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Amazonの出品制限(出品規制)とは?解除方法4つと確認方法、請求書の条件まで画像で解説【2026年版】

Amazon出品制限(出品規制)の解除方法(確認方法と請求書の条件まで)
副業くん

せっかくAmazonのアカウントを作ったのに、出品できない商品ばっかりなんです…。「出品許可を申請」って、どうすれば外れるんですか?

分かります。Amazonせどりを始めると、誰もが一度はぶつかる壁なんですよね。私も最初は「なんでこれも出せないの!?」の連続でした。

この記事では、Amazonの出品制限(出品規制)のしくみ、仕入れる前の確認方法、制限を解除する4つの方法をまとめます。2026年10月にAmazon公式のヘルプで確かめた今のルールも入れています。

この記事の結論

出品制限(出品規制)は、Amazonの許可がないと出品できない商品やブランドのこと。どこに制限があるかはアカウントごとに違います。

仕入れる前に、セラーセントラルの商品登録かAmazon Sellerアプリで、必ず出せるかを確かめましょう。

解除の方法は、申請ボタンを押してみる・動画とテスト・販売実績・請求書などの書類の提出、の4つ。いちばん確実なのは、180日以内の仕入れの請求書を出す方法です。

ブックマークして、出品制限で困ったときのマニュアルとして使ってください。

この記事を書いた人/サイト管理者
コニシ

【コニシ】
物販プレイヤー兼ブロガー

中古パソコン転売で2,000台以上を販売。せどり・ネット物販歴11年、法人7期目。北海道在住、1児の父です。会社員の副業でせどりを始めた経験から、サラリーマンのためのせどり情報を書いています。

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Amazonの出品制限(出品規制)とは?

まずは基本から。ここを知っておくと、この先の話がぐっと分かりやすくなりますよ。

出品制限とは、特定の商品・ブランド・カテゴリーを、Amazonの許可なしでは出品できないルールのことです。

せどりで仕入れた商品を出品しようとすると、「出品許可が必要です」と表示されて出せないことがあります。これが出品制限です。

セラーセントラルで「出品許可が必要です」と表示された画面
「出品許可が必要です」と出たら、出品制限がかかっている

人によって「出品制限」「出品規制」と言い方が違いますが、どちらも同じ意味です。Amazonのヘルプでは「出品許可が必要なカテゴリーと商品」と呼ばれています。

なぜ出品制限があるの?

Amazon公式のヘルプでは、出品許可が必要な理由を「Amazonのストアで販売される商品が安全かつ正規品であり、規制を満たしていることを証明するため」としています。

以前、Amazonにはゲーム機や高額な家電の偽物・コピー品が大量に出品されて、かなり荒れた時期がありました。偽物だらけのお店では、誰も安心して買い物できませんよね。

流通経路が分からない商品は、保管状態や賞味期限も分かりません。トラブルが起きてもメーカーが対応できないので、Amazonは許可制にして品質を守っているわけです。

どこに制限があるかは公表されていない

ここは特に知っておいてほしいところです。どのブランド・メーカーに制限がかかっているか、Amazonはすべてを公開していません。

以前テクニカルサポートに問い合わせたときも、「制限がかかっている全ブランド名は公開していない。今後も増える可能性があり、商品登録のときに表示されるので、出品者のほうで確認してほしい」という回答でした。

新しいアカウントの登録ページにも、出品制限についての説明はほんの少ししかありません。

Amazonの出品者登録ページにある、出品の条件についての短い説明
登録ページの説明はこれだけ

制限はアカウントごとに違う

同じ商品でも、Aさんのアカウントでは出品できて、Bさんのアカウントでは出品できない、ということがよくあります。出品の実績や、過去に申請が通ったかどうかで変わるからです。

出品のルールが厳しくなったのは2017年ごろからで、それ以前は、ドラッグストアのレシートを出すだけで許可がもらえるような、ゆるい時代もありました。今から作るアカウントは、最初からたくさんの制限がかかっていると思っておきましょう。

中古品にも制限がかかることがある

「中古品なら制限はほとんどない」と書いているサイトもありますが、実際は中古にも制限がかかっている商品はたくさんあります。

たとえばニンテンドースイッチは、新品・中古・コレクター商品のすべてのコンディションで制限がかかっていることがあります。

ニンテンドースイッチで新品・中古・コレクター商品すべてに出品制限がかかっている画面
中古でも制限がかかっている例

申請すらできない商品もある

ほとんどの制限は、申請して許可をもらえば出品できます。ただし中には、申請自体を受け付けていない商品もあります。商品登録の画面で「非対応」と出る商品は、出品できません。

代表的なのがCDです。新しく作ったアカウントでは、CDを出品するのはかなり難しいのが現状です。

CDで出品許可の申請ができない画面
CDは申請自体ができないことが多い

CDの扱いについては、こちらの記事でくわしく書いています。

出品制限がかかっている商品・カテゴリー

制限がかかっている商品は本当に多くて、全部覚えるのはまず無理です。(笑) ただ、傾向はあります。

Amazon公式のヘルプによると、制限はASIN(その商品だけ)・ブランド・特定カテゴリーのブランド・カテゴリー・サブカテゴリーの5種類のかかり方があります。

出品制限がかかりやすいもの
  • 食品・飲料、化粧品、医薬部外品、医療機器
  • 電気製品やバッテリー(PSE)、電波を出す製品(技適)
  • 乳幼児・子ども用品、おもちゃ
  • 家電・カメラのメーカー(ソニー、パナソニック、キヤノンなど)
  • 人気のおもちゃ・ホビー(レゴ、トミカ、任天堂など)
  • アパレル・ファッションのブランド
  • CD・DVD・レコード

カテゴリー・メーカー・ブランドごとのくわしい一覧は、別の記事にまとめています。仕入れる前のチェックに使ってください。

Amazonが公式に挙げている制限対象

Amazonの出品者向けの公式ページでも、制限の対象になる分野が挙げられています。せどりでよく扱う食品や化粧品、家電も入っているんですよね。

分野制限対象(sell.amazon.co.jp より)
食品・飲み物食品・飲料、酒類、栄養補助食品
健康・美容医薬部外品・化粧品、医薬品、医療機器
家電・機械電化製品・電子機器、レーザーポインター、リサイクル家電、Amazonデバイス関連
暮らし・趣味自動車用品、植物・種子、動物・動物由来製品、化学物質・農薬・肥料
その他通貨・硬貨、武器・模造武器、アダルト、タバコ関連、リコール対象商品、盗品・ロックピッキング装置

出品が禁止されている商品もある

出品制限とは別に、そもそも出品が禁止されている商品もあります。申請しても許可は出ないので、仕入れないようにしましょう。

出品が禁止されている主な商品
  • 違法な商品や、違法の可能性がある商品
  • リコールの対象になっている商品
  • アダルト系の商品の一部、18歳未満の画像を含むメディア
  • オンラインゲームのゲーム内通貨・アイテム
  • Amazon.co.jp限定のテレビゲーム・PCソフトなど
  • Amazonが許可していないサプリメント・化粧品の成分を含むもの
  • 医療機器・医薬品・化粧品の小分け品、海外の医療機器・医薬品
  • 盗品、ピッキングツール、銃器・弾薬

ふつうにせどりをしていれば扱うことはほとんどないと思いますが、気になる人はセラーセントラルの「制限対象商品」のページで最新の内容を見ておきましょう。

ジャンルごとの解除のポイント

制限のかかり方や解除のしかたは、ジャンルによってクセがあります。よく相談されるものを、くわしい記事といっしょにまとめておきますね。

ジャンル解除のポイントくわしい記事
局所用製品(シャンプー・化粧品など肌や髪につくもの)卸の請求書で解除できる例が多い。1商品通ると同じカテゴリーのほかの商品も出せることがある局所用製品の解除
CD権利者などしか出品できず、申請自体を受け付けていないことが多い。仕入れないのが無難CDの出品制限
組み合わせおもちゃ(おもちゃセット・おまけ付き菓子など)安全検査の資料などが必要で、せどりでの解除はハードルが高い組み合わせおもちゃ
窒息の警告が必要な商品(ビニール袋で納品する商品)出品制限ではなく納品のルール。袋に警告マークを貼れば納品できる窒息の警告マーク

出品停止・真贋調査とは別もの

よく混同されるのが「出品停止」や「真贋調査」です。出品制限は「出品する前に許可がいる」というルールで、ペナルティではありません。

名前どんな状態?やること
出品制限(出品規制)出品する前に許可が必要申請して許可をもらう
出品停止すでに出している商品が止められる理由を確かめて改善を出す
真贋調査本物かどうかを調べられる請求書や改善計画を出す

真贋調査の対処は、こちらの記事にまとめています。

出品制限がかかっているかの確認方法

ここが一番大事なところです。出品制限で失敗する人のほとんどは、確認しないで仕入れてしまうんですよね。

確認の方法は、パソコンならセラーセントラルの商品登録、スマホならAmazon Sellerアプリの2つです。

出品制限の確認方法は、セラーセントラルとAmazon Sellerアプリの2つ
確認の方法は2つ

パソコン:セラーセントラルの商品登録で確認する

自宅でパソコンを使う電脳せどりなら、この方法がいちばん確実です。

STEP
「カタログ」→「商品登録」を開く
セラーセントラルのメニューから「カタログ」→「商品登録」を選ぶ画面
左上のメニューから「商品登録」へ
STEP
商品名・JANコード・ASINで検索する
商品登録の検索窓に商品名やJANコードを入れる画面
調べたい商品を検索
STEP
コンディションを選んで表示を見る
コンディションを選ぶと「この商品を出品する」と表示される画面
「この商品を出品する」なら出品できる

「この商品を出品する」と出れば、出品制限はかかっていません。仕入れてOKです。

STEP
「出品許可を申請」と出たら制限あり
「出品許可を申請」と表示される画面
「出品許可を申請」なら制限がかかっている

「出品許可を申請」と出たら、許可がないと出品できません。間違って仕入れないように注意しましょう。

表示意味(Amazon公式ヘルプより)
この商品を出品する出品許可は必要ない。そのまま出せる
出品許可を申請出品許可が必要。申請して通れば出せる
非対応その商品は出品できない

スマホ:Amazon Sellerアプリで確認する

店舗せどりで、お店の中でいちいちセラーセントラルを開くのは大変ですよね。外出先では、Amazon Sellerアプリが便利です。

STEP
アプリを開いて「商品登録」をタップ
Amazon Sellerアプリのメニューで「商品登録」を選ぶ画面
メニューの「商品登録」
STEP
商品名・JANコード・ASINを入れる
アプリで商品を検索する画面。右上のカメラでバーコードも読める
右上のカメラでバーコードも読み込める

右上のカメラのマークから、商品のバーコードを読み込むこともできます。

STEP
検索結果で表示を見る
検索結果に「Requires Approval」と表示されている画面
「Requires Approval」は承認が必要という意味
STEP
商品の詳細で確かめる
商品の詳細画面で承認のリクエストが表示されている画面
承認のリクエストが表示されたら制限あり

「Requires Approval」「Request for approval(承認のリクエスト)」のような表示があれば、出品制限がかかっています。何も出なければ出品できます。

すでに許可をもらっている商品なのに、アプリでは「承認が必要」と表示されることがあります。パソコンでは出品できるのに、アプリではNGと出る、というケースです。

せっかくの仕入れのチャンスを逃さないよう、迷ったらセラーセントラルで確かめましょう。

拡張機能で確認を早くする

Google Chromeの拡張機能「モノトレーサー」を入れると、Amazonの商品ページに「出品制限確認」のボタンが出て、1クリックで商品登録の画面に移れます。

モノトレーサーでAmazonの商品ページに表示される「出品制限確認」ボタン
モノトレーサーの「出品制限確認」ボタン

ただし、モノトレーサーの拡張機能は2023年10月から更新が止まっています。使えなくなる可能性もあるので、くわしくはこちらで確かめてください。

出品制限を解除する4つの方法

では、制限がかかった商品はもう出せないのか。そんなことはないんですよね。条件をクリアすれば、許可をもらえます。

解除の方法は、申請ボタンを押してみる・動画とテスト・販売実績・書類の提出の4つです。

方法特徴手間
① 申請ボタンを押してみる書類なしで通ることがある(ワンクリック解除)かんたん
② 動画を見てテストに答える一部のメーカーだけかんたん
③ 販売実績を積む実績が認められると書類なしで通りやすくなる時間がかかる
④ 請求書などの書類を出すいちばん確実。仕入れの費用がかかるふつう

① とりあえず「出品許可を申請」ボタンを押してみる

商品登録で「出品許可を申請」を押すと、次の画面でもう一度「出品許可を申請する」ボタンが出ます。ふつうはこのあと書類を出すのですが…

商品登録で「出品許可を申請」ボタンを押す画面
「出品許可を申請」を押す
「出品許可を申請する」ボタンの画面
もう一度「出品許可を申請する」を押す

書類を出さなくても、ボタンを押しただけで許可が出ることがあります。これが「ワンクリック解除」「ワンクリック祭り」と呼ばれているものです。

連休や年末年始に通りやすい、といううわさもありますが、本当のところは分かりません。私もボタンを押しただけで許可が出たことが何度もあるので、まずはだまされたと思って押してみてください。くわしいやり方はこちらです。

② 動画を見てテストに答える

2023年7月ごろから、一部のメーカーでは、動画を見てテストに正解すると、書類なしで許可がもらえるようになりました。

出品許可の申請で表示される動画とテストの画面
テストに全部正解すればOK

対象は一部のメーカーだけです。商品登録で申請したときに問題が出てきたら、落ち着いて全部正解を選びましょう。

③ 販売実績を積み上げる

ふつうは請求書などの書類を出して許可をもらいますが、Amazonでの販売実績が認められると、書類なしで許可が出ることもあります。

私が中国輸入で使っていて、毎月数百万円の売上があったアカウントで試したところ、有名なブランドでも書類なし・ワンクリックで許可が出ました。

どれくらい売れば認められるのか、Amazonからの公式な情報はありません。私がサポートしてきた人たちの実績では、半年ほど続けて毎月50万円以上売っていると、書類なしで通るケースが多かったです。

④ 請求書などの書類をAmazonに出す

いちばん確実なのが、メーカーや卸業者が発行した請求書を出す方法です。くわしい手順は次で説明します。

請求書を出して出品制限を解除する手順

ここからは、書類を出して解除する方法をくわしく見ていきます。最初はちょっと身構えますが、慣れればそんなに難しくないんですよ。

Amazon公式のヘルプでは、申請の前に日付が180日以内の購入時の請求書と、商品のすべての面の写真を用意するよう案内されています。

申請の前に用意するもの(Amazon公式ヘルプより)
  • 購入時の請求書(日付が180日以内のもの)
  • 商品のすべての面を撮った、はっきりした写真
  • ブランドの販売許可書(必要な場合)
  • 安全性に関する証明書(必要な場合)

どの書類が必要かは、カテゴリーやブランドで違います。申請の画面に、必要な書類が表示されるので、先に確かめておきましょう。

出品許可の申請画面で必要な書類が表示されている部分
申請画面に必要な書類が出る

請求書の条件

申請の画面では、請求書についてくわしい条件が表示されます。これまでの申請では、次のような条件が出ていました。

請求書の条件の例(申請画面の表示より)
  • 180日以内に発行されたもの
  • 出品用アカウントの名前・住所と一致している
  • メーカーまたは販売業者の名前と住所が書いてある
  • 合計10点以上の購入が書いてある
  • 価格は書いていなくてもよい

特に、アカウントの名前・住所と一致していること、販売業者の名前と住所が入っていることは、抜けやすいので必ず確かめてください。

条件は変わることがあるので、申請の画面の表示を優先してください。

Amazonが、請求書を出した取引先に連絡して、内容を確かめることもあるとされています。

商品の写真の条件

写真は、パソコンで作った画像ではなく、実際に撮った写真であることが必要です。商品やパッケージのすべての面がはっきり写っていて、型番や商品名、メーカーの名前と所在地が見えるようにしましょう。

スマホで撮ればOKです。差し戻されたら、指摘されたところが全部写るように撮り直せば大丈夫です。

ブランドの販売許可書

ブランドから販売許可書をもらう方法もありますが、個人のせどりでは、ソニーやパナソニックのような大手から許可書をもらうのは現実的ではありません。ほとんどの場合は、請求書を出す方法になります。

申請のしかた

STEP
商品登録の画面を開く
セラーセントラルの商品登録の画面
商品登録を開く
STEP
解除したいブランドの商品を検索する
商品登録でブランド名を検索する画面
例としてブランド名で検索
STEP
コンディションを選んで「出品許可を申請」
コンディションを選んで「出品許可を申請」を押す画面
コンディションを選んで申請
STEP
「出品許可を申請する」を押す
「出品許可を申請する」ボタン
もう一度ボタンを押す
STEP
必要事項を入れて書類をアップロードする
申請フォームに必要事項を入力して書類をアップロードする画面
フォームを入力して書類を出す
STEP
結果を「出品申請」で確かめる
セラーセントラルの出品申請の画面で許可済みと表示されている
「許可済み」に出ればOK

申請が終わるとメールが届きます。結果はセラーセントラルの「出品申請」の画面でも確かめられます。

Amazon公式のヘルプでは、審査には2〜7営業日かかるとされています。「申請に必要な要件を満たしていません」と出た場合、その商品は出品できず、申し立てもできないとされているので、別の商品や仕入れ先で試しましょう。

Amazonで買った商品の請求書で解除できた、という報告も

2023年ごろから、Amazonで商品を買って、その支払い明細書を出して解除できた、という報告があります。申請の画面に出る書類のパターンによっては、Amazonの明細書が使える場合があるようです。

申請画面の必要書類のパターン1
書類のパターン1
申請画面の必要書類のパターン2。メーカーまたは販売業者の選択肢がある
書類のパターン2

Amazonの明細書を使う場合の流れは、次のとおりです。

STEP
アカウントサービスを開く
Amazonのアカウント名からアカウントサービスを開く画面
アカウントサービスへ
STEP
アドレス帳を開く
アカウントサービスのアドレス帳
アドレス帳を開く
STEP
新しい住所を追加する
アドレス帳で新しい住所を追加する画面
新しい住所を追加
STEP
セラーセントラルと同じ名前・住所を入れる
セラーセントラルと同じ屋号・名前・住所を入力する画面
屋号+代表者名などを入れる

名前の欄には、屋号+代表者名、または法人名+代表者名を入れます。

STEP
解除したいメーカーの商品を合計10点買う
注文確定の前に支払い方法にひもづく住所を選ぶ画面
支払い方法の住所に、登録した住所を選ぶ

注文を確定する前に、支払い方法にひもづく住所で、さっき登録した住所を選びます。この住所が明細書に載ります。売っているのがAmazon本体でもほかの出品者でも、合計10点まとめて買えばOKです。

STEP
支払い明細書をPDFで保存して申請する
Amazonの注文履歴から支払い明細書を開く画面
注文履歴の「支払い明細書」をPDFで保存

ただ、これはいつまで通るか分からない方法です。確実なのは、メーカーや卸業者の請求書です。

申請が通らないときに見直すところ

書類を出したのに通らない…というとき、よくある原因は決まっています。もう一度出す前に、ここを見直してみてください。

申請が通らないときのチェックリスト
  • 請求書の名前・住所が、セラーセントラルの登録とまったく同じか(屋号・番地・建物名まで)
  • 請求書に、販売業者の名前と住所が入っているか
  • 請求書の日付が180日以内か
  • 解除したいブランドの商品が、合計10点以上載っているか
  • 写真に、商品のすべての面と型番・メーカー名がはっきり写っているか
  • 個人事業主の小さなお店ではなく、会社が発行した請求書か

それでも通らないときは、仕入れ先や商品を変えて試します。同じお店・同じ商品でも、時期によって通ったり通らなかったりするので、あきらめずに何度か試すのが大事です。

請求書はどこで手に入れる?

メーカーから直接買うのはむずかしいので、ふつうはネットの卸サイトや問屋で、制限を解除したいメーカーの商品を10点ほど買って請求書をもらいます。

これまでに解除できたショップと、請求書のもらい方は、こちらにまとめています。

出品制限の解除代行サービスには要注意

「出品制限 解除 代行」で検索すると、解除を代わりにやってくれるサービスが出てきます。困っているときほど頼りたくなるんですよね。気持ちは分かります。

でも、架空の請求書を作って申請するような業者は、絶対に使わないでください。

1ブランドあたり数千円〜数万円の料金を取って、実際には存在しない取引の請求書を作って申請する、という悪質な業者もいます。請求書を偽造するのは、私文書偽造などの罪にあたる可能性があります。

Amazonが請求書の発行元に確認することもあるので、ばれればアカウントの停止にもつながりかねません。自分の大事なアカウントを、人に預けるのはやめておきましょう。

一度出せた商品でも、あとから制限がかかることがある

許可をもらったら一安心…とは限らないのが、Amazonのむずかしいところなんですよね。

Amazon公式のヘルプでは、既存の商品に新しい制限が追加されたときなどに、出品の権限が変わることがあると書かれています。

出品の権限が変わることがあるとき(Amazon公式ヘルプより)
  • すでにある商品に、新しい制限が追加されたとき
  • アカウントにパフォーマンスの通知が届いたとき
  • 商品の安全性や法令の要件が変わったとき

FBAの倉庫に納品したあとに制限がかかった場合、そのままでは販売を再開できないことがあります。いったん商品を返送してもらい、許可を取り直してから納品し直すことになります。在庫を多めに持つ商品ほど、こまめにチェックしておきましょう。

間違って出品できない商品を仕入れてしまったら

確認したつもりでも、やってしまうことはあります。私も「昨日仕入れた商品、出品できないじゃん!」という失敗は数えきれないほどしてきました。(笑)

そんなときは、損が少ない順に、返品・買取・フリマで売るの順で考えましょう。

① 買ったお店で返品できないか聞く

いちばん損が出ないのが、買ったお店での返品です。レシートを持っていけば、応じてくれるお店も意外とあります。

ただ、お店に返品に応じる義務があるわけではないので、あくまでお店の好意です。まずは聞いてみましょう。

② 買取業者に売る

ゲーム機やスマホ、家電のように、換金しやすい商品なら、買取業者に売るのも手です。待たずにすぐ現金になるのが大きなメリットです。

ゲーム機の買取価格の例
人気のゲーム機は高い買取率になることもある

いくらで売れるかは、じゅうびぇのような買取価格の比較サイトで調べると早いです。

買取価格の比較サイトで商品を検索する画面
買取価格の高いお店から並んで表示される

③ メルカリなどのフリマで売る

返品も買取もダメなら、メルカリなどのフリマで売ります。スマホ1台で出品できて、需要がある商品ならきちんと売れていきます。

メルカリで売れた商品の一覧(商品画像はぼかし)
需要がある商品ならしっかり売れる

損は①②より大きくなりがちですが、売れない在庫を家に置いておくよりはずっとマシです。なお、メルカリの規約では、事業者はメルカリShopsを使うことになっているので、くり返し売るならそちらも確かめておきましょう。

出品制限の影響を受けにくい選び方

「出品制限が多すぎて、何を仕入れればいいか分からない…」って、なりますよね。正直、新しいアカウントで制限をゼロにするのは無理なんです。

大事なのは、制限を解除しやすい商品から実績を積むか、Amazon以外の売り先も持っておくことです。

単価の安い小型・軽量の商品は、10点仕入れても費用が小さいので、請求書で解除するハードルが低めです。ただし、小型軽量のせどりは慣れた人向けで、ゼロから始める人にはおすすめしていません。理由はこちらにまとめています。

Amazonの出品制限に振り回されたくない人は、中古パソコンのように、Amazon以外の売り先で稼ぐ方法もあります。

出品制限が多すぎて困っている人向けの対処法は、こちらの記事にもまとめています。

Amazonの出品制限でよくある質問

出品制限について、よく聞かれることをまとめておきますね。

出品制限と出品規制は違うものですか?

同じものです。人によって言い方が違うだけで、Amazonのヘルプでは「出品許可が必要なカテゴリーと商品」と呼ばれています。

この記事のとおりに申請すれば、必ず解除できますか?

確実ではありません。Amazonの内部のルールは公開されておらず、よく変わります。同じ方法でも通る場合と通らない場合があるので、仕入れ先や商品を変えて試してください。

ネットの卸サイトの請求書でも解除できますか?

解除できた例はあります。ただし通るかどうかはAmazonしだいで、同じお店・同じ商品でも通ったり通らなかったりします。

請求書の名義は何にすればいいですか?

セラーセントラルに登録している名前・住所と同じ内容にしてもらいましょう。

販売実績はいくらあれば、ワンクリックで解除できますか?

公式な基準はありません。売上に応じて、少しずつ申請を試してみるしかないのが現状です。

CDやDVDは出品できますか?

CDは申請自体を受け付けていないことが多く、新しいアカウントで出品するのはかなりむずかしいです。

FBA倉庫に納品したあとで制限がかかったら?

そのままでは販売を再開できないことがあります。いったん商品を返送してもらい、許可を取り直してから納品し直しましょう。

新しいアカウントは、全部の商品に制限がかかっていますか?

全部ではありませんが、人気のメーカーやブランドの多くに制限がかかっていると思っておきましょう。商品ごとに確認するのが基本です。

申請に落ちたら、もう申請できませんか?

「申請に必要な要件を満たしていません」と出た商品は、その決定に申し立てはできないとされています。別の仕入れ先の請求書や、別の商品で申請し直してみましょう。

解除にはどれくらいお金がかかりますか?

請求書で解除する場合は、解除したいメーカーの商品を10点ほど買う費用がかかります。安い商品を選べば、数千円でおさまることも多いです。買った商品は、許可が出たらそのまま出品できます。

Sellerアプリとパソコンで表示が違います

アプリでは「承認が必要」と出ても、パソコンでは出品できることがあります。迷ったら、セラーセントラル(パソコン)の表示を優先しましょう。

ブランド登録された商品に出品するときの考え方は、こちらで書いています。

まとめ

この記事のポイント
  • 出品制限(出品規制)は、Amazonの許可がないと出品できないルール
  • どこに制限があるかは公表されておらず、アカウントごとに違う
  • 仕入れる前に、セラーセントラルかSellerアプリで必ず確認する
  • 解除の方法は、申請ボタン・動画とテスト・販売実績・書類の提出の4つ
  • 書類なら、180日以内の請求書と商品の写真。審査は2〜7営業日
  • 架空の請求書を作る代行業者は使わない
  • 許可をもらった商品でも、あとから制限がかかることがある

出品制限の解除も大事ですが、それ以上に大事なのは「出品できない商品を仕入れない」ことです。出品できない、在庫が増える、お金が回らなくなる。これが最悪のパターンなんですよね。

仕入れる前の確認だけは、絶対に習慣にしてください。これからAmazonせどりを始める人は、全体の流れもこちらで確認しておきましょう。

この記事の出品許可の確認方法・制限の種類・申請の書類と流れ・審査の日数は、2026年10月6日にAmazonセラーセントラルの公式ヘルプで確認しています。

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