- 副業でせどりを始めてみようと思うんだけど
- 検索結果に『やめた方がいい』『クズ』『ウザイ』って出てくるよね…
- 悪い口コミが気になって、どうしようか悩んでます…
初心者でも簡単に始められる〝せどり〟ですが、『転売ヤー』など悪評が目立ち、始めようか・続けようか悩んでいる人も多いはず。
個人的な見解を先にお伝えしておくと、どんな副業(ビジネス)を始めたとしても、ああだこうだと文句を言う輩は必ずいます。
後述しますが、
周囲の声は気にせず自分のポリシーで継続していけばOK!
それでもどうして周囲の声が気になるなら、せどりはサクっとやめて別の副業にチャレンジしていきましょう。
ただ、知らず知らずのうちに違法行為やモラル違反を犯すケースがあるので、そこだけは十分注意が必要です。
この記事では、せどりはやめたほうがいいと言われる理由・やってはいけない行動・モラル違反など、せどりのネガティブな点について解説をしていきます。
せどりはやめた方がいいと言われる理由
せどり・転売のイメージが悪い
せどり・転売といえば、高値での販売や品薄商品の買い占めなど、悪いイメージを持たれることが多くあります。
Twitterでも『転売ヤー 死ね』というワードが、頻繁に飛び交う始末。
一般消費者が欲しかった商品を手に入れることができなくなることがあるため、不信感や批判が向けられます。
一部の人間がモラルの無い行動をすることで、全体のイメージが悪くなることは避けて通ることはできないですし、せどり・転売のイメージを劇的に改善するというのは正直不可能。
というか、せどりには存在意義なんてないと思ってます
仕入れ先の小売店でのマナー違反
小売店は一般のお客様が大半のため、周囲に迷惑をかける行為は小売店からのイメージも悪くなります。
- バーコードをチェックするために値札をはがす
- リサーチのため長時間売り場を独占する
- 常に店員につきまとう
- 大声で話し合う、携帯電話で話し続ける
- 商品を乱暴に扱う、積み重ねた商品を倒すなど
- 在庫確認をしないで、一度に大量の商品を持ち去る行為
- 割引セール品を優先的に購入し、一般客が手に入らないようにする
- レジにて商品の値引きを要求するなど、店員に不当な要求をする
- 店舗内での写真撮影を禁止されているにも関わらず、撮影を試みる
法律違反ではないものの、こういったモラルを守らず、一般のお客様に迷惑をかける行為はヤメておきましょう。
品薄商品を買い占め高額転売する
品薄商品の買い占め・高額転売は社会的に問題視され、せどり・転売におけるマナー違反の一つとされています。
新型コロナの流行が始まった直後、高額転売を目的とした買い占めが多発し、一般のお客様や医療機関に行きわたらないという事態を引き起こしました。※テレビでも連日放送されていましたね。
このような行為は、消費者に対して不当な負担を強いることになります。また、ブランドイメージの低下が予想されるため、結果『せどり・転売は悪』というイメージが強く印象付けられることになります。
いくら稼げるとは言っても、商品流通を妨げ、世の中に迷惑をかける行為は慎んた方が良いでしょう。
亡くなった人のグッズや関連商品を買い占め大量出品する
亡くなった人の関連商品は、その人のファンや家族にとって、思い出の品や愛着があるものであり、適正な価格で手に入ることが大切です。
しかし、このような商品を買い占め、高額で転売することは、その人に対する敬意を欠いた行為となります。
こういった行為は家族やファンからの批判を招き、せどり・転売の評判を落とすことにもなります。
人の死をビジネスにする行為は論理的に考えても不謹慎ですし、『転売ヤーはやっぱりクズだな』と思われても仕方ないでしょう。
道徳観や倫理観を持ち、最低限のマナーは守ることを心がけましょう。
偽物ブランドやコピーコンテンツ・海賊版の販売
特に気を付けるべきが『偽物ブランド・コピーコンテンツ・海賊版の販売』です。
メルカリ・ヤフオクでは、ハイブランドのコピー品やアニメグッズの海賊版などが多数出品されています。
また、中国輸入の仕入れ先として利用することが多い『AliExpress・Taobao』でも、海賊版アニメグッズが多数出品されているので、こちらも十分注意が必要。
偽物ブランドやコピーコンテンツ、海賊版の販売は、ブランドイメージを損なうことにもなりますし、どう考えても割に合わないので、手を出すのは絶対にNGです。
許可を取っていない・違法な販売行為をしている
せどりで扱う商品が中古品の場合、古物商の許可が必要となるケースがあります。
また、アルコール類や薬など、販売するために販売業免許が必要な商品や、海外からの輸入が禁止されている商品、輸入資格が必要な商品も多数存在します。
その他、メーカーが用意した商品画像を勝手に流用する、メーカーから販売許可を得ずに販売すると、商標や著作権の侵害となる場合があり、法的なリスクを抱えることにもなります。
『副業だから…』『個人の転売の範囲だから…』で許されるものではないので、ビジネスとして行うのであればしっかりと許可を得てから扱うようにしましょう。
薬の転売については『【逮捕事例アリ】薬の転売は違法/逮捕される可能性も!』の記事も、必ず読んでおきましょう。
稼げない・儲からないから
参入者が増えたことにより競争の激化
数年前と比較して、副業でせどりを実践する方が増えていることは間違いありません。
競合が増える事で、競争が激化するのはどのビジネスにも言える事です。
とはいうものの、せどりに限らずどんな副業でも競合となるライバルは多く存在するため、楽に稼げるビジネスは一つもありません。
『せどりがヌルゲー』だった時代は終わっていますが、やり方次第でまだまだ稼ぐことは可能です。
作業量が多いから
仕入れ、出品、発送などの労働作業が多い
せどりは、仕入れ・検品・出品・発送などの、地道な労働作業を多くこなす必要があります。
副業でせどりを実践する方は、仕事終わりのフラフラの状態で作業をすることも多く、ストレスや負担を感じることもあるでしょう。
また、これらの作業負担を軽減するために『せどりツールの導入・FBA納品代行の利用』といった、作業の効率化やアウトソーシング(外注化)も検討することをおススメします。
継続する必要があるから
せどり・転売は『単発仕入れの繰り返し』が基本です。どんなに稼げる商品でも一度仕入れたらそこで終了。
稼ぎ続けるためには、継続してリサーチ作業を行う必要があります。
どんなビジネスにおいても継続することは必要ですが、特にせどりの場合は〝作業時間=収入〟に直結しやすいので『ケガ・病気・事故等』で作業ができなくなると、途端に収入もストップしてしまいます。
せどりで目先の利益を確保しつつ、将来的には継続性のある、新しいビジネスを始めるための準備を進めることも重要です。
せどりをやめた方がいい人の特徴
とりあえず楽して稼ぎたい人
せどりに限ったことではありませんが
『楽して稼げる方法なんてものは存在しません』
- カンタンに稼げる
- コピペで稼げる
- 1日30分スマホだけで稼げる
言葉巧みに誘導してきますが、こういった業者は例外なく詐欺です。
どんなビジネスでも労力や時間が必要であり、結果が出るまでコツコツと地道な作業を継続する必要があります。
特にせどりは〝作業時間=収入〟に直結しやすいので、楽に稼ぎたい人には圧倒的に向いていません。
単純作業が苦手な人
せどりは基本的に『単純作業の繰り返し』です。
作業量が多くストレスを感じやすいため、単純作業が苦手な人には向いていません。
逆をいうと、正確性や細かい作業が得意な人にとっては、せどりは良い選択肢になるケースもあります。
コツコツ継続するのが苦手な人
せどりは継続的な努力と地道な作業が求められるため、根気が必要です。
即座に結果を出せる仕事に慣れている人には向いていません。しかし、目標を持って取り組むことで、やりがいや達成感を得ることができます。
プライベートな時間を優先したい人
せどりは、時間や労力を必要とするため、プライベートな時間を犠牲にして取り組み必要があります。
取りにくくなる場合があります。家庭や趣味、その他の仕事など、時間的な自由度が高く、柔軟な働き方をしたい人には向いていないかもしれません。
将来性があるビジネスをしたい人
せどりは、売上や利益が一定程度の上限があるため、将来的な成長性が限定的です。
せどりである程度稼げるようになった後は、身に着けた知識・経験を生かして、上流仕入れや中国輸入など、別の物販手法に取り組むことをおススメします。
せどりをやめたほうがいいと言われたときにするべき行動
周囲の声は気にせず自分のポリシーで継続する
どれだけマナーや法律を守って実践していても『せどりと 買い占め転売ヤーの違い』を理解してもらうのは難しいでしょう。
その価値観を埋めることは容易ではないですし、そんなことに無駄な時間を使うくらいなら、周囲の意見に流されず自分ができることを淡々と継続すればOK。
先ほどもお伝えした通り、個人的には『存在意義なんてない』と思っています。
無理やりに論理を構築してせどりを正当化しようとしたり、世間のイメージがどうとか社会貢献がどうとか。
そんなことは一切抜きにして、せどりの社会貢献は『納税』と割り切ってしまった方がよほど気持ちが楽になると思います。※せどりでたくさん稼いで、ガッツリ納税する。
まずは1,000円以下の低価格商品から仕入れてみる
初めてのせどりであれば、まずは1,000円以下の低価格商品から仕入れてみることをおススメします。
せどりは『お金を使って在庫を仕入れる』という仕組み上、資金的に必ずマイナスからのスタートとなります。
仕入れた商品が順調に売れてスグに資金を回収できれば問題ありませんが、
- 思うように売れなかったり
- 高額商品が開封済みで全額返金されたり
- 出品制限・真贋調査に引っかかり出品NGになったり
Amazonせどり特有のルール(というかワナ)のせいで、クレカの支払い日までに売上金を回収できないケースも珍しくありません。
一つ例を挙げると、私が毎月ブログで売り上げを公開している『小型軽量プログラム』など。
低価格商品からスタートし、金銭的リスクを抑えつつ少しずつ経験を積んでいくことで、徐々に収益を増やすことができます。また、初期費用を抑えられるため、安全に始めることができます。
せどりマニュアルを購入してみる
せどりを始める際、知識や経験がない場合は、せどりマニュアルを購入するのも1つの方法です。
マニュアルには、商品選びや仕入れの方法、販売戦略などが詳しく記載されています。自己流で行っていた人にも役立つ情報が得られますし、最新の情報も取り入れられているケースが多いです。
ただし、マニュアルに書かれていることを全て鵜呑みにするのはNG。マニュアルを参考にしながら、自分に合ったやり方を探していきましょう。
いきなり高額コンサルに入るのはNG
せどりの高額コンサルに参加することで、より効率的な方法やノウハウを得ることができます。
しかし、初心者がいきなり高額コンサルに参加すると、初期費用やコンサル費用が負担となり、割に合わないと感じることもあるでしょう。
コンサルに参加する費用を使って商品を仕入れ、あれこれ経験を積んだ方がよほど有意義です。
もしコンサルへの参加を検討するなら、まずは低単価の商品から始めて物販の経験と知識を身につけ、資金にある程度余裕ができてから検討しても決して遅くはありません。
辛くなったら早めにやめよう
せどりは労力や時間がかかるため、続けていくことが大変な場合があります。
結果が出なかったり、疲れがたまったり、やる気が起きなくなった場合は、無理に続けるのではなく、早めにやめることも重要です。
人には向き不向きがあるので、
- せどり/物販が向いている方もいれば
- 文章を書くのが向ている方もいるし(ライター)
- ブログ運営が好きな方もいる(アフィリエイト・アドセンス)
ここに記載した以外にもたくさんの稼ぎ方があるので、せどりだけにこだわる必要は一切ナシ。
途中でやめてしまっても、そこで培った経験や知識はいつかどこかで必ず役に立つ日が来るので、後ろめたさを感じずに新しいビジネスにチャレンジしていきましょう。
Q&A
まとめ
せどりは結果が出るのも早く、コツコツ継続すれば手堅く稼ぐことができるビジネスです。
そんなときは、
- 周囲の声に左右されずに自分のポリシーを持って取り組む
- ただし、法律やルールを遵守しモラルを守ったうえで実践する
この辺を意識して実践することをおススメします。
それでも、周囲の目が気になる、家族の理解が得られない、どうしても辛くなった…というときは早めにやめて、別のビジネスに切り替えていきましょう。
■ ↓せどり・転売以外の稼ぎ方を紹介した記事です。
また、これからせどりを始めようと思っている方は、低資金でスタートできる小型軽量プログラムがおススメです。
毎月の売り上げ実績も公開しているので、コチラも参考にしてください。