コニシです。
この記事にたどり着いたあなたは、
Amazonの出品制限多すぎてウザー!!!
と、怒りで血管がブチ切れそうになっていることでしょう。
(気持ちはメチャクチャ分かります)
Amazonって集客力が圧倒的に強いし、FBA等のシステムを上手く活用すれば『物販自動化の仕組み』をサクっと作ることもできるんです。
そこでこの記事では、全初心者せどらーを悩ます『出品制限多すぎ問題』を解決する、2つの具体的な対策をお伝えしましょう。
早速ですが、出品制限多すぎ問題の効果的な対処法は以下の2つです。
- 出品制限がなく、なんでも出品できる『メルカリ』で販売する
- 出品制限が少ない『小型軽量サイズの商品』を扱う
メリットだけではなく、デメリットについてもしっかりお伝えしているので『出品制限多すぎてウザー!!!』と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
出品制限解除ノウハウを知りたい方は、コチラへ。
Amazonの出品制限とは?内容をザっとおさらい
まずはAmazonの出品制限について、内容をザっとおさらいしておきましょう。
Amazonで販売されている一部のメーカーや商品カテゴリにおいて、Amazonから許可を取らなければ出品することができないルールのコトです。
※人によって「出品制限 or 出品規制」と言い方が異なりますが、基本的にどちらも同じ意味合いと考えていただいて大丈夫です。
これから新規で作成したAmazonアカウントは100%出品制限がかけられています。そのため、仕入れ前に出品制限について理解しておかないと
ドンキで大量に仕入れた化粧品が、全部出品できなーい!
なんてことになりかねないので、十分注意が必要です。
出品制限多すぎ問題の対処法1 メルカリで販売する
ここからは出品制限多すぎ問題の対処法について、具体的なノウハウをお伝えしていきます。
最初に紹介するのが『メルカリで販売する』方法です。
- 出品制限がなく、どんな商品でもすぐに出品できる
- 現金化のスピードが速い
私が実践している物販も基本はAmazon販売ですが、一部の商品はこんな感じで、
メルカリで販売して、手堅く利益が取れる商品も沢山あります。
メルカリって『色々手間がかかって面倒くさそう..』というイメージが先行して食わず嫌いの方が多いが多いと思うんですよ(私もそのクチでした)
ただ実際にやってみると出品はスマホで写真を撮るだけ、発送もコンビニやポストでサクっと済んでしまうので、思っていた上に簡単に取り組むことができますよ!
メルカリで販売するメリット
メリット1 固定費がかからない
Amazonせどりの場合、
- Amazonの大口出店費用:5,390円
- プライスター(価格改定ツール):5,280円
- Keepa(リサーチツール):約3,000円
毎月の出店費用+必須ツール2点で「13,670円」の固定費がかかります。
毎月の仕入れにお金を使い、さらに固定でお金が減り続けるのは結構キツイ..
仮に仕入れた商品が全く売れなくても、毎月の固定費がかからないため、それ以上に資金が減り続けることはありません。
そもそも、資金が少ないなら固定費はかけないことが鉄則だと思っています。
固定費をかけることの危険性は「資金がないなら固定費かけるな」の記事に、過去の失敗談としてまとめてあります。
特にせどりを始めたばかりの方、これからせどりを始めようと思っている方に、ぜひ読んで欲しい記事です。
メリット2 どんな商品でもすぐに出品できる
メルカリにはAmazonの出品規制のようなルールはなく、アカウントを作成すればどんな商品でもすぐに出品できます。
Amazon出品規制に引っかかって販売できなくなった商品を、メルカリで損切り販売している方もよくみますね…(笑)
ただ『なんでも出品できる!』といっても、メルカリのルールで禁止されている商品を出品することはできません。
- 電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ
- ダウンロードコンテンツやデジタルコンテンツなどの電子データ
- 新型コロナウイルスの影響に伴い、取引が禁止されている商品
- 偽ブランド品、正規品と確証のないもの
- 知的財産権を侵害するもの
- 盗品など不正な経路で入手した商品
その他の出品NG商品については、メルカリ公式サイト禁止されている出品物にまとめてあるので、必ず目を通しておきましょう。
メリット3 現金化のスピードが速い
メルカリの売上金は、申請を行ってから最短で翌日、最長でも3営業日で口座に振り込まれます。
仮に仕入れた商品が即日で売れた場合『最短で3日~5日程度』で現金化することが可能。
■ メルカリの振り込みスケジュール(ゆうちょ銀行以外)
FBAを利用する場合、梱包して納品して倉庫側で受領して…と工程が沢山あるので、3日はさすがに無理ですね..
チョット話がそれますが、せどりで最も重要なコトの1つが『仕入れた商品を現金化すること』
資金を回収できなければ、次の仕入れができないどころから、最悪クレカの支払いができずにキャッシュフローが悪化する…なんてこともあり得ます。
『どんな商品でもすぐに出品できる』というメリットは当然として、もし資金面で不安がある方は、即金性が高いメルカリの利用も検討したほうが良さそうですね。
メルカリで販売するデメリット
Amazonせどりは、良くも悪くも『データ重視』です。
対してメルカリの場合は、基本的に『すべての商品が1点モノ』であるため、Amazonのような販売データがなく、目利きで仕入れ判断を行う方法が一般的。
そのため、データ重視のAmazonせどりに慣れ過ぎた方は
『コレ、仕入れても大丈夫かな?ホントに売れるかな?』
『何が売れるか全然わからん…』
判断基準となるデータがないが故、悩み過ぎて『何も仕入れができなくなる』となるのが、メルカリ最大のデメリットです。
それでも『何が売れるかわかんない…』と不安な方は、意外と高く売れるもので紹介している商品を参考に、リサーチすることをおススメします。
同じカテゴリ、関連商品、類似商品などをチェックすると、利益が出る商品が沢山見つかるようになりますよ。
出品制限多すぎ問題の対処法2 小型軽量サイズの商品を扱う
次に紹介するのが『小型軽量サイズの商品を扱う』方法です。
- 出品制限がかかっている商品が少ない
- 請求書入手の費用が安く済む
- 売り上げ実績ベースの出品制限解除が狙える
当ブログでも毎月の実績を報告している小型軽量商品は、出品制限多すぎ問題はモチロン、資金が少ない方にもぜひ取り入れてほしい方法の1つです。
小型軽量サイズの商品を扱うメリット
メリット1 出品制限がかかっている商品が少ない
小型軽量サイズの商品は、他の通常サイズ/大型サイズの商品と比較して、出品制限がかかっている商品が少ない傾向があります。
仕入れた直後にすぐに出品できるため、煩わしい請求書解除にうんざりしている方は、小型軽量商品のリサーチからスタートしてみましょう。
メリット2 請求書入手の費用が安く済む
Amazonの出品制限を解除するためには『メーカー/卸業者から入手した請求書をAmazonへ提出する』のが一般的な方法です。
そこでネックとなるのが『合計10点以上の商品を購入した請求書が必要』というルールです。
特に家電製品・ホビーは単価が高く、仮に3,000円×10点だと請求書入手に3万円も経費が掛かることになります。
3万円もかかるなら、アレコレ解除するのは結構キツイかも…
その点、小型軽量商品の場合『商品単価:100円』程度の商品が多いので、請求書入手の費用も安く済ませることが可能。
- SONYの請求書入手にかかる費用 ⇒ 3万円
- 小型軽量商品の請求書入手にかかる費用 ⇒ 1,000円!
どちらの方が金銭的リスクが少ないかは明白ですよね?
使える資金が少ないうちは、まずは小型軽量からスタートし、資金に余裕が出てきてから高額商品の規制を解除するという流れがおススメです。
メリット3 売り上げ実績ベースの出品制限解除が狙える
Amazon出品規制解除は、請求書を提出する以外に、Amazonマーケットプレイスでの販売実績実が認められると、請求書ナシでも規制を解除できるという裏ルールが存在します。※このルールは公式には一切公開されていません。
販売実績に関しては、メーカー・ブランド等は一切関係なく『純粋な売上額』だけが対象となります。
つまり『小型軽量商品だけで販売実績を積んで ⇒ SONYやCASIOの規制を解除』なんて方法も可能ということです。
販売実績ベースでの規制解除については、『毎月50万円売ればOK!』『トータルで300万円以上売ればOK!』といった明確なルールが一切公開されていません。
そのため、売り上げに応じて段階的に申請を試してみるしかないのが現状です。
前述したように、小型軽量商品なら請求書入手の経費も安くすむため、
- まずは小型軽量商品を中心に扱って
- 請求書提出&実績ベース解除の二刀流で、出品できるメーカーを少しずつ増やしていく
この流れで進めていくのが正攻法と言えますね。
販売実績ペースでの解除については「アマゾン出品制限/規制を1クリックで解除する方法【販売実績ベース】」の記事に詳しくまとめてあります。
小型軽量サイズの商品を扱うデメリット
小型軽量サイズは『販売価格の上限が1.000円』というルールが決められています。
販売価格が1,000円程度の商品だと、どんなに頑張っても月商100万円が限界。
とはいえ、小型軽量商品は『単価の高い商品を扱うための事前準備』の意味合いが強いです。
そのため『せどり初心者が販売価格の上限を定めて低リスクで経験を積む』と考えると、価格の上限が設定されていることは逆にメリットと言えるかもしれません。
また、先ほどもお伝えしたように
- まずは小型軽量商品を中心に扱って
- 請求書提出&実績ベース解除の二刀流で、出品できるメーカーを少しずつ増やしていく
という流れで進めていけば売り上げも自然と伸びていくため、価格の上限に関しては正直あまり気にする必要はないですね。
「Amazon出品制限多すぎ」でよくある質問
まとめ
ということで『Amazon出品制限多すぎ問題』を解決するための、2つの方法をお伝えしました。
個人的には、どちらか一方を選択するよりも、
- メルカリ ⇒ 継続性はないが、即金性が高く/初期費用を貯めやすい
- 小型軽量商品 ⇒ 即金性はないが、継続性があり/リピート仕入れで仕組化しやすい
お互いのデメリットを相互に補完できる関係性なので、どちらも取り組んで徐々に小型軽量商品を仕組化する。
その後、貯めた資金と販売実績を使ってAmazonの出品制限を解除、扱えるメーカーを増やしてさらに売り上げを伸ばしていく、という流れが理想的ですね!
当ブログでは、物販関連のノウハウを色々掲載しているので、他の記事もぜひ読んでみてください。