副業くん店舗せどりでよく名前を聞く「せどりすと」を入れてみたんですけど、なんだか動きがおかしいんです。今も使えるんですか?
せどりすとは、スマホのカメラで商品のバーコードを読み取るだけで、Amazonでの値段や売れ行きを調べられるアプリです。店舗せどりの定番アプリとして、このブログでも以前、設定から使い方までくわしく紹介していました。
ただ、2026年の今、せどりすとの事情はかなり変わっています。この記事では、せどりすと(無料版)とせどりすとプレミアム(有料版)の今の状況と、代わりに使えるアプリをまとめました。
先に結論から。
無料版の「せどりすと」は2018年から更新が止まっていて、今は事実上使えません。
有料の「せどりすとプレミアム」は今も更新されています。お金をかけずに始めたいなら、Amazon公式の「Amazon Seller」アプリなどが代わりになります。
せどりすとの今の状況
| アプリ | 対応 | 最後の更新 | 状況 |
|---|---|---|---|
| せどりすと(無料版) | iPhone | 2018年5月が最後 | 広告付きの無料アプリ。レビューに「バーコードのボタンが出ない」「検索結果が出ない」などの声 |
| せどりすとプレミアム | iPhone | 2025年10月 | アプリは無料だが、プレミアムのアカウント(月額)が必要 |
| せどろいど(Android版) | Android | 表示は2023年9月 | 有料の月額機能あり。ただし前提にしていたAmazonの仕組み(MWS)は2024年3月に廃止 |
(2026年10月時点・App Store、Google Play、せどりすと公式サイトで確認)
無料版のせどりすとは、提供元のOrela.orgによる最後の更新が2018年5月です。App Storeのレビューには、モノレート(以前使われていたAmazonの販売データのサイト。今は終了しています)が終わってから使えなくなった、という声も並んでいます。これから店舗せどりを始める人が、無料版のせどりすとを入れるのはおすすめしません。
せどりすとプレミアム(有料版)とは
せどりすとプレミアムは、せどりすとの有料版です。アプリ自体は無料でダウンロードできますが、使うにはプレミアムのアカウント(月額の契約)が必要です。2025年10月にもアプリが更新されていて、今も開発が続いています。
公式サイトには、料金として「初月10,000円(初期費用5,000円+利用料5,000円)、2か月目以降は月5,000円(税別)」と書かれています。ただし、このページには日付がなく、今は廃止されたAmazonの仕組み(MWS)を前提にした説明も残っています。契約する前に、最新の料金と条件を公式サイトで確認してください。
プレミアムで使える主な機能
- カメラまたはBluetoothのバーコードリーダーでの読み取り(全画面で読み取り可能)
- アイテム内ブラウザ、2画面のブラウザ
- 消費税にも対応した粗利の計算
- 条件に合う商品を知らせるアラート(最大5組)
- ROIの判定、赤字を防ぐ「赤字ストッパー」
- 出品機能、SKUの自動採番、ほかのツールとの連携
- BOOKOFF・TSUTAYA・GEOのインストアコードへの対応
大口出品者向けのサービスとされているので、小口出品の人は条件も確認しておきましょう。
せどりすとの主な設定項目
せどりすとの公式サイトでは、次のような設定項目が紹介されています。以前このブログで解説していた設定とほぼ同じですが、今の画面とは違う可能性があります。
| 設定 | 内容 |
|---|---|
| アイテム判定条件 | ランキングや粗利で、仕入れ候補かどうかを判定する |
| アラート設定 | 条件に合ったときの背景色やバイブレーション、条件1〜3 |
| 粗利計算のパラメータ | 大口出品者かどうか、FBAを使うか、FBAの費用や在庫期間、送料などを入れて粗利を計算 |
| 仕入れ基準原価 | 粗利の計算に、仕入れ値の基準を組み込む |
| アプリケーション設定 | タップで詳細を開く、初期画面、リストの操作、CSVの添付など |
(2026年10月時点・App Store、Google Play、せどりすと公式サイトで確認)
お金をかけずに始めるなら:代わりに使えるアプリ
店舗せどりのリサーチは、今はAmazon公式の「Amazon Seller」アプリだけでも、十分に始められます。バーコードを読み取れば、Amazonでの値段や売れ筋ランキング、FBAで出品できるかどうかまで確認できます。
| アプリ | 対応 | 料金 | 主な機能 |
|---|---|---|---|
| Amazon Seller(Amazon公式) | iPhone・Android | 無料(出品用アカウントが必要) | バーコードや商品名で検索し、価格・売れ筋ランキング・レビューを確認。FBAで出品できない・許可が必要な商品はアラート表示。仕入れ値を入れると、手数料を引いた推定の収益も出る |
| Ama-Jack(株式会社JACKALL) | iPhone・Android | 無料 | JANコードの読み取り、Amazon・楽天・Yahoo!などの価格比較、価格やランキングの推移 |
| Keepa | iPhone・Android | アプリは無料、くわしい機能は有料 | Amazonの価格・ランキングの推移、バーコードでの検索、価格の通知 |
| せどりすとプレミアム | iPhone(Androidはせどろいどで同じ契約を利用) | 有料(月額) | 連続でのバーコード読み取り、粗利計算、アラートなど |
(2026年10月時点・App Store、Google Play、せどりすと公式サイトで確認)
どのアプリも、機能や料金は変わることがあります。使う前に、ストアの説明や公式サイトで最新の情報を確認しましょう。
アプリでバーコードを読み取ったら、見るべきポイント
どのアプリを使っても、読み取ったあとに見るポイントは同じです。
- Amazonでの今の値段(新品・中古、FBAの出品者の値段)
- 売れ筋ランキング(どれくらい売れているかの目安)
- 出品者の数(ライバルが多すぎないか)
- Amazon本体が出品しているか
- 手数料と送料を引いて、利益が残るか
- FBAで出品できるか、出品の許可が必要ではないか
特に、今の値段だけで判断しないことが大事です。KeepaなどでAmazonの価格やランキングの推移も見て、本当に売れているのか、値段が下がり続けていないかを確かめてから仕入れましょう。



店舗で迷ったら「利益が残るか」と「ちゃんと売れているか」の2つだけは必ず確認。ここを飛ばすと在庫の山になります。
店舗せどりのリサーチの流れ
アプリを入れたら、実際にお店でどう使うのか。基本の流れはこうです。
値引きシールが貼られた商品、ワゴンセール、季節の終わりの商品など、安くなっている棚から見ていきます。
アプリでバーコードを読み取り、Amazonでの値段と売れ筋ランキングを確認します。
手数料と送料を引いて利益が残るか、Keepaなどでランキングや価格の推移を見て、本当に売れているかを確かめます。
出品の許可が必要な商品や、FBAで扱えない商品でないかを確認します。
売れ行きとライバルの数を見て、何個仕入れるかを決めます。最初は少なめが安心です。
バーコードが読み取れないときは
バーコードがうまく読み取れないときは、明るい場所で、バーコードとカメラを平行にして、少し距離を離してみてください。値札のシールでバーコードが隠れている場合は、商品名で検索する方法もあります。
Bluetoothのバーコードリーダーを使うと速い
たくさんの商品を続けて調べるなら、Bluetoothでスマホとつなぐバーコードリーダーを使うと作業が速くなります。せどりすとプレミアムは、Bluetoothのバーコードリーダーにも対応しています。使うアプリが対応しているかは、事前に確認しておきましょう。
Androidの人は?
せどりすとのAndroid版にあたる「せどろいど」も、事実上使えない状態です。Androidで店舗せどりをするなら、Amazon SellerやAma-Jack、Keepaのアプリが選択肢になります。くわしくはこちらでまとめています。


せどりすとのよくある質問
- せどりすとの無料版は、まだダウンロードできますか?
-
App Storeには掲載が残っていますが、最後の更新は2018年5月です。レビューにも動かないという声が多く、今から使うのはおすすめしません。
- せどりすとプレミアムの料金はいくらですか?
-
公式サイトには「初月10,000円、2か月目以降は月5,000円(税別)」と書かれていますが、日付のない古い説明の可能性があります。契約前に公式サイトで最新の料金を確認してください。
- モノレートは今も使えますか?
-
モノレートは終了しています。Amazonの価格や売れ筋の推移を見るなら、Keepaなどを使いましょう。
- 無料で使える代わりのアプリは?
-
Amazon公式の「Amazon Seller」アプリが無料で使えます(出品用のアカウントが必要)。Ama-Jackも無料で使えます。
(2026年10月時点・App Store、Google Play、せどりすと公式サイトで確認)
まとめ
- 無料版のせどりすとは2018年から更新がなく、事実上使えない
- せどりすとプレミアムは今も更新されている有料版。料金は契約前に公式で確認
- お金をかけずに始めるなら、Amazon公式のAmazon Sellerアプリで十分
- 読み取ったら、値段・ランキング・出品者数・利益・出品できるかを確認
- 値段やランキングの推移はKeepaなどで確かめる








