- AliExpressで仕入れた商品をメルカリで転売するのって違法なの?
- もし法律で禁止されてたら…。
- 合法的に稼げる方法があったら知りたいんだけど…
と思ったことはありませんか。
この記事では、AliExpressでの転売が違法にあたるのかや輸入にあたって注意すること、利益を出すためのポイントを紹介します。
この記事でトラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。
AliExpressからの転売は違法になる?
AliExpressで仕入れた商品を、メルカリなどで販売することは違法ではありません。
AliExpressに限らず、仕入れた商品を転売すること自体は問題ないのですが、輸入すると法律に抵触する品目もあるので、注意しましょう。
輸入禁止・規制品目がある
購入できるからといって、どんなものでも輸入できるわけではありません。
物によっては日本の法律で輸出入が禁止されているケースもあります。
下記は輸入禁止および規制品目なので注意しましょう。
- 爆発物
- 火薬類
- 「貨幣、紙幣、郵便切手」などの偽造品や模造品
- 公安または風俗を害す「書籍、図画、彫刻物」その他の物品
- 児童ポルノ
- 「特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権」などを侵害する物品
判断に迷う場合は税関やJETRO(ジェトロ)に確認するのが最も確実です。
偽造品やコピー商品は注意
麻薬や拳銃など、明らかに輸入が禁止、規制されているものはわかりますが、中には輸入してよいのか判断に迷う商品もあります。
禁止されている著作権を無視したコピー商品の例を挙げると、
- ディズニーのキャラクターを模したオリジナル商品
- 人気アニメのキャラクターに似せたハンドメイド商品
- アイドルやジャニーズグッズの模造品
などです。
輸入方法で関税が変わる
AliExpressに限らず、輸入転売が違法になるケースとして、知らずに違法な輸入方法を選択してしまう可能性が挙げられるでしょう。
個人輸入とは通常の買い物のことで、小口輸入とは販売目的で商品を購入することを指し、2つの輸入方法の違いで注意すべきなのは、商品にかかってくる関税の金額が変わってくる点です。
一般的には個人輸入は関税が安く、小口輸入は関税が高くなります。
関税が安いからといって、転売目的にもかかわらず個人輸入を選択すると違法になるので、必ず小口輸入を選びましょう。
そもそもAliExpressとは?
AliExpressは、中国のアリババグループが運営する海外の顧客を対象とした大手ショッピングサイトです。
AliExpress自体が商品を仕入れて販売しているわけではなく、楽天市場のようにさまざまな小売業者が商品を販売するECモールサイトとなっており、中国のサイトならではの魅力があります。
最大の魅力は価格設定
AliExpressの最大の魅力は、なんといっても商品の安さにあります。
また、送料がかからなかったり、同じ商品でも日本で仕入れるより安かったりする場合があるため、仕入れたい商品がある際は、一度AliExpressで確認することをおすすめします。
取り扱い商品が豊富
AliExpressは、商品数と種類が多いのも特徴です。
カテゴリーは、
- ファッション
- 食品
- 家電製品
- 家具
- パソコン、オフィス製品
- 携帯電話、ネット通信、ガジェット
- ホーム、、ガーデン、ペット、リフォーム用品
- 自動車、バイク
- ジュエリー、時計
- バッグ、靴
- 玩具、キッズ、ベビー用品
- アウトドア、スポーツ
- 美容、健康
- セキュリティ用品
- 工具、ツール
と非常に充実しています。
日本のショップでは見かけないような商品を探すのもよいでしょう。
珍しい商品が見つかる
AliExpressでは普通のお店では売っていない、一風変わった珍しい商品が売られているのも特徴です。
下記では、その一例を紹介します。
AliExpressで転売するのに古物商許可は不要?
転売する上で高い確率で必要になる古物商許可ですが、AliExpressで転売する際は、古物商許可が必要ないとの見解もあるようです。
この章では、AliExpressの転売で古物商許可が不要な理由を解説します。
古物商許可の目的
古物商許可の目的は、犯罪者によって盗まれた商品が売買されたり、交換されたりすることを防ぐことにより、犯罪を抑止することにあります。
一方、仕入れ先の商品が盗品でないことが明白であれば、本来の目的から考えると、古物商許可は必要ないとも考えられます。
しかし、さまざまな仕入先から商品を仕入れる転売業やせどりを行う上では、古物商許可証を取得していたほうが安全です。
AliExpressの転売は古物商許可がいらない
前述のとおり、古物商許可は転売業に取り組むにあたって取得しておきたい許可証ですが、AliExpressの転売においては、そうとも言い切れません。
理由として、AliExpressは海外のWebサイトであるため、海外の事業者から商品を買いつけていることになるからです。
ただし、日本国内から発送されている古物を購入した場合は、古物商許可が必要となるため注意が必要です。
セールやクーポンを最大限に活用しよう
AliExpressの大きな特徴ともいえるのがセールやクーポンです。
活用次第では大幅に安く商品を購入できるので、使わない手はありません。
この章ではセールやクーポンをいくつか紹介するので、上手に利用して通常よりお得に商品を手に入れましょう。
AliExpressの主なセール
AliExpressでは、年間を通して月1回のペースで大掛かりなセールが開催されます。
セールの名前と時期は下記の通りです。
- 新年セール(1月上旬)
- アニバーサリーセール(3月下旬)
- サマーセール(6月下旬)
- スーパーブランドウィーク(7月中旬)
- シーズン終了セール(8月下旬)
- 独身の日セール(11月11日)
- ブラックフライデー(11月末)
- サイバーマンデー(11月末)
- お正月の準備(12月上旬)
- 年末セール(年末)
- フラッシュディール(未定)
- スーパーディール(未定)
AliExpressのクーポン各種
AliExpressにはお得なクーポンが各種用意されています。
下記が主なクーポンです。
クーポン名 | 特徴 |
AliExpressクーポン | ショップの縛りなしで、一定額以上購入で割引が適用される |
AliExpressセレクトクーポン | クーポン対象の商品で使える。15ドルで2ドル割引。65ドルで6ドル割引。150ドルで8ドル割引 |
ストアクーポン | AliExpressによって選ばれたお店の特定の商品が割引される |
AliExpressで後悔なしで購入するコツ
AliExpressでは、商品を安く購入できる分、粗悪品が混じっている割合も高い傾向にあります。
この章では、購入する上で気をつけたいポイントを紹介するので、買った商品が無駄にならないようチェックしてください。
トップブランドのマークを確認する
AliExpressでは、ストアのページや商品ページで、下記のようなバッジのマークを見かけることがあります。
認定されるための要素として、
- ショップの評価が著しく高い
- 商品の口コミ数が多い
- 製品のクオリティが高い
- 品質保証がある
などが挙げられます。
出品者の評価を確認する
商品だけでなく、出品者の評価を確認するのも忘れてはなりません。
出品者のページには、「好意的なフィードバック」の割合が表示されており、90%を超えていれば安全と判断してよいでしょう。
好意的なフィードバックを選択すると、スコアの詳細が表示され、
- 商品は説明どおりか
- 店の対応は問題ないか
- 発送スピードに問題はないか
といった項目が確認できます。
商品の評価を確認する
商品自体の評価ももちろん確認しましょう。評価(星の数)と注文数で判断します。
注意点は、評価がたとえよかったとしても注文数が少ない場合は、信用はできないということです。
また、購入者が投稿した商品写真を確認し、実物との違いもチェックしましょう。
AliExpressを使うときの注意点
商品が安く品揃えも豊富なAliExpressですが、ほかのショップと比べて注意点が多いのも事実です。
この章では、AliExpressを利用する上で、失敗しないための注意点を紹介します。
粗悪品に注意
AliExpressでは、粗悪品が大量に販売されています。
実際にWebサイトを見ると、1円で売られている商品も多く、そういったものは粗悪品、不良品の可能性が高いでしょう。
AliExpressには、粗悪品や偽造品が大量に売られているということを理解することが大切です。
他のECサイトでもチェックする
粗悪品や偽造品を見分けるために、商品を購入する前には必ずほかのECサイトで同じ商品がないかリサーチすることが大切です。
比較して明らかに安すぎる、または見た目やスペックに異なる点がある場合は、購入を見合わせましょう。
AliExpressでは、安物買いの銭失いという言葉を意識しましょう。
到着に時間がかかる場合もある
AliExpressの発送は基本的に遅いため、商品の到着までに1〜3週間ほど時間がかかるものと思っておきましょう。
発送日をコントロールすることはできませんが、比較的配送が早い方法を選択することはできます。
配送料はかかりますが、到着までが早い有料のものを選択すれば、1〜2週間ほどで受け取りも可能です。
まとめ
AliExpressでの転売について下記に注意点をまとめました。
- 偽造品やコピー商品は誤って仕入れないよう注意
- 輸入方法は「小口輸入」を選ぶ
- 古物商許可は不要
- 粗悪品が横行しているので、購入には注意
安くて魅力の多いAliExpressを上手に使いこなして、安く商品を仕入れましょう。