- 中古パソコンせどりをやってみたいけど
- 初期費用ってどれくらい用意すればよいですか?
- パソコンって単価が高そうだから、資金が無いと難しい?
中古パソコン転売始めるのに、どれくらいお金必要ですか?
結論を先に言ってしまうと、
- 固定費:ゼロ円
- 必要なアイテム:4,712円
- 古物商許可申請:約2万円
- 仕入れ資金:1万円
合計:34,712円(コニシ調べ)
約15,000円の資金があれば、中古パソコン転売を始めることができます。
小資金からスタートできるのはモチロン、何よりも「固定費がかからない!」ことが最大のメリットです。
この記事では、中古パソコン転売を始めるために必要な「約15,000円の資金の内訳」について、詳しく解説していきます。
固定費(ゼロ円)
まずは固定費について。
せどりでかかる固定費は、
- モールへの出店費用
- せどりツールの月額費用
この2つが一般的です。
一方、中古パソコン転売は
- 販売先:メルカリ・ラクマなどのフリマアプリ(出店費用ナシ)
- ツール:特に必要なし(無料ツールでOK)
主にフリマアプリを使って販売するため、出店費用などの固定費はゼロ円(売れた分だけ「販売手数料」が差し引かれる仕組み)
リサーチも無料ツールで十分なので、ツールの固定費もゼロ円。
ということで、中古パソコン転売は固定費はゼロ円でスタートすることができます。
ちなみに、Amazonせどりでかかる固定費は、
- Amazonの大口出店費用:5,390円
- プライスター(価格改定ツール):5,280円
- Keepa(リサーチツール):約3,000円
出店費用+必須ツール2点で「13,670円」も固定費がかかります。
使える資金が少ないうちに1.3万円も固定費をかけるのはどう考えてもバランスが悪すぎるので、まずは「固定費がかからないプラットフォームを使う」のが鉄則です。
固定費をかけることの危険性は「資金がないなら固定費かけるな」の記事で、私の失敗談とともにまとめてあるので、こちらの記事もぜひ読んでください。
必要なアイテム(4,712円)
次に中古パソコン転売で必要なアイテムについて。
中古パソコン転売は、販売する前に「簡単なクリーニング&動作確認」が必要です。
動作確認といっても、Wi-Fiがつながるか・キーボードが使えるか、といった簡単なチェックだけです。
クリーニング&動作確認で必要なアイテムの他、発送時に必要なダンボール&緩衝材なども加えると、
■ クリーニング用アイテム
- ハサミ&カッター
- クリーニングクロス
- ガラスクリーナー
- ZIPPOオイル
- ふせん(強粘着タイプ)
■ 動作確認&セットアップ用アイテム
- DVD&Blu-ray
- USBメモリ
- Wi-Fi子機
■ 梱包用アイテム
- 梱包用ダンボール
- 大きめのプチプチ袋(パソコン本体梱包用)
- 小さめのプチプチ袋(ACアダプタ梱包用)
- 新聞紙
- ガムテープ&セロテープ
ざっとこれだけのアイテムが必要となります。
とはいえ、これらを全て新品で用意する必要はありません。自宅にあるもので代用できるならそれでOK
梱包材&緩衝材は、仕入れた時に届いたものを再利用することもできるし、新聞紙は無料でもらうことも可能。
これは家にはないかもなー
と思われる以下のアイテムを購入すると仮定して、
- クリーニングクロス:757円
- ガラスクリーナー:209円
- ZIPPOオイル:750円
- ふせん(強粘着タイプ):676円
- DVD&Blu-ray:600円
- USBメモリ:740円
- Wi-Fi子機:980円
※価格はコニシ調べです(Amazonの参考価格)
合計:4,712円 ですべて揃えることができます。
ちなみに私が仕入れるパソコンはキレイな状態の物が多いので、ZIPPOオイルの出番はほとんどありません。
古物商許可申請(約2万円)
まず大前提として。
中古品(古物)を扱い、かつその商品の販売を生業として継続的に収入を得る場合は「古物商許可証」が絶対に必要です!
簡単に言うと「中古せどり(メルカリ販売も含む)」をやるなら、古物商許可申請が必要ってことです。
古物商許可の申請は、主たる営業所の所在地を管轄する警察署で行います。
- 古物商許可申請書
- 略歴書
- 本籍が記載された住民票の写し
- 誓約書
- 身分証明書
- URLの使用権限があることを疎明する資料
- 申請費用1万9,000円
法人の場合は、上記に加えて
- 法人の定款
- 法人の登記事項証明書
が必要となります。
申請してもスグに許可が下りるわけではありません(長いと1カ月半ほどかかるケースも)古物許可申請は早めに済ませておきましょう。
古物商許可の申請方法は、ここちらの記事でにまとめてあります。
仕入れ資金(1万円)
最後に紹介するのが仕入れ資金です。
仕入れ資金はとりあえず1万円あればOKです。
せどり・物販は「資金力がモノを言うビジネス」なので、
- 1万円より5万円
- 5万円より10万円
- 10万円より50万円
と、お金はあればあるだけ有利になります。
また、経験をしないうちは本当に売れるどうか半信半疑だと思うので、まずは「1万円のパソコンを1台仕入れて売ってみる」でOKです!
私も最初は1台だけパソコンを仕入れて、全く関係ない商品の中に、ノートパソコン1台をポツンと出品しましたが、3日後にサクっと売れていきました♪
「1台仕入れる ⇒ 売れて資金回収 ⇒ その資金を使って仕入れ」という感じで資金をグルグルと回していけば、1万円からスタートしてもしっかりとお金は増えていきますよ。
パソコン転売に限ったことではありませんが、出品数が増えるとアカウントの露出が高まり、必然的に売れやすくなります。
理想としては、
- まずは、仕入れ資金5万円用意して
- 3~4台を仕入れてスタート
これくらいからスタートすると「しっかり売れて⇒お金が増える」実感が湧きやすいと思います。
中古パソコン転売(せどり)で初期費用・資金はどれくらい必要?【まとめ】
- 固定費:ゼロ円
- 必要なアイテム:4,712円
- 古物商許可申請:約2万円
- 仕入れ資金:1万円
合計:34,712円(コニシ調べ)
ということで、約3.5万円を用意すれば、中古パソコン転売をスタートすることができます。
これくらいなら、自分で貯めたお小遣いの範囲で無理なく実践できますね!
また、中古パソコンは需要が高いので「売れ残りがほとんどありません」
中古パソコン転売のノウハウは、他にも記事をアップしているので、興味がある方はぜひ!