副業くんAmazonの出品制限、多すぎませんか!?仕入れようとする商品、どれもこれも「出品許可を申請」ばっかりで…。もう心が折れそうです。
その気持ち、めちゃくちゃ分かります。私も最初は、出品制限の多さにイライラしっぱなしでした(笑)
Amazonは集客力が強くて、FBAを使えば発送も任せられる、すごく便利な売り場です。でも、出品制限の多さでせどりをやめてしまう人がいるのも事実です。
この記事では、出品制限が多い理由と、物販11年の私がすすめる4つの対処法をまとめます。
出品制限が多いのは、新しいアカウントほど当たり前。仕入れ前の確認・安い商品で請求書解除・販売実績を積む・Amazon以外の販路、の4つで乗り越えます。
いきなり全部を解除しようとせず、出せる商品で実績を積みながら、少しずつ出せるメーカーを増やしていくのが近道です。
出品制限のしくみや解除の手順そのものは、柱の記事にまとめています。


Amazonの出品制限が多すぎる・厳しくなったのはなぜ?
まずは、なんでこんなに多いのか。理由が分かると、ちょっとだけイライラが減りますよ。
出品制限は、偽物や流通経路の分からない商品から、買う人を守るためのルールです。Amazonの公式ヘルプでも、商品が安全で正規品であることを確かめるため、と説明されています。
新しいアカウントほど制限が多い
出品制限は、アカウントごとに違います。出品の実績が少ない新しいアカウントほど、たくさんの制限がかかっています。
ソニー、パナソニック、任天堂、レゴなど、せどりでよく扱う人気のメーカーは、ほとんど制限がかかっていると思っておいたほうがいいです。
出品規制は年々厳しくなっている
出品のルールが厳しくなったのは2017年ごろから。それ以前は、ドラッグストアのレシートを出すだけで許可が出るような、ゆるい時代もありました。
今も、新しい制限は少しずつ増えています。Amazon公式のヘルプでも、すでにある商品に新しい制限が追加されると、出品の権限が変わることがあるとされています。
「昔は誰でも出品できたのに」という声が出るのは、このためです。どんな商品に制限がかかっているかは、こちらの一覧で確かめられます。


出品規制がない商品はある?見つけ方
「じゃあ、出品規制がない商品だけ扱えばいいのでは?」と思いますよね。結論、そういう商品はちゃんとあります。
ただし、「この商品は誰でも出せる」という一覧はなく、アカウントごとに確かめるしかないのがポイントです。
- 大手ではないメーカーの日用品・雑貨
- マイナーなブランドの小物やキッチン用品
- 本(中古本を含む)の多く
- 季節ものや、地域限定のお土産の一部
逆に、ソニーやパナソニックのような大手の家電、レゴや任天堂のような人気のおもちゃ、化粧品や食品は、規制がかかっていることが多いです。
出品規制がない商品の探し方
セラーセントラルの商品登録で、商品名やJANコード、ASINで検索します。「この商品を出品する」と出れば、今のアカウントで出品できます。
ひとつ出品できたメーカーは、ほかの商品も出品できることが多いです。出せるメーカーをメモしておくと、次から仕入れが早くなります。
仕入れのたびに確かめて、出せるメーカー・出せないメーカーを記録していくと、自分だけの「規制がない商品リスト」ができあがります。
「ノーブランド品なら規制がない」と考えて、自分で商品ページ(カタログ)を作って売る方法もありますが、ルールを守らないとアカウントの停止につながるおそれがあります。
くわしい注意点は、こちらの記事にまとめています。


対処法1:仕入れる前に、出品できるか必ず確かめる
いきなり地味ですが、これがいちばん大事です。出品制限で本当に困るのは、出せない商品を仕入れてしまったときです。
仕入れる前に、セラーセントラルの商品登録か、Amazon Sellerアプリで出品できるか確かめる。これを習慣にしましょう。
| 商品登録での表示 | 意味 |
|---|---|
| この商品を出品する | そのまま出品できる |
| 出品許可を申請 | 許可がないと出品できない |
| 非対応 | 出品できない |
「出品許可を申請」と出たら、その商品は仕入れない。これだけで、在庫を抱えるリスクはぐっと減ります。確認のくわしい手順は、柱の記事で画像つきで説明しています。
お店で仕入れるときはSellerアプリで
店舗せどりで、お店の中でいちいちパソコンを開くのは無理ですよね。スマホのAmazon Sellerアプリなら、商品のバーコードを読み込むだけで、出品制限がかかっているかを確かめられます。
ただ、アプリでは「承認が必要」と出ても、パソコンでは出品できることもあります。迷ったときは、家に帰ってからセラーセントラルで確かめる、くらいの慎重さでちょうどいいです。
中古なら大丈夫、とは限らない
「新品は制限があっても、中古なら出せる」と思われがちですが、そうとは限りません。人気のゲーム機などは、中古やコレクター商品まで制限がかかっていることがあります。コンディションごとに確かめましょう。
対処法2:安い商品の請求書で、少しずつ解除する
出品制限は、メーカーや卸業者の請求書を出せば解除できることがあります。でも、ここでネックになるのがお金です。
解除には、解除したいメーカーの商品を合計10点ほど買った請求書が必要になるのが一般的です。
たとえばソニーの商品で、1つ3,000円なら10点で3万円。いろんなメーカーを解除しようとすると、それだけでかなりのお金がかかります。
そこで、同じメーカーの中でも安い商品を選ぶのがコツです。1つ数百円の商品なら、10点買っても数千円ですみます。買った商品は、許可が出ればそのまま出品できます。
これまでに解除できたショップは、こちらにまとめています。


小型軽量の商品は「慣れた人向け」
単価の安い小型・軽量の商品は、マイナーなブランドが多く、もともと制限がかかっていない商品も多めです。請求書を用意するお金も小さくてすみます。
ただ、私はゼロから始める人に小型軽量のせどりはすすめていません。利益が1個あたり数十円〜数百円と小さく、数をこなす仕組みがないと続かないからです。Amazonせどりの基本が分かってから、次の一手として試すのがおすすめです。


対処法3:販売実績を積んで、ワンクリックで解除する
出品できる商品で売上を積み上げていくと、書類なしで許可が出ることがあります。これ、地味に大きいです。
商品登録で「出品許可を申請」を押しただけで許可が出る、いわゆる「ワンクリック解除」です。
どれくらい売れば認められるのか、Amazonは公表していません。私がサポートしてきた人たちの実績では、半年ほど続けて毎月50万円以上売っていると、書類なしで通るケースが多かったです。
販売実績は、メーカーに関係なく、純粋な売上で見られているようです。つまり、出品できる商品でコツコツ売上を作ることが、結果的にソニーやカシオのような制限の解除にもつながるわけです。
実績を積むときに気をつけたいのが、アカウントの健全性です。注文の不良率が高かったり、出品の規約違反の通知が届いたりすると、出品の権限が変わることもあります。
せっかく売上を積んでも、評価を落としてしまってはもったいないですよね。発送のミスや商品説明のずれを減らすことも、遠回りに見えて解除への近道です。
まずは、制限のある商品の「出品許可を申請」をときどき押してみましょう。くわしいやり方はこちらです。


対処法4:Amazon以外の売り先も持っておく
Amazonだけにこだわらない、という考え方もあります。出品制限に振り回されないためには、実はこれがいちばん効くかもしれません。
メルカリなどのフリマには、Amazonのような出品制限のしくみがないので、仕入れたその日に出品できます。


私の物販もAmazonが中心ですが、一部の商品はメルカリで売って、しっかり利益を取っています。正直、最初は「メルカリは手間がかかりそう」と食わず嫌いでした。
でもやってみると、スマホで写真を撮って出品、発送もコンビニやポストでサクッと済むので、思ったよりずっとラクでした。
メルカリで売るメリット
- 月額の固定費がかからない(売れたときに手数料がかかるだけ)
- 出品制限がなく、仕入れたその日に出品できる
- 売上金を早く現金にできる
Amazonせどりは、大口出品の月額5,390円に、価格改定ツールやKeepaの料金を合わせると、月1万5,000円くらいの固定費がかかります。売れても売れなくても毎月出ていくお金なので、資金が少ないうちはけっこう重いです。
メルカリなら固定費はゼロ。仕入れた商品がすぐに売れなくても、お金が減り続けることはありません。
もうひとつ大きいのが、現金になるまでの早さです。FBAに納品すると、梱包して倉庫に送り、受け取られてから売れるまでに日数がかかります。メルカリは、売れて取引が終われば、振込の申請をして数日で口座に入ります。
せどりでいちばん大事なのは、仕入れた商品をお金に戻すことです。お金が戻らないと次の仕入れができず、クレジットカードの支払いが苦しくなることもあります。資金に不安があるうちは、早く現金にできる売り先があると安心です。
- 偽ブランド品や、本物と確かめられないもの
- 知的財産権を侵害するもの
- 盗品など、不正な方法で手に入れたもの
- 電子チケットやQRコードなどの電子データ
出品できないもののくわしい一覧は、メルカリ公式の「禁止されている出品物」で確かめてください。
メルカリで売るデメリット
Amazonせどりは、Keepaなどで「月に何個売れているか」を見て仕入れを決める、データ重視のやり方です。メルカリは1点ものが多く、同じようなデータがないので、目利きが必要になります。
データに慣れていると「これ、本当に売れる?」と迷って、仕入れられなくなることも。そんなときは、メルカリで「売り切れ」の商品を調べて、実際にいくらで売れたかを見るのがコツです。売れやすいものの例はこちらです。


メルカリの利用規約では、事業者はメルカリではなくメルカリShopsを使うことになっています(2025年10月の改定)
せどりとしてくり返し売るなら、規約を確かめておきましょう。
中古パソコンのような、Amazonに頼らない稼ぎ方も
私が今いちばん力を入れているのは、中古パソコンの転売です。Amazonの出品制限とはほぼ無縁で、メルカリやヤフオクで売っています。Amazon以外で稼ぐ方法が気になる人は、こちらも読んでみてください。


「Amazonの出品制限が多すぎる」でよくある質問
出品制限が多くて困っている人から、よく聞かれることをまとめておきますね。
- 誰でも出品できる商品はありますか?
-
制限がかかっていない商品はたくさんあります。ただ、どれが出品できるかはアカウントごとに違うので、商品ごとに確かめるしかありません。マイナーなブランドや日用品には、制限がかかっていない商品も多めです。
- 新しいアカウントは、ずっと制限が多いままですか?
-
販売実績を積んだり、請求書で解除したりすると、出せるメーカーは少しずつ増えていきます。最初が一番多い、と思っておきましょう。
- 出品の申請は、何日くらいかかりますか?
-
ワンクリック解除や動画とテストなら、その場で終わることもあります。書類を出す場合は、Amazon公式のヘルプでは2〜7営業日とされています。
- 請求書の解除にお金をかけたくありません
-
解除したいメーカーの中で、いちばん安い商品を10点選ぶのがコツです。買った商品は許可が出れば出品できるので、まるまる損になるわけではありません。
- 出品制限がかかっているかを、仕入れる前にお店で調べられますか?
-
Amazon Sellerアプリでバーコードを読み込めば、その場で確かめられます。迷ったら、その商品は見送るのが安全です。
- 出品制限がない商品だけで稼げますか?
-
稼げます。制限がかかっていない商品は思ったより多いので、出せる商品で実績を積みながら、少しずつ解除していくのがおすすめです。
- 出品制限の解除代行は使ってもいいですか?
-
おすすめしません。架空の請求書を作るような悪質な業者もいて、アカウントの停止につながるおそれがあります。
- 出品できない商品を仕入れてしまいました
-
買ったお店で返品できないか聞く、買取業者に売る、メルカリで売る、の順で考えましょう。くわしくは柱の記事にまとめています。
まとめ
- 出品制限が多いのは、新しいアカウントほど当たり前。年々厳しくもなっている
- 仕入れる前に、出品できるか必ず確かめる
- 請求書で解除するなら、そのメーカーの安い商品を10点選ぶ
- 販売実績を積むと、ワンクリックで解除できることがある
- メルカリや中古パソコンなど、Amazon以外の売り先も持っておく
- 小型軽量は慣れた人向け。ゼロからならAmazonせどりの基本から
出品制限、本当に多いです。でも、出せる商品で実績を積みながら、少しずつ扱えるメーカーを増やしていけば、ちゃんと道は開けます。焦らず、ひとつずつ進めていきましょう。
この記事の出品の申請と審査の日数は、2026年10月6日にAmazonセラーセントラルの公式ヘルプで確認しています。












