときは、同じブランドの安い商品を10点買って申請すればOK。ブランド単位で制限がかかっているので、別の商品の請求書でも解除できます。
ここに書いているのは、私が試してうまくいった(またはいかなかった)実例です。同じお店・同じ商品でも、時期やアカウントによって通ったり通らなかったりします。
許可を出すかどうかを決めるのはAmazonなので、必ず通ることを約束するものではありません。
出品規制の解除に使えるショップ7選(ブランド別)
まずは、私が2023年以降に出品規制を解除できたショップです。おそらく今も使えると思うんですが、通るかどうかは最終的にAmazon次第なんですよね。
上の3つは、NETSEA(事業者向けの仕入れサイト)に出店している会社です。NETSEAの中で店名を検索すると出てきます。
申請するときは、安い商品を10点仕入れて、発行された請求書を出すのが基本です。
| ショップ | 買う場所 | 解除できたブランド・カテゴリー | やったこと |
|---|---|---|---|
| カネイシ | NETSEA内のお店 | 食品、局所用製品 | 安い商品を10点仕入れて、請求書を提出 |
| 中央物産 | NETSEA内のお店 | 食品 | 安い商品を10点仕入れて、請求書を提出 |
| ハリマ共和物産 | NETSEA内のお店 | パナソニック | 安い商品を10点仕入れて、請求書を提出 |
| カワダオンライン | 自社の通販サイト | LEGO、任天堂、タカラトミー、セガトイズ、幼児用玩具、学習玩具、ラジコン | 安い商品を10点仕入れて、サイトから「納品書 兼 請求明細書」をダウンロードして提出 |
| カインズオンライン | 自社の通販サイト | 食品、局所用製品、パナソニック | 登録時の住所の最後に屋号を入れ、支払いを後払いに。届いた請求書(ハガキ)を払ってから写真を撮って提出 |
| サウンドハウス | 自社の通販サイト | ソニー、パナソニック | 安い商品を10点仕入れて、注文履歴からPDFをダウンロードして提出 |
| カメラのキタムラ | 実店舗 | キヤノン | 実店舗でレンズキャップを10個仕入れて、発行してもらった請求書を提出(オンラインストアは未確認) |
ショップのサイトは、店名で検索すると出てきます。上にないブランドでも、NETSEAやスーパーデリバリーで検索すると、扱っている会社が見つかることがあります。
「どのお店で買うと通りやすいか」は、このあと買う場所ごとにまとめています。
いちばん大事なのは「Amazonの登録情報と書類をそろえる」こと
いろいろ試してたどり着いた結論から書きます。お店選びより、実はこっちのほうが大事なんですよ。
通りやすさを分けるのは、Amazonに登録している情報と、請求書・領収書に書かれた情報が一致しているかどうかです。
- 宛名:Amazonに登録しているストア名(屋号・法人名)
- 住所:Amazonの特定商取引法の表示に出している住所
- 電話番号:Amazonに登録している電話番号
- 仕入れ先:販売者の名前と住所が書類に入っていること
たとえば楽天では、発送先の住所と電話番号をAmazonに登録しているものと同じにして、領収書の宛名をストア名にしたら、驚くほど早く通るようになりました。
逆に、Amazonに登録した住所と、書類の住所が違うと通りにくくなります。私も、書類のほうに法人の住所が入っていて、通らなかったことがあります。
宛名が空欄の領収書に、自分で宛名を書き込むのはやめましょう。書類の偽造になってしまいます。宛名を指定できるお店で、正しく発行してもらうのが鉄則です。
買う場所・書類の種類で、通りやすさはこう違う(私の体験)
ここからは、上の7選とは見方を変えて、「どこで買って、どんな書類を出したか」で比べます。買う場所によって、通りやすさにはっきり差があったんですよ。
さっきの7選のうち3社はNETSEAのお店なので、下の表の「NETSEA」にふくまれます。
いちばん安定していたのは、スーパーデリバリーとNETSEAの請求書・納品書です。これまで一度も解除に失敗したことがありません。
| 買う場所 | 出した書類 | 結果 |
|---|---|---|
| スーパーデリバリー(BtoB) | 請求書・納品書 | ほぼ100%通った。早ければ数十分 |
| NETSEA(BtoB) | 請求書・納品書 | ほぼ100%通った。早ければ数十分 |
| ヨドバシ・ドット・コム | 領収書(宛名をストア名に) | スーパーデリバリー並みに通りやすく、審査も早い |
| 直販サイト(メーカーの直営店) | 届いた紙の領収書をスキャンしてPDFに | 2回試して2回とも数十分で通った |
| 実店舗の卸問屋(タジマヤ) | 紙の領収書をスキャンしてPDFに | 2回試して2回とも一発で通った |
| 楽天市場 | 領収書(宛名をストア名に) | そのままだと時間がかかる。情報をそろえると早い |
| Amazonで買った商品 | 適格請求書 | 信頼度は高い。点数が多く求められることがある |
| NETde卸 | 領収書 | 通らなかった(住所の不一致が原因かもしれない) |
| Yahoo!ショッピング | 領収書 | 宛名が空欄になるため、試していない |
スーパーデリバリー・NETSEA
事業者向けの仕入れサイト(BtoB)であるスーパーデリバリーとNETSEAの請求書・納品書は、いちばん確実でした。数か月続けて、今のところほぼ100%解除できています。
早いと数十分で通ります。おそらくAmazon側で「信頼できる取引先」として扱われているんだと思います。ただ、ブランドによっては数日かかったものもあります。
スーパーデリバリーを使うには審査があります。通り方はこちらにまとめています。


ヨドバシ・ドット・コム
やってみて分かったのが、ヨドバシ・ドット・コムの領収書の強さです。スーパーデリバリーやNETSEAと同じか、それ以上に信頼されている印象でした。
領収書はサイトからダウンロードでき、そのとき宛名をAmazonに登録しているストア名にできます。審査も早かったので、同じブランドの安い商品がヨドバシにあれば、ここで買うのもありです。
直販サイト・実店舗の卸問屋
メーカーの直営のネットショップで買って、荷物に入っていた紙の領収書をスキャンしてPDFにしたものも、数十分で通りました。2回試して2回とも通っています。
実店舗の卸問屋(私はタジマヤを使いました)の紙の領収書も、スキャンしてPDFにして出したら一発で解除できました。こちらも2回とも通っています。
楽天市場
楽天は、そのままだと一発ではまず通りません。小売店から買ったものは、厳しめに審査されているのだと思います。
ただ、さっき書いたように、発送先の住所・電話番号をAmazonの登録と同じにして、領収書の宛名をストア名にすると、スーパーデリバリー並みに早く通るようになりました。
それでも通らないときは、注文の詳細画面のスクリーンショット、商品10点の写真、JANコードとブランド名が分かる写真などを、追加で出していくと通ることがありました。時間はかかるので、覚悟して臨みましょう。
Amazonで買った商品
Amazonで買った商品の適格請求書は、信頼度がかなり高いようです。ただ、Amazonでの購入の場合は、求められる点数が50点・100点と多くなることがあります。
私は、同じ商品を20個ずつ3回買っていた履歴があり、適格請求書を3枚まとめて出したら、合計50点以上として数時間で解除できました。日付が違っても、合計で点数を満たしていれば複数枚でいけるようです。
解除したい商品が高いときは、同じブランドの安い商品で
請求書で解除するとき、ネックになるのが仕入れのお金ですよね。10点も買うと、高い商品だとけっこうな金額になります。
ここで使えるのが、同じブランドの、いちばん安い商品を10点買って申請する方法です。
出品規制はブランド全体にかかっていることが多いので、解除したい商品とは別の商品の請求書でも、同じブランドなら解除できます。解除したい商品がBtoBのサイトで売っていなくても、同じブランドの別の商品があればOKです。
NETSEAで探すときの流れ








- 株式会社・有限会社であること(個人事業主のお店は避けたほうが無難)
- 資本金が大きめであること(私が使った会社は5,000万円以上)
- ネット販売専門の卸ではなく、実際の卸の取引がある会社
- 1つ1,000円以内くらいの安い商品があること
買った商品はどうする?
申請のために仕入れた商品は、そのまま出品して売ってOKです。Amazon本体が売っていることが多いので、それより少し安く出してもいいと思います。
目的は出品規制の解除なので、消耗品として帳簿につける考え方もあります。このあたりの扱いは、税理士さんに確認してください。
申請を進めるときの注意点
最後に、申請を進めるときに気をつけたいことです。ここを外すと、通るものも通らなくなるんですよね。
いちばん大事なのは、通らなくても新しく申請し直さず、同じケースに返信して書類を足していくことです。
- 通らなかったら、同じケースに返信する形で書類を追加する(何度も新しく申請し直すと、すぐ却下されやすい)
- 却下のメールに書かれている内容をよく読んで、求められている書類を出す
- 審査は数十分で終わることもあれば、数日かかることもある
- ブランドによっては、10点ではなく50点・100点を求められることがある
- 実際に買った商品の、正しく発行された書類だけを出す
50点・100点を求められたら
人気のコスメブランドなどでは、10点ではなく100点分の請求書を求められたことがあります。おそらく偽物が出回っているブランドなのだと思います。
その場合も、スーパーデリバリーで100点仕入れれば通せました。ただ、安い商品がないと金額がかなり大きくなるので、本当にそのブランドを扱うべきか、よく考えてからにしましょう。
ネット問屋の請求書でも大丈夫?
以前は「ネットショップをしている卸問屋の請求書は無効」というルールがありました。でも少なくとも2022年9月以降は、ネット系の問屋の請求書で何度も解除できています。
Amazonから仕入れ先に確認の電話がいく?
Amazonが請求書の発行元に確認することがある、とはされています。ただ、私が使ったお店から「Amazonから電話が来た」と言われたことは一度もありません。あまり気にしすぎなくて大丈夫です。
どうしても通らないときは地元の問屋も
ネットのお店でどうしても通らないときは、地元の問屋を使うのもありです。Googleで「地名 卸問屋」と検索して、見つかった問屋で仕入れて請求書を出してもらいます。
私が住んでいる北海道でも、おもちゃや駄菓子の問屋が見つかりました。出品規制の解除だけでなく、思わぬ仕入れ先が見つかることもありますよ。
出品規制の解除の書類でよくある質問
請求書・領収書について、よく聞かれることをまとめておきますね。
- 請求書と領収書、どちらを出せばいいですか?
-
どちらでも通ったことがあります。大事なのは書類の種類より、Amazonの登録情報と、書類の宛名・住所がそろっていることです。
- Yahoo!ショッピングの領収書は使えますか?
-
私は試していません。宛名が空欄で出てくるためです。自分で宛名を書き込むと偽造になってしまうので、宛名を指定できるお店を選ぶのがおすすめです。
- 解除したい商品そのものを買わないといけませんか?
-
同じブランドの商品なら、別の商品の請求書でも解除できました。ブランド全体に制限がかかっていることが多いからです。
- 請求書なしで解除する方法はありますか?
-
販売実績が認められると、ワンクリックで解除できることがあります。くわしくはこちらの記事にまとめています。


タジマヤの卸サイト(タジマヤ卸ネット)の登録や最低注文金額は、こちらにまとめています。


まとめ
- 解除できたショップ7選:カネイシ・中央物産・ハリマ共和物産(NETSEA)、カワダ、カインズ、サウンドハウス、キタムラ
- 買う場所で見ると、スーパーデリバリー・NETSEAの請求書と、ヨドバシ・ドット・コムの領収書が通りやすい
- Amazonの登録情報(ストア名・住所・電話番号)と書類の内容をそろえる
- 解除したい商品が高ければ、同じブランドの安い商品を10点で
- 楽天は時間がかかるが、宛名と住所をそろえると早い
- 通らなければ、同じケースに返信して書類を足す
- 宛名を自分で書き込むなど、書類に手を加えるのは絶対NG
出品規制の解除って、正直ちょっとしたゲームの攻略みたいなところがあるんですよね。でも、正しい書類で、情報をそろえて、あきらめずに出し続ければ、かなりの確率で通せます。
出品制限のしくみや、解除の手順そのものはこちらにまとめています。




この記事の内容は、2023年〜2026年に私が実際に申請した結果です。Amazonの審査の基準は公開されておらず、変わることがあります。












