副業くんメルカリから本人確認をしてくださいって言われて、出品も購入もできなくなりました…。書類を出したのに、なかなか終わらないんです。
本人確認を求められて制限がかかると、「何か疑われてる?」と不安になりますよね。でも、本人確認による制限は、多くの場合「本当にあなた本人か」を確かめるためのものです。
この記事では、本人確認が原因で利用制限されるケース、本人確認の方法と使える書類、書類で落ちやすいポイント、制限されたときの対処法をまとめました。書類の条件や手続きは、メルカリ公式ヘルプで確認しています。
先に結論から。
本人確認は、スマホのメルカリアプリから行います。マイナンバーカードがあれば、読み取る方法が一番早くて確実です。
書類と顔写真を撮影する方法では、住所の違い、文字が読めない写真、使えない書類(学生証・通知カードなど)でつまずきがちです。出す前に、この記事のチェックポイントを確認しましょう。
本人確認が原因で利用制限されるのはなぜ?どんなとき?
メルカリ公式ヘルプでは、利用制限の中に「解除の判断が伴うもの」があり、本人確認や詳しい事情の確認をしたうえで、解除するかどうかが判断されるとされています。
本人確認を求められるのは、たとえば次のような場合です。
- アカウントが第三者に不正に使われている可能性がある
- ガイドへの違反があり、再発防止のために身分証の提出を求められた
- 複数のアカウントを持っている疑いがある
- 高額な商品を購入しようとしている
また、メルカリ公式ヘルプでは、ガイドへの違反を防ぐために身分証の提出を求めることがあり、本人確認は複数のアカウントを使っている人を見つけることにも使われるとされています。1人1つのアカウントで正しく使っていれば、本人確認で困ることはありません。
つまり、本人確認による制限は「罰」というより、本人であることを確かめるための手続きです。求められた本人確認を済ませて、事務局が問題ないと判断すれば、制限は解除されます。
逆に、本人確認をしないまま待っていても、制限は解除されません。「お知らせ」に届いた事務局からの個別メッセージを読んで、早めに手続きを進めましょう。
(2026年10月時点・メルカリ公式ヘルプで確認)
メルカリの本人確認の方法
本人確認(アプリでかんたん本人確認)は、スマホのメルカリアプリから申し込みます。パソコンやタブレットからは申し込めません。方法は次のとおりです。
| 方法 | 内容・時間の目安 |
|---|---|
| マイナンバーカードを読み取る | スマホでカードのICチップを読み取り、署名用電子証明書のパスワードを入力する。最短1分ほど |
| ICチップを読み取り+顔写真を撮る | 書類のICチップを読み取り、自分の顔を撮影する(順次提供) |
| iPhoneのウォレットのマイナンバーカード | iPhoneのウォレットに追加したマイナンバーカードを使う |
| 書類と顔写真を撮影する | 本人確認書類と自分の顔を撮影して送る。確認は通常数時間、数日かかることもある |
(2026年10月時点・メルカリ公式ヘルプで確認)
マイナンバーカードを持っているなら、読み取る方法が一番早く、写真の写り方で落ちる心配もありません。署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16文字)が必要なので、事前に確認しておきましょう。
マイナンバーカードを読み取るときのコツ
読み取りがうまくいかないときは、スマホケースを外す、カードをスマホの背面(読み取り部分)にぴったり当てて動かさない、といった点を試してみてください。読み取り部分の位置は機種によって違います。また、署名用電子証明書のパスワードを何度か間違えるとロックされ、役所での手続きが必要になるので、うろ覚えのまま入力をくり返さないようにしましょう。
顔写真を撮るときのコツ
書類と顔写真を撮影する方法では、自分の顔も撮影します。明るい場所で、帽子やマスク、サングラスは外し、顔全体がはっきり写るようにしましょう。逆光になると顔が暗く写るので、窓を背にしないのがポイントです。
書類と顔写真を撮影する方法の流れ
マイナンバーカードを持っていない場合は、書類と顔写真を撮影する方法で手続きします。大まかな流れは次のとおりです。細かい画面は変わることがあるので、アプリの案内に従って進めてください。
スマホのメルカリアプリから、本人確認の手続きを開きます。
運転免許証など、手元にある本人確認書類を選びます。
画面の指示に合わせて、書類を撮影します。書類の表面だけでなく、裏面や厚みの撮影を求められることもあります。
画面の指示に合わせて、自分の顔を撮影します。
登録情報と書類の内容に違いがないかを確認して、送信します。
送ったあとは確認を待つだけです。確認には通常数時間、場合によっては数日かかります。撮り直しを求められた場合は、案内に書かれた理由を読んで、そこを直してから出し直しましょう。
(2026年10月時点・メルカリ公式ヘルプで確認)
本人確認に使える書類
| 日本国籍の人 | マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書 |
| 外国籍の人 | 在留カード、特別永住者証明書(有効期限が60日以上残っているもの) |
| 使えない書類 | 学生証、通知カード など |
(2026年10月時点・メルカリ公式ヘルプで確認)
外国籍の人の書類
外国籍の人は、在留カードまたは特別永住者証明書を使います。どちらも、有効期限が60日以上残っている必要があります。更新の手続き中で期限が近い場合は、新しいカードを受け取ってから手続きするのが確実です。
以前はほかの書類が使えたこともありますが、使える書類は変わることがあります。2026年10月時点の公式の一覧には、パスポートは入っていません。手続きの前に、アプリの案内で使える書類を確認しましょう。
住所が違う場合は「補完書類」が必要
本人確認書類に書かれた住所が、今の住所と違う場合は、今の住所を確認できる補完書類が必要です。
- 公共料金(電気・ガス・水道など)の領収書
- 国税・地方税の領収書や、納税証明書
- 社会保険料の領収書
- いずれも本人の名前と現住所が書かれていて、発行から6か月以内のもの
家族の名前で届いている領収書や、6か月より前の領収書は使えません。引っ越したばかりで免許証の住所を変えていない人は、特に注意しましょう。
本人確認でつまずきやすい6つのポイント
書類と顔写真を撮影する方法では、次のようなポイントでつまずきがちです。出す前に確認しておきましょう。
① 登録している住所と、書類の住所が違う
引っ越したのに書類の住所が旧住所のまま、登録時にマンション名や部屋番号を省略した、などのケースです。登録情報と書類の内容が一致していないと、本人であることを確認しにくくなります。
よくあるのは、書類には「1丁目2番3号」とあるのに「1-2-3」と登録している、マンション名を省いている、「ヶ」と「ケ」のように表記がちがう、といった細かな差です。提出前に、登録住所と書類の住所を1文字ずつ見比べましょう。引っ越して書類の住所が古い場合は、登録住所を今の住所にしたうえで、補完書類を用意します。
② 氏名・生年月日が登録情報と違う
結婚などで名字が変わったのに登録が旧姓のまま、「斉藤」と「齊藤」のような漢字の違い、生年月日の入力ミスなどです。
生年月日は、和暦と西暦を変換するときに1年ずれてしまう、月と日を逆に入れてしまう、といったミスも起きがちです。書類と同じ漢字・同じ日付になっているか、手続きの前に登録情報を確認し、違っていれば直しておきましょう。
③ 書類の有効期限が切れている
有効期限が切れた書類は使えません。在留カードと特別永住者証明書は、有効期限が60日以上残っている必要があります。
手続きを始めたときは期限内でも、確認に時間がかかっているあいだに期限が切れてしまう、ということも考えられます。運転免許証などの更新が近い人は、更新後の新しい書類で手続きするのが確実です。
④ 写真がぼやけている・暗い
手ブレで文字がにじんでいる、部屋が暗い、照明が反射して文字が白く飛んでいる、といった写真では、内容が読み取れず確認が進みません。住所や名前以外でも、有効期限などの文字が一部でも読めないと、出し直しになることがあります。
撮るときは、明るい場所で、スマホのピントを書類に合わせてから撮りましょう。運転免許証のようなつるつるした書類は、真上の照明が反射しやすいので、少し角度をつけた明かりの下で撮ると読みやすくなります。
⑤ 書類の端が切れている・影がかかっている
書類の四隅が写っていない、指やスマホの影が文字にかかっている、斜めから撮って読みにくい、といった写真もつまずきの原因です。
書類の一部が見えないと、正しい書類かどうかを確認できません。書類は手で持たずに机の上に置き、真上から、まわりに少し余白ができるくらいの距離で撮るのがコツです。
⑥ 使えない書類や、条件に合わない補完書類を出している
学生証や通知カードは使えません。補完書類も、本人の名前・現住所・発行から6か月以内の3つがそろっていないと使えません。
家族の名前で届いている公共料金の領収書や、住所の番地・部屋番号が省略されている書類、発行から半年以上たった書類は、補完書類として使えないので注意しましょう。
- 明るい場所で、書類を机などの平らな場所に置いて撮る
- 真上から撮り、書類の四隅がすべて写るようにする
- 自分の手やスマホの影、照明の反射が入らないようにする
- 撮ったあと、すべての文字がはっきり読めるか確認してから送る
本人確認でよくある勘違い
「本人確認を済ませれば、もう制限されない」
本人確認は、本人であることを確かめる手続きです。本人確認が済んでいても、禁止されている出品物を出したり、禁止されている行為をしたりすれば、利用制限の対象になります。本人確認は、ルールを守って使うことの代わりにはなりません。
「家族の書類で手続きしてもいい」
本人確認は、アカウントを使っている本人の書類で行います。家族の書類を使うのは、他人になりすますことになり、禁止されている行為に当たります。家族それぞれが使う場合は、それぞれが自分のアカウントで、自分の書類を使って手続きしましょう。
「メルカリの本人確認とメルペイの本人確認は別物」
メルペイの機能(残高へのチャージ、メルカードの発行など)を使うには、本人確認が必要です。メルペイの本人確認の審査は平均1〜2日、最大5日程度が目安で、審査中は売上金の振込申請ができません。アプリでかんたん本人確認を済ませておけば、こうした機能もまとめて使えるようになります。
(2026年10月時点・メルカリ公式ヘルプで確認)
本人確認で利用制限されたときの対処法
「お知らせ」の【事務局から個別メッセージ】で、何を求められているかを確認します。
氏名・生年月日・住所が、書類と同じになっているかを確認します。
マイナンバーカードがあれば読み取る方法、なければ書類と顔写真を撮影する方法で手続きします。住所が違う場合は補完書類も用意します。
確認が終わり、事務局が問題ないと判断すれば解除されます。時間がたっても変わらない場合は、利用制限のガイドの一番下にある「お問い合わせはこちら」から問い合わせます。
確認を待っているあいだも、制限前に成立していた取引には対応できます。売れた商品の発送や取引メッセージは、止めずに続けましょう。メルペイの本人確認の審査中は、売上金の振込申請ができないので、その点も覚えておきましょう。
ほかの人の書類を使ったり、書類を加工したりするのは絶対にやめましょう。本人確認は、本人であることを確かめるための手続きです。不正が見つかれば、無期限の利用制限につながります。
問い合わせるときの文章の書き方は、こちらの記事でテンプレート付きで解説しています。


メルカリで本人確認が必要な理由
本人確認は面倒に感じますが、メルカリを安全に使うための仕組みです。
メルカリは、知らない人どうしがお金と物をやり取りする場所です。なりすましや、他人のクレジットカードの不正利用、だまし取ったお金の受け渡しなどに悪用されないよう、利用者が実在する本人かどうかを確かめています。
また、メルペイの本人確認が済んでいないと、残高へのチャージ(入金)や、メルカードの発行などは使えません。売上金も、本人確認が済んでいれば振込申請の期限がなくなります(済んでいない場合は、取引完了から180日以内に申請が必要)。
売る側にとっても、本人確認を済ませておけば、こうしたお金まわりの機能を安心して使えます。



物販を続けていくなら、本人確認は早めに済ませておくのがおすすめです。いざ売上金を引き出したいときに慌てずに済みます。
(2026年10月時点・メルカリ公式ヘルプで確認)
本人確認と利用制限でよくある質問
- パソコンから本人確認できますか?
-
できません。本人確認は、スマホのメルカリアプリから申し込みます。
- パスポートは使えますか?
-
2026年10月時点のメルカリ公式ヘルプの一覧には、パスポートは入っていません。マイナンバーカードや運転免許証などを使いましょう。
- 家族の書類で本人確認してもいいですか?
-
だめです。本人確認は、アカウントを使っている本人の書類で行います。
- 本人確認が済んでいれば、利用制限されることはありませんか?
-
いいえ。本人確認が済んでいても、ガイドに違反すれば利用制限の対象になります。
- マイナンバーカードの読み取りがうまくいきません。
-
スマホケースを外し、カードをスマホの背面の読み取り部分にぴったり当てて、動かさずに待ってみてください。読み取り部分の位置は機種によって違います。うまくいかない場合は、書類と顔写真を撮影する方法でも手続きできます。
- 署名用電子証明書のパスワードを忘れました。
-
パスワードを何度も間違えるとロックされます。忘れた場合やロックされた場合は、お住まいの市区町村の窓口で再設定の手続きが必要です。それまでは、書類と顔写真を撮影する方法で手続きしましょう。
- 学生証で本人確認できますか?
-
できません。学生証や通知カードは、本人確認書類として使えません。
- 本人確認はどれくらいで終わりますか?
-
マイナンバーカードを読み取る方法なら最短1分ほどです。書類と顔写真を撮影する方法は、通常数時間、数日かかることもあります。
- 引っ越したばかりで、免許証の住所が古いままです。
-
登録住所を今の住所にしたうえで、今の住所が書かれた補完書類(公共料金の領収書など、発行から6か月以内のもの)を用意しましょう。
- 結婚して名字が変わりました。どうすればいいですか?
-
登録している氏名と、書類の氏名が同じになっている必要があります。書類の氏名を変更したうえで、登録情報も同じ表記にそろえてから手続きしましょう。
- 本人確認が終われば、利用制限は解除されますか?
-
事務局が確認したうえで、解除すべきと判断した場合に解除されます。本人確認以外の対応も求められている場合は、そちらも済ませましょう。
(2026年10月時点・メルカリ公式ヘルプで確認)
まだ本人確認をしていない人が「しないとどうなるか」「マイナンバーで大丈夫か」を知りたいときは、こちらの記事が分かりやすいです。


まとめ
- 本人確認による制限は、本人であることを確かめるための手続き。対応しないと解除されない
- 本人確認はスマホのメルカリアプリから。マイナンバーカードの読み取りが一番早い
- 使えるのはマイナンバーカード、運転免許証など。学生証・通知カードは使えない
- 住所が違う場合は、発行から6か月以内の補完書類が必要
- 写真は明るく、四隅まで、文字がはっきり読めるように撮る
利用制限の種類や原因、身に覚えがないときに確認することは、こちらでまとめています。














