副業くんせどりを始めたいけど、失敗したらどうしようって考えると手が止まっちゃって…。みんな、失敗せずにやれてるんですか?
失敗が怖いのは、ちゃんと考えている証拠ですよね。安心してください。私もけっこう派手にやらかしています。
この記事では、私がせどりでやらかした失敗談5つと、今ならどう防ぐかをまとめました。
せどりの失敗は、仕入れる前の「ひと確認」でほとんど防げる。
送れる物か、本物か、売り切れる量か、送料はいくらか。焦っているときほど、この確認が抜けます。
配送と補償のルールは、2026年10月25日にヤマト運輸とYahoo!オークションの公式で確認しています。
人の失敗談って、なぜか読むと少しホッとするもの。生暖かい目で読んでもらえたらうれしいです。
失敗談①花火をFBAに送ろうとして、ドライバーさんに止められた
せどりを始めたばかりのころ、近所のホームセンターで花火がセール価格になっていました。よし、家に帰って速攻でFBAに送ろう、と意気揚々と梱包。
ヤマトに集荷を頼んで、来てくれたセールスドライバーのお兄ちゃんが一言。
「花火は送れないっすよ」
そう、花火は火薬類。ヤマト運輸の宅急便でも、花火は「送れないもの」としてはっきり書かれています。
冷静に考えれば当然ですよね(笑) 当時は利益が出る商品を探すのに夢中で、送れるかどうかまで頭が回っていませんでした。



お金のダメージはそれほどでもなかったけど、あまりにアホすぎて、いちばん記憶に残っている失敗です。売れ残った花火は、甥っ子と姪っ子にあげて、毎日ひたすら消化してもらいました。
今ならこう防ぐ
仕入れる前に「その商品を送れるか」を確かめます。花火・ガスボンベ・灯油のような危険物は、運送会社の送れないものの一覧と、セラーセントラルのFBAの危険物のヘルプで先にチェック。
FBAの納品で送れない荷物については、こちらにもまとめています。


失敗談②ブックオフでボウズが怖くて、よく分からないCDを仕入れた
副業サラリーマンとしてせどりを始めたころ、参加費5万円くらいの、あるせどりコミュニティに入っていました。
そこの師匠の教えは「初心者は、ブックオフの500円CDコーナーだけリサーチしろ」
どんな根拠があったのかは、今となっては分かりません。
言われたとおりに、仕事の合間をぬって何店舗もはしご。2〜3時間リサーチしても、仕入れられる商品がまったく見つかりません。
当時はシフト勤務で体もキツいうえ、プライベートの時間を削ってせどりをしていました。だから「何も買わずに帰るワケにはいかない」と、謎の強迫観念にとらわれていて。
心理学でいうサンクコスト効果(それまでにかけた時間やお金がもったいなくて、やめられない心理)ですね。
結局、何をどう判断したのか覚えていないCDを1枚、焦って仕入れて帰りました。完全にパニックです。そのCDのジャケットは、一生忘れません。


今ならこう防ぐ
見つからない日は、さっさと帰って寝る。それだけで十分です。何も仕入れずに帰るのも、立派な判断ですよ。
本のせどりで利益が出にくい理由と、今のやり方はこちら。


失敗談③クリスマス商戦にクレカで仕入れすぎて、支払いで死にかけた
せどりを始めて、初めて迎えたクリスマス商戦の話です。ひと言でいうと、調子に乗ってクレカで仕入れまくって、死にかけました(笑)
知り合いのせどらーから「クリスマス商戦はメチャクチャ売れるよ」と聞いて、人気のおもちゃやゲームをガンガン仕入れ。カードの限度額は、あっという間にいっぱいに。
商品はそれなりに売れて、その年の12月の月商は過去最高。ちょっとした達成感にひたっていたのも、つかの間でした。
クリスマスが終わり、お年玉の需要も過ぎた1月。売れ残りの売れ行きが鈍って、気づけば不良在庫が増えていました。



あれ、このままだと次のカードの支払いヤバくない…?って、冷や汗が出ました。
あわてて値下げしたけど、時すでに遅し。カードの支払いには間に合わず、ヘソクリを使って何とかしのぎました。
現金が少しあったから助かっただけで、カードだけに頼っていたらと思うと今でもゾッとします。次の支払いのために、また仕入れる。そんな「止まれない物販」にならないよう、カードの使い方には気をつけてください。
今ならこう防ぐ
仕入れに使う金額の上限を、先に決めておきます。カードの引き落とし日までに売り切れる量だけ仕入れて、売れ残ったら早めに値下げ。
カードで仕入れて死にかけた経験から、初心者にすすめるカードの話はこちら。


仕入れの上限金額の決め方は、こちらでくわしく書いています。


失敗談④ヤフオクで偽物フィギュアを大量に仕入れて、車庫が埋まった
これは、仕入れた量も金額のダメージも、いちばん強烈だった話です。
実は前振りがあって。ヤフオクのある出品者が、当時すでに廃盤だった「ふしぎなシャワープリンセス」を大量に出していました。Amazonで3,000円くらいで売れている商品が、1個500円。
さすがに怪しいと思いつつ、試しに数個だけ仕入れてみました。特に怪しいところはなく、たぶん本物。Amazonで全部売れて、クレームも1つもありませんでした。


それで残りも全部買わせてもらったところ、出品者から「ほかにもおすすめのフィギュアがある」と紹介されたのが、例のフィギュアです。
シャワープリンセスが本物だったので、疑いもせずに支払い。数日後、自宅に大量の段ボールが届きました。開けてみたら、箱もボロボロ、中身もボロボロ。


出品者に連絡しても、もう音信不通。住んでいたアパートの車庫が、偽物フィギュアで埋めつくされる大惨事に。嫁さんにメッチャ怒られました。
結局、返事は一度も来ず、泣き寝入り。大量のフィギュアは、市内の破砕工場に持ちこんで処分してもらいました。
今のヤフオクも、トラブルは原則として当事者同士で解決というのが公式の案内。ただ、今は買う側を守るしくみもあります。
今ならこう防ぐ
届いた商品がおかしいときは、「受け取り連絡」を押さない。押すと出品者にお金が入ってしまいます。話し合いが長引くなら、出品者への入金を延長できます。取引期間が28日間になり、入金が始まるまでは出品者の操作で取引を中止できるようになります。
出品者が応じないときは、条件を満たせば商品満足サポート(ストア・特定カテゴリは対象外、1年に1度、上限1万円相当のPayPayポイント)という手も。
とはいえ上限は1万円相当なので、大量に買った分まではまかなえません。相場より極端に安い大量出品には、手を出さないのがいちばんです。
ヤフオクで偽物をつかんだときの手順は、こちらにまとめました。


失敗談⑤キュゥべえのぬいぐるみが大きすぎて、送料負けした
ヤフオクで「魔法少女まどか☆マギカ」のキュゥべえのぬいぐるみを落札したら、届いたのが想像よりはるかにデカいぬいぐるみでした。
160サイズの段ボールに押しこんで、入るかどうかギリギリ。だいぶ前の話なので細かい記憶はあいまいですが、とにかく「デカい!」しか覚えていません。しかも5個も落札していました。
私は北海道に住んでいるので、送料ではどうしても不利。1箱にどれだけ詰めこめるかが勝負なのに、160サイズの商品では送料負けは避けられません。



160サイズの段ボールを5個買って、1箱に1体ずつ押しこんでFBAへ。大きな赤字にならなかったのが、不幸中の幸いでした。
今ならこう防ぐ
ネット仕入れでは、商品ページのサイズと重さを見て、送料まで入れて利益を計算します。現物を見られないぶん、ここを省くと痛い目を見ますよ。
FBAに送る段ボールのサイズと重さの上限は、こちら。


大きい物をフリマで売るときの送り方は、こちらにまとめています。


5つの失敗から学んだこと
並べてみると、どれも仕入れる前の確認が抜けていたのが原因。焦り・欲・思いこみで、確認を飛ばしていました。
| 失敗 | 原因 | 今の防ぎ方 |
|---|---|---|
| 送れない商品を仕入れた | 送れるか確認しなかった | 運送会社とFBAのルールを先に見る |
| 焦ってCDを仕入れた | 手ぶらで帰るのが怖かった | 見つからない日は帰る |
| クレカで仕入れすぎた | 売り切れる量を考えなかった | 仕入れの上限を決める |
| 偽物を大量に買った | 1回本物だったので信じた | 安すぎる大量出品は疑う |
| 大きすぎて送料負け | サイズを見なかった | 送料まで入れて計算する |
どれも、今思えば当たり前のことばかり。でも始めたばかりのころは、その当たり前が抜けちゃいます。
せどりの失敗談のよくある質問
最後に、失敗についてよく聞かれることに答えておきますね。どの答えも、お金がからむ失敗だけは先に防ぐが共通点です。
- せどりで失敗したら、やめたほうがいいですか?
-
1回の失敗でやめる必要はありません。私も上の5つをやらかしたうえで、今も物販を続けています。原因が分かれば、同じ失敗はくり返しません。
- いちばんダメージが大きい失敗は何ですか?
-
私の場合は、ヤフオクの偽物フィギュアです。仕入れたお金が丸ごと戻らず、処分の手間もかかりました。お金がからむ失敗は、やっぱり痛いです。
- 失敗しないために、最初に決めておくことは?
-
仕入れに使う金額の上限。上限があれば、仕入れすぎも焦った仕入れも、ある程度は止まります。
まとめ
失敗談を書いていると、当時の記憶がよみがえりますね。車庫に積み上がった段ボールの前で立ちつくした日が、昨日のことのようです(笑)
- 花火は宅急便で送れない。仕入れる前に「送れるか」を確かめる
- 見つからない日は帰る。焦って仕入れるとろくなことがない
- カードの引き落とし日までに売り切れる量だけ仕入れる
- 偽物が届いたら受け取り連絡を押さない。安すぎる大量出品は疑う
- ネット仕入れは、サイズと送料まで入れて利益を計算する
私の失敗を反面教師にしてもらえたらうれしいです。よくある失敗のパターンと防ぎ方は、こちらにまとめています。













