副業くん海外にもメルカリみたいなアプリってあるんですか?日本で仕入れた物を海外で売ってみたいし、逆に海外の古着も買ってみたいんですよね。
「海外版のメルカリ」、気になりますよね。円安が続いていると、なおさら海外に売る話は魅力的に見えます。
私は物販を11年やってきて、販路もいろいろ試してきました。そのうえで先に言っておくと、海外のフリマアプリは、日本に住んでいると使えないものが多いです。
この記事では、海外で人気のメルカリみたいなアプリを国別に紹介しつつ、日本に住んでいる人が実際に使えるかどうか、海外に売るなら何を使えばいいかをまとめました。
海外のフリマアプリの多くは、その国に住んでいる人しか出品できません。日本から海外に売るなら、eBayかメルカリの海外取引サポートが現実的です。
アメリカ版メルカリ(Mercari US)も、利用規約で米国に住んでいることが条件です。海外の商品を買いたいときは、転送サービスを使う方法があります。
海外のメルカリみたいなアプリ早見表
まずは全体をざっと見てみましょう。ポイントは「日本から出品できるか」です。ここを見落とすと、登録してから「あれ、使えない…」となっちゃいます。
| アプリ | おもな国 | 得意なジャンル | 日本から出品 |
| Mercari(アメリカ版) | アメリカ | なんでも | できない |
| Poshmark | アメリカ・カナダ | ファッション | できない |
| OfferUp | アメリカ | 近所の手渡し | できない |
| Depop | イギリス発・世界 | 古着・ファッション | 未確認 |
| Vinted | ヨーロッパなど | 古着・ファッション | できない |
| Carousell | シンガポールなど東南アジア | なんでも | できない |
| eBay | 世界 | なんでも | できる |
こうして並べると、日本からふつうに出品できるのはeBayくらいです。それぞれのアプリを、もう少しくわしく見ていきます。
アメリカのメルカリみたいなアプリ
アメリカはフリマアプリの本場みたいなところです。ただし、どれもアメリカに住んでいる人向けのサービスです。
Mercari(アメリカ版)
日本のメルカリが運営しているアメリカ版です。服、ガジェット、ゲーム、雑貨など、ジャンルは日本と同じくなんでもあります。
ただ、利用規約を見ると、アカウントを作るには米国に住んでいることが条件と書いてあります。日本から出品はできませんし、商品もアメリカ国内にしか発送されません。
Poshmark
服やバッグなど、ファッションに強いフリマアプリです。今は韓国のNAVERの傘下で、使えるのはアメリカとカナダ。オーストラリアやイギリスなどからは2023年に撤退したと報じられています。
OfferUp(letgoは統合ずみ)
近所の人と手渡しで売り買いするアプリです。前はこの記事でletgoも紹介していましたが、letgoはアメリカでは2020年にOfferUpに統合されています。
さらにOfferUpは、2025年に全国への配送をやめて、手渡し中心になったと報じられています。日本のメルカリとは、ほぼ別物と思ったほうがいいですね。
VarageSale
地域の人どうしで売り買いする「ネット版のガレージセール」のようなアプリです。こちらも基本は近所での手渡しなので、日本から使うものではありません。



アメリカのフリマは「近所で手渡し」が多いです。国土が広すぎて、送料がバカにならないんでしょうね。日本のメルカリの便利さを、あらためて感じます(笑)
ヨーロッパ・アジアのメルカリみたいなアプリ
アメリカ以外にも、人気のアプリはあります。ただ、ここも日本に住んでいると出品できないものがほとんどです。
Depop
イギリス生まれの、古着やファッションのアプリです。若い世代に人気で、SNSみたいにお気に入りの出品者をフォローできます。2026年7月に、運営がEtsyからeBayに移ったと発表されています。
日本から出品できるかは、公式の情報で確認できませんでした。使ってみたい人は、登録の前に公式サイトで対象国を確かめてください。
Vinted
ヨーロッパを中心に広がっている古着のアプリです。出品者の販売手数料がかからず、買う側が手数料を払うしくみなのが特徴です。日本は対象の国に入っていません。
Carousell
シンガポールの会社が運営する、東南アジアで人気のアプリです。シンガポール、マレーシア、台湾、香港などで使われています。日本ではサービスしていないので、日本から出品はできません。
閑魚(中国)
中国で最大級のフリマアプリです。中国の決済サービスや実名の認証が必要なので、日本に住んでいる人が直接使うのはかなりむずかしいです。中国の商品を仕入れたいなら、代行業者を使うのが現実的ですね。


日本から海外に売るならこの2つ
「じゃあ海外には売れないの?」と思いますよね。大丈夫です。日本から海外に売るなら、eBayとメルカリの海外取引サポートの2つが現実的です。
eBay
世界中で使われている、オークションとフリマが一緒になったようなサイトです。日本語のサイトもあり、日本に住んでいる個人でも出品できます。
eBay日本の公式の手数料ページを見ると、毎月250品までは出品が無料で、売れたときの落札手数料は多くのカテゴリで13.25%です。海外への発送や英語でのやり取りは自分でする必要があります。
メルカリの海外取引サポート
実は、ふだんのメルカリに出品するだけで、海外の人に買ってもらえることがあります。公式ヘルプでは「海外取引サポート」として案内されています。
しくみは、海外のお客さんの代わりに、メルカリが提携している越境ECの会社が商品を買って、海外に送るというものです。出品者は、その会社の日本国内の住所に送るだけで済みます。
- ふだんどおり出品して、日本国内の指定の住所に発送する
- 海外への送料や通関の手続きはしなくていい
- 海外のお客さんとの連絡もいらない
- 同じ会社に何点か買われても、まとめずに取引ごとに送る
2026年6月には、アメリカの人が日本のメルカリの商品を買える「メルカリ グローバルアプリ」も始まったと報じられています。日本の中古品は海外でも人気なので、これからチャンスは広がりそうです。
ハンドメイド作品なら
自分で作った作品を海外にも売りたいなら、ハンドメイドのサイトも選択肢です。minneは海外向けの購入サービスと連携していて、作家は国内に送るだけで海外のお客さんに届けられるしくみがあります。
台湾発のPinkoiは、アジア向けにデザイン雑貨やハンドメイド作品を売れるサイトです。手数料や条件は変わることがあるので、出店する前に公式サイトで確認してくださいね。
海外のフリマの商品を買いたいときは転送サービス
逆に、アメリカのメルカリにある古着を買いたい、というときもあります。海外の住所を借りられる「転送サービス」を使えば、日本に送ってもらえます。
登録すると、アメリカなど現地の倉庫の住所がもらえます。
海外のサイトで買い物をして、届け先にもらった住所を入れます。
倉庫に届いたら、配送方法を選んで日本に送ってもらいます。何個かまとめて送れるサービスもあります。
Planet ExpressやMyUSなどが有名です。ただし、そもそも出品者や購入者を「米国在住」に限っているアプリもあるので、アカウントを作れるか、規約に反しないかは先に確かめておきましょう。
海外から個人で買った物には、関税や消費税がかかることがあります。送料と税金を足すと、思ったより高くなることも多いので、買う前に合計を計算しておきましょう。
海外のフリマを使うときの注意点
海外との売り買いは、うまくいけば楽しいですが、トラブルが起きたときの面倒さは、国内の比じゃありません。正直、ここは覚悟しておいたほうがいいです。
- その国に住んでいないと使えないアプリが多い。規約を先に読む
- 送料が高い。商品より送料のほうが高くなることもある
- 英語でのやり取りが必要。翻訳アプリを用意しておく
- 届かない・壊れたときの対応に時間がかかる
- ブランド品の偽物、輸出入が禁止されている物に気をつける
まずは国内のメルカリで海外取引サポートの注文が来るのを待ちつつ、慣れてきたらeBayに挑戦する、くらいの順番が無理がなくておすすめです。


よくある質問
海外のフリマアプリについて、よく聞かれることをまとめておきますね。
- アメリカのメルカリに日本から出品できますか?
-
できません。Mercari USの利用規約で、アカウントを作るには米国に住んでいることが条件になっています。
- 日本から海外に売れるフリマはありますか?
-
eBayは日本に住んでいる個人でも出品できます。また、日本のメルカリに出品していると、海外取引サポートを通して海外の人に買ってもらえることがあります。
- letgoはもう使えませんか?
-
letgoはアメリカでは2020年にOfferUpに統合されています。今はOfferUpのアプリを使うことになります。
- 海外の人に買われたら、海外に発送しないといけませんか?
-
メルカリの海外取引サポートなら、越境ECの会社の日本国内の住所に送るだけです。海外への送料や通関の手続きはいりません。
- 海外のフリマの商品を日本で受け取るには?
-
現地の住所を借りられる転送サービスを使う方法があります。ただし、アプリによっては利用者をその国の住人に限っているので、規約を確認しましょう。
海外の人がメルカリの商品を買うときの「海外取引サポート」と、BUYEEに買われたときの対応は、こちらにまとめています。


まとめ
- 海外のメルカリみたいなアプリは多いが、その国に住んでいないと出品できないものがほとんど
- アメリカ版メルカリは、米国に住んでいることが利用の条件
- letgoはOfferUpに統合ずみ。OfferUpは今は手渡し中心
- 日本から海外に売るなら、eBayかメルカリの海外取引サポート
- メルカリの海外取引サポートは、国内の指定住所に送るだけでOK
- 海外の商品を買うなら転送サービス。関税と送料も計算に入れる
海外のフリマアプリは、名前を知っておくだけでも面白いですが、実際に使うなら「日本から使えるか」がすべてです。まずは身近なメルカリから、海外のお客さんに届く体験をしてみてください。案外、自分の不用品が海を渡るかもですよ。
この記事の各サービスの情報は、2026年10月6日に各社の公式サイト・公式ヘルプと報道で確認しています。











