副業くん日本のAmazonにない商品が、アメリカのAmazonにありました。日本から買えるんですか?関税とか送料とか、何がかかるのか不安で…
海外のサイトで買うのは、最初はちょっと身構えますよね。
この記事では、アメリカのAmazon(Amazon.com)の商品を日本から買う2つの方法と、支払い・送料・関税・返品のしくみ、せどりの仕入れに使うときの注意をまとめました。
いちばん手軽なのは、Amazon.co.jpの「Amazon海外ダイレクト」です。日本語・日本円で、関税などの輸入手数料も注文画面で確定します。
海外ダイレクトにない商品は、Amazon.comで直接注文もOK。ただし海外ダイレクトの規約では再販目的の購入はできないので、せどりの仕入れには使えません。
この記事の内容は、2026年10月24日にAmazon.co.jpとAmazon.comのヘルプで確認しています。
アメリカのAmazonの商品を日本から買う方法は2つ
方法は、Amazon.co.jpの「Amazon海外ダイレクト」で買うか、Amazon.comで直接注文するかの2つです。
| くらべる所 | Amazon海外ダイレクト | Amazon.comで直接 |
|---|---|---|
| 注文するサイト | Amazon.co.jp(日本語) | Amazon.com(英語) |
| 支払いの通貨 | 日本円 | 米ドル(換算サービスあり) |
| 関税など | 注文画面で固定の輸入手数料 | 注文時に前払い(前払い方式なら、多かった分は返金) |
| 商品の数 | Amazon.comの一部 | 日本へ発送できる商品 |
迷ったら、まずは海外ダイレクトで探すのが近道。日本語で注文できて、関税などの追加請求の心配はいりません。ほしい商品が見つからなかったときに、Amazon.comを見ればOKです。
Amazon海外ダイレクトとは?日本のAmazonで買える
Amazon海外ダイレクトは、アメリカのAmazonが売っている商品の一部を、Amazon.co.jpのアカウントのまま買えるしくみです。売り手は、アメリカの法人のAmazon Export Sales LLC。
ふつうに検索すると、海外ダイレクトの商品もまざって出てきますよ。
パソコンは画面の左側、スマホはフィルターで「Amazon海外ダイレクト」を選ぶと、海外ダイレクトの商品だけに絞れます。
関税などを含む輸入手数料と配送料は、注文手続きの途中で表示。総額を見てから決められるので安心です。
アメリカのAmazonが売る商品の場合の目安で、プレミアム便は5〜7営業日、エコノミー便は8〜10営業日。
価格は、元のドルの値段を毎日日本円に換算したもの。支払いは、クレジットカード・デビットカードなどで日本円でできます。
ただし、海外ダイレクトの商品にはAmazonポイントがつきません。ポイントを使うのはOKなので、たまっている人は使い道にしてもいいですね。
Amazon.comで直接買うときの流れは?
海外ダイレクトにない商品は、Amazon.comで注文します。お届け先を日本にして、日本へ発送できる商品かどうかを見るのが最初のポイントです。
Amazon.comのサイトでサインイン。アカウントがまだなければ、Amazon.comで用意しましょう。
画面上部の「Deliver to」で日本を選んでから、商品ページで日本に届けられるかを確かめます。
配送先の住所を、入力欄の指示に従って登録しておきます。
送料と、関税などの前払い分(Import Fees Deposit など)が合計に入るので、確認してから注文しましょう。
Amazon.comの出品者が売る商品は、そもそも海外に発送していないこともあります。商品ページで日本へ届くかを必ず見てください。
条件を満たす注文は無料の国際配送(FREE AmazonGlobal Standard Shipping)の対象になりますが、最低金額は国ごとにドルで決まっていて、出品者が発送する商品は入りません。
支払いと為替はどうなる?
海外ダイレクトなら日本円で決まるので、為替を気にしなくて大丈夫。気にするのはAmazon.comで直接買うときです。
Amazon.comでは、Amazonの通貨換算サービス(Amazon Currency Converter)で日本円払いにするか、ドルのままカードで払うかを選べます。
換算サービスを使えるのは、Visa・Mastercard・American Expressのカード。対応する通貨のカードであることが条件です。
| 払い方 | レートを決めるところ |
| Amazonの通貨換算で日本円払い | Amazon(注文時の換算) |
| ドルのままカードで払う | カード会社(海外利用の手数料がかかるカードも) |
どちらがおトクかは、カード会社のレートや海外利用の手数料しだい。気になる人は、自分のカードの案内を一度見ておくと安心ですよ。
関税・送料はいくらかかる?
Amazonで買う場合、関税や輸入の消費税は注文するときに、Amazonがまとめて受け取るしくみです。税関への支払いは、Amazonが指定した配送業者が代わりにやってくれます。
| サイト | 関税などの扱い |
| Amazon海外ダイレクト | 固定の輸入手数料で、実際の税額より多くても返金なし、少なくても追加請求なし |
| Amazon.com | 見積もりの前払い(Import Fees Deposit)か固定額。前払いで実際より多ければ差額は返金、どちらも追加請求なし |
税額のもとになるのは、割引後の商品の値段に送料を足した金額。送料は、海外ダイレクトなら商品1点ごとに、実際の重さと箱の大きさから出す重さの重いほうで決まります。
日本の関税のルール(個人で使う場合)
日本の税関のルールでは、自分で使う物の課税価格は海外の小売価格の6割で計算します。課税価格の合計が1万円以下なら、一部の品目を除いて関税と消費税はかかりません。
ただし、この「6割で計算」の特例は2028年3月末でなくなる予定です。関税の計算のしかたは、中国からの輸入の記事でくわしく書いています。


届かない・返品したいときは?
返品は、どちらのサイトも、届いてから30日以内が基本。ここは同じですね。
| Amazon海外ダイレクト | Amazon.com | |
|---|---|---|
| 返品できる期間 | 到着から30日以内 | Amazonが発送した商品は到着から30日以内 |
| 不良品・違う商品 | 代金・輸入手数料・標準の返送料を返金 | 返送料と輸入の前払い分を返金 |
| 自分の都合 | 元の送料は戻らず、返送料を差し引き | 返送料の一部(国により最大25ドル)を返金 |
気をつけたいのが、自分の都合の返品。送料が国際便なので、返品すると思ったより戻ってこないこともあります。サイズや仕様は、注文前にしっかり確かめておきましょう。
届くのが遅いときは、まず注文履歴で配送状況を見てください。税関の検査で、予定より遅れることもあると案内されています。
アメリカのAmazonで買うときの注意点は?
買う前に、日本で使えるかだけは確認しておきたいところ。アメリカ向けの商品は、日本の商品と保証や電圧などの仕様がちがうことがあるからです。
- メーカーの保証が日本で使えないことがある
- 電圧やプラグが日本とちがい、変換器が要ることがある
- 説明書が日本語でないことがある
- ソフトやDVDは、日本で再生できない地域の設定(リージョン)のことがある
- 無線を使う機器は、技適マークがないと日本で使うと電波法違反になるおそれ



安いと思って買ったら、日本のコンセントで使えなかった…は避けたいですよね。電気の物ほど、仕様欄は念入りに見ましょう。
並行輸入品と正規品のちがいは、こちらでまとめています。


せどりでアメリカのAmazonから仕入れるときの注意は?
まず、Amazon海外ダイレクトは、せどりの仕入れには使えません。利用規約で、自分で使うか個人へのギフトとして輸入するもので、再販や商用目的ではないことが条件になっているからです。
さらに、Amazonが商用利用だと判断する数量の注文は断られることもあると書かれています。1回の注文だけでなく、似た商品を何回も注文した場合も対象になります。
Amazon.comから直接仕入れる場合も、売るための輸入。PSEマークのない電気用品は売れず、技適のない無線機器は使うだけで電波法違反のおそれがあります。仕入れる前に必ず確認を。
Amazon.com側の利用条件も、再販目的で使えるかを自分で確認してください。海外ダイレクトがダメでもAmazon.comならOK、という話ではありません。
- 電気用品は、輸入の事業として国への届け出とPSEマークが必要
- 無線を使う機器は、技適を取っているか
- 売るための輸入は、6割で計算する特例が使えない
- 日本のAmazonで、その商品を出品できるか(出品制限)
- 偽物ではないか、商標権の問題がないか
海外の商品を日本で売るときの法律の注意は、こちらでくわしく書いています。


アメリカのAmazonのよくある質問
最後に、よく聞かれる疑問にお答えしますね。Amazonポイントは、海外ダイレクトではつきません。
- 日本のAmazonのアカウントで買えますか?
-
Amazon海外ダイレクトなら、Amazon.co.jpのアカウントのまま買えます。Amazon.comで直接買うときは、Amazon.comのサイトでサインインして注文します。
- 届いたときに関税を払う必要はありますか?
-
Amazonで買う場合は、注文時に輸入の手数料(または前払い)として払います。実際の税額が多くても、追加の請求はないと規約にありますよ。
- 海外ダイレクトの商品だけを探すには?
-
Amazon.co.jpで検索したあと、パソコンは画面の左側、スマホはフィルターで「Amazon海外ダイレクト」を選びます。当日便・翌日便は使えないので、急ぎの物には向きません。
- どのくらいで届きますか?
-
海外ダイレクトでアメリカのAmazonが売る商品は、プレミアム便で5〜7営業日、エコノミー便で8〜10営業日が目安です。
まとめ
アメリカのAmazonの商品は、まず海外ダイレクトで探し、なければAmazon.comの順で見るのがラクです。
- Amazon海外ダイレクトなら、日本語・日本円・co.jpのアカウントで買える
- 関税などは注文時にAmazonが受け取る。追加請求はない
- Amazon.comでは、お届け先を日本にして発送できるか確かめる
- 返品は到着から30日以内。自分の都合だと送料がかかる
- 電圧・技適・保証は、注文前に確認
- 海外ダイレクトは再販目的では使えない。せどりの仕入れには向かない
Amazonで売っている会社や、出品者の国の見分け方はこちら。














