副業くんラクマって手数料が安いって聞いたんですけど、実際いくらなんですか?メルカリと比べて、どれくらい手元に残るのか知りたいです。
「ラクマは手数料が安い」って話、よく聞きますよね。でも今は、いつでも安いわけじゃないんです。売れば売るほど下がる仕組みなんですよ。
私は会社員の副業から物販を始めて、今は中古パソコンをフリマアプリで売っています。この記事では、ラクマでかかる手数料をぜんぶ並べて、メルカリ・Yahoo!フリマとの手取りの差まで計算してみます。
ラクマの販売手数料は、前月の販売実績で4.5%〜10%の6段階に変わります。実績がなければ10%で、メルカリと同じです。
売上金の振込は1回210円。ただし楽天銀行に1万円以上なら無料です。送料はかんたんラクマパックなら、メルカリ便より少し安いサイズが多めです。
この記事の手数料と送料は、2026年10月8日にラクマ公式(ラクマのFAQ・かんたんラクマパックのページ)で確認しています。メルカリとYahoo!フリマの手数料・送料は、2026年10月5日に各社の公式ヘルプで確認したものです。
ラクマでかかる手数料の一覧
まずは全体から。ラクマで出品者にかかるお金は、販売手数料・振込手数料・送料の3つだけなんですよね。登録や出品はタダです。
| 会員登録・出品 | 無料 |
| 売れたとき(販売手数料) | 販売価格の4.5%〜10%(前月の実績で決まる、税込み) |
| 売上金を口座に振り込むとき | 1回210円(楽天銀行に1万円以上なら無料) |
| 送料(かんたんラクマパック) | 150円〜(サイズと配送方法で変わる) |
送料込みで出品すると、販売手数料は送料も含めた販売価格にかかります。送料が高い大きな商品ほど、ここが効いてくるんです。
ちなみに買う側は、支払い方法によっては手数料がかかることがあります。これは購入者が払うもので、出品者の手取りには関係しません。
販売手数料は前月の実績で6段階に変わる
ここがラクマのいちばんの特徴です。前月26日から当月25日までに取引が終わった販売の「回数」と「金額」で、翌月の手数料率が決まります。
| 手数料率 | 前月26日〜当月25日の実績 |
|---|---|
| 10% | 下の条件にあてはまらないとき(基本の率) |
| 9% | 4回以上 かつ 5,000円以上 |
| 8% | 6回以上 かつ 1万円以上 |
| 7% | 8回以上 かつ 3万円以上 |
| 6% | 10回以上 かつ 5万円以上 |
| 4.5% | 10回以上 かつ 10万円以上 |
たとえば9月26日から10月25日までに、10回売って合計5万円になったら、11月1日から末日までの手数料は6%です。
注意したいのは、回数と金額の両方を満たす必要があること。10回売っても合計4万円なら、6%ではなく7%になります。
始めたばかりの月は10%です
前月の実績がないと、いちばん高い10%になります。「ラクマは安いと聞いたのに、メルカリと同じだった」というのは、たいていこれなんですよね。
今月の自分の手数料率を確認する
今の自分の率は、アプリで見られます。公式ガイドによると、マイページの「販売手数料」をタップすると、当月・翌月・前月以前の販売手数料を確認できるそうです。
どれくらい売れば下がる?
いちばん下の4.5%は、月に10回以上・10万円以上。副業でコツコツ売っている人でも、単価が高い物を扱っていれば届く数字です。
逆に、家の不用品をたまに売るくらいなら、ほぼ10%のままと思っておくのが現実的です。安くなったらラッキー、くらいの気持ちでOKですよ。



中古パソコンみたいに1個の値段が高い物だと、10回で10万円は意外とすぐなんですよね。単価が高いジャンルほど、ラクマの段階制は得になりやすいです。
振込手数料は210円、楽天銀行なら無料にできる
売上金を銀行口座に移すときは、1回210円かかります。ただし楽天銀行への1万円以上の振込は無料なんです。
| 振込先 | 申請する金額 | 手数料 |
|---|---|---|
| 楽天銀行 | 10,000円以上 | 無料 |
| 楽天銀行 | 9,999円以下 | 210円 |
| そのほかの銀行 | 金額に関係なく | 210円 |
ちょこちょこ振り込むと、そのたびに210円ずつ減っていきます。地味に痛いやつです(笑)
楽天銀行の口座があるなら、1万円たまってからまとめて申請するのがいちばんおトクです。
口座に移さず、売上金を楽天キャッシュにして楽天のサービスで使う方法もあります。売上金の有効期限は取引完了から180日なので、そこだけ気をつけてくださいね。
受け取り方と期限のくわしい話は、こちらにまとめています。


送料はかんたんラクマパックが基本
ラクマで匿名で送れるのが、かんたんラクマパックです。日本郵便とヤマト運輸の2種類があり、サイズで料金が決まります。ここ、配送会社で値段がちがうのがややこしいんですよね。
| 小さい物の送り方 | 送料 | 資材代(別) |
|---|---|---|
| ゆうパケットポストmini | 150円 | 専用封筒20円 |
| ゆうパケットポスト | 175円 | 専用箱65円か専用シール5円〜 |
| ゆうパケット | 200円 | なし |
| ネコポス | 200円 | なし |
| ゆうパケットプラス | 380円 | 専用箱65円 |
| 宅急便コンパクト | 430円 | 専用BOX70円 |
| 箱のサイズ | ゆうパック | 宅急便 |
|---|---|---|
| 60 | 700円 | 650円 |
| 80 | 800円 | 750円 |
| 100 | 1,150円 | 1,050円 |
| 120 | 1,350円 | 1,200円 |
| 140 | 1,500円 | 1,400円 |
| 160 | 1,500円 | 1,500円 |
| 170/180 | 1,500円(170まで) | 2,800円(180) |
| 200 | なし | 3,350円 |
小さめの箱(60〜120サイズ)はヤマトの宅急便が少し安く、140〜170サイズはゆうパックの1,500円が強い、という形です。大きな物を送るときは、ゆうパックを先に見てみてください。
宅急便コンパクトが本当に安いのかは、こちらでメルカリと比べています。配送方法をあとから変えたいときは、下の記事をどうぞ。




メルカリ・Yahoo!フリマと手数料を比べると
じゃあ結局どこが得なの?という話です。基本の率で比べると、Yahoo!フリマの一律5%が最も低いんです。ラクマは10%スタートで、実績しだいで4.5%まで下がります。
| フリマ | 販売手数料 | 振込手数料 |
|---|---|---|
| メルカリ | 10% | 1回200円 |
| ラクマ | 4.5%〜10%(前月の実績しだい) | 210円(楽天銀行に1万円以上なら無料) |
| Yahoo!フリマ | 5% | PayPay銀行は無料、ほかの銀行は100円 |
ただ、Yahoo!フリマは送料が全商品出品者負担なんですよね。送料の額は配送方法で変わるので、下の計算例ではおてがる配送の料金で計算しています。
手数料だけでなく、売れやすさも大事です。同じ商品でも、利用者の多いフリマのほうが早く売れることはよくあります。
メルカリの手数料のくわしい中身は、こちらです。


手取りはいくら?計算例で比べてみる
数字で見ると、差がはっきりします。手取りは「販売価格 − 販売手数料 − 送料」で出せるんですよね。仕入れ値がある人は、そこからさらに引きます。
3,000円の物をネコポスで送った場合
| メルカリ(10%・らくらくメルカリ便のネコポス210円) | 2,490円 |
| ラクマ(10%・ネコポス200円) | 2,500円 |
| ラクマ(6%・ネコポス200円) | 2,620円 |
| ラクマ(4.5%・ネコポス200円) | 2,665円 |
| Yahoo!フリマ(5%・おてがる配送のネコポス210円) | 2,640円 |
3,000円くらいの物だと、10%どうしならほぼ同じです。実績がついて6%以下になると、1回で100円以上の差が出てきます。実績がない人なら、Yahoo!フリマの5%が手取りでは上です。
1万円の物を60サイズの宅急便で送った場合
| メルカリ(10%・らくらくメルカリ便の宅急便60サイズ750円) | 8,250円 |
| ラクマ(10%・宅急便60サイズ650円) | 8,350円 |
| ラクマ(6%・宅急便60サイズ650円) | 8,750円 |
| ラクマ(4.5%・宅急便60サイズ650円) | 8,900円 |
| Yahoo!フリマ(5%・おてがる配送の宅急便60サイズ750円) | 8,750円 |
1万円の物で4.5%になれば、メルカリより650円多く残ります。月に何十個も売る人なら、ばかにならない差ですよね。
ラクマの6%とYahoo!フリマの5%は、この例だと同じ8,750円。送料の差で、手数料の差がちょうど消えた形です。
- その月の自分の手数料率(前月26日〜当月25日の実績で決まる)
- 送料込みなら、手数料は送料を含めた販売価格にかかる
- 宅急便コンパクトやゆうパケットポストは、資材代も別にかかる
- 口座に移すなら、振込手数料(210円)も引いておく
毎回手で計算するのが面倒なら、ラクマ(手数料の率を選べます)・Yahoo!フリマ・ヤフオクの手取りもまとめて比べられるツールを作っています。


3万円をこえる物を売るときは本人確認も
公式ガイドによると、商品価格30,001円以上の物を売った出品者は、売上金の振込や楽天キャッシュへのチャージの前に、楽天キャッシュの本人確認が必要です。
本人確認には最大7営業日かかることもあるので、高い物を売る予定があるなら、先にすませておくと安心ですよ。
ラクマの手数料のよくある質問
最後に、よく聞かれることをまとめておきますね。迷ったら、今月の自分の率を先に確かめるのが近道です。
- ラクマの手数料は6.6%じゃないんですか?
-
以前は一律6.6%(税込み)でしたが、今は前月の実績で4.5%〜10%の6段階に変わる仕組みです。古い情報のままのサイトもあるので、気をつけてください。
- ラクマの販売手数料に消費税はかかりますか?
-
公式FAQでは、手数料率は税込み(内税)として案内されています。10%なら、販売価格の10%がそのまま引かれるイメージです。
- ラクマとメルカリ、どっちが手取りが多い?
-
実績がない月の販売手数料はどちらも10%なので、送料の差くらいです。毎月それなりに売れていて率が下がるなら、ラクマのほうが残りやすくなります。
- 振込手数料をかけない方法は?
-
楽天銀行を振込先にして、1万円以上たまってから申請すれば無料です。売上金を楽天キャッシュにして楽天のサービスで使う方法もあります。
- 手数料が安くなる条件は、どこで数えている?
-
前月26日から当月25日までに「取引が終わった」販売の回数と合計金額です。売れた日ではなく、取引が完了した日で数えるので、月末の取引は受取評価のタイミングに気をつけてください。
まとめ
ラクマの手数料は、売る量が増えるほど安くなるのがポイントなんですよね。
- 販売手数料は4.5%〜10%の6段階。前月26日〜当月25日の回数と金額で翌月の率が決まる
- 実績がない月は10%で、メルカリと同じ
- 振込手数料は210円。楽天銀行に1万円以上なら無料
- 送料はかんたんラクマパック。60〜120サイズは宅急便、140〜170サイズはゆうパックが安め
- 手取りは「販売価格 − 販売手数料 − 送料」で計算。ツールを使うとラク
送料を含めた利益をサクッと出したいときは、こちらのツールを使ってみてください。














