副業くん週末の飲み会、正直行きたくないんです…。「外せない用事があって」って言えば通りますかね?何の用事か聞かれたらどうしよう…。
ありますよね、そういうの。断り文句を考えるだけで、1日ソワソワしちゃう気持ち、よく分かります(笑)
結論から言うと、「外せない用事」はそれだけで十分に通る言い方です。大事なのは、理由の中身より伝え方です。そのまま使える例文と一緒にまとめますね。
「外せない用事」は、中身を細かく言わなくても失礼ではありません。感謝・おわび・代わりの提案をセットにすれば、ほとんどの場合は納得してもらえます。
有給休暇なら、会社に理由を言う義務はありません。「私用のため」で大丈夫です。
逆に、本当はない親戚の葬式や通院など、具体的な作り話をするのは危険です。証明を求められたり、バレたときに信頼を失ったりします。
下で紹介する例も、本当にあるときに、中身をぼかして伝えるためのものです。
「外せない用事」とは?言い換えと使い方
まずは言葉の意味から。なんとなく使っている人も多いですよね。
「外せない用事」は、どうしても変えられない・取り消せない大事な予定という意味です。中身を言わなくても、「優先しないといけない事情がある」ことだけは伝わる、便利な言葉です。
| 言い方 | 向いている相手 | ひとこと |
|---|---|---|
| 外せない所用がございまして | 上司・取引先 | 丁寧。中身はぼかせる |
| 先約がございまして | 上司・取引先 | 前から決まっていた予定だと伝わる |
| やむを得ない事情により | メール・文書 | かしこまった場面向き |
| その日はちょっと予定が入ってて | 同僚・友人 | 軽い断りに |
| どうしても抜けられない用事があって | 同僚・友人 | 「外せない」と同じ強さ |
ちなみに、「外せない」を抜いて「用事があって」とだけ言うと、「ずらせない?」と食い下がられやすくなります。断りたいときは「外せない」まで言い切るのがコツです。
「所用」は用事をかしこまって言う言葉ですが、敬語ではありません。上司には「所用がございまして」のように、後ろを丁寧にします。
角が立たない断り方の5つのポイント
断ること自体は悪くありません。問題は、伝え方で相手をモヤっとさせることです。
感謝 → おわび → 理由はひと言 → 代わりの提案の順に言うと、だいたい角が立ちません。
「お誘いありがとうございます」から入るだけで、断られた側の印象がかなり変わります。
「せっかくなのに申し訳ありません」「残念ですが」など。言い訳より先に気持ちを伝えます。
「外せない用事があって」で止めます。長く説明するほど、かえってウソっぽく聞こえます。
「次の機会はぜひ」「来週なら空いています」など。断っても関係を大事にしたい気持ちが伝わります。
予定が分かった時点ですぐに。前日や当日の断りは、相手の準備や人数の調整に響きます。
この5つを押さえておけば、相手の立場に立った断り方になります。言葉づかいは丁寧に、でも硬くなりすぎない程度で大丈夫です。
場面別:そのまま使える断り方の例文
ここからは例文です。コピペして、自分の言葉に少し直して使ってください。
相手と場面に合わせて、丁寧さだけ変えれば同じ型で使えます。
上司の飲み会・食事の誘いを断る
「お誘いありがとうございます。せっかくなのに申し訳ないのですが、その日は外せない用事がありまして…。また次の機会にぜひご一緒させてください」
取引先・目上の人へのメール
件名:〇月〇日のお打ち合わせについて
〇〇様
いつもお世話になっております。〇〇です。
〇月〇日のお打ち合わせのご案内をありがとうございます。大変恐縮ですが、当日は先約がございまして、伺うことが難しい状況です。
〇日または〇日でしたら調整できますので、ご都合はいかがでしょうか。お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
休日出勤・残業を頼まれたとき
「申し訳ありません、その日は前から外せない用事が入っていて、出られないんです。前日までに〇〇は終わらせておきますので、それで足りるか確認させてください」
仕事を断るときは、代わりにできることを一緒に出すのがポイントです。「断るだけ」より、ずっと受け入れてもらいやすくなります。
同僚・友人の誘いを断る
「誘ってくれてありがとう!その日はどうしても抜けられない用事があって行けないや、ごめん。来月あたりまた声かけてもらえたらうれしい!」
バイトのシフトを断る
「お疲れさまです。〇日のシフトの件、声をかけていただいてありがとうございます。申し訳ないのですが、その日は前から外せない用事が入っていて、入れません。〇日なら入れますので、よければ使ってください」
デートや恋人との約束を変えてもらう
「ごめん、〇日なんだけど、どうしても外せない用事が入っちゃって…。本当に楽しみにしてたのに残念。代わりに〇日はどうかな?行きたがってたお店、予約しておくね」
近い相手ほど、「ごめん」と「代わりの提案」をしっかり入れるのが大事です。理由をぼかすぶん、気持ちで補うイメージですね。
休む理由そのものに迷うときは、家の用事の具体例を30個まとめた記事も参考にどうぞ。


納得されやすい「外せない用事」の具体例
「中身を聞かれたら答えたほうがいいかな」というときに使いやすい、よくある理由です。もちろん、本当にあるときに使ってくださいね。ウソはダメですよ(笑)
家族・健康・手続きなど、誰にでもある事情は理解されやすいです。
| 種類 | 本当にあるときに、ぼかして伝えやすい例 | 理解されやすい理由 |
|---|---|---|
| 家族の用事 | 家族の通院の付き添い、子どもの学校行事、実家の手伝い | 家族が絡むと深く聞かれにくい |
| 自分の体調・通院 | 前から予約している病院、歯医者 | 予約は動かしにくいと分かってもらえる |
| 手続き | 役所、銀行、車の車検、引っ越しの立ち会い | 平日の日中しかできないものが多い |
| 先約 | 前から決まっていた友人や親せきとの約束 | 先に決まっていた方を守るのは自然 |
| 冠婚葬祭 | 結婚式、法事 | 大事な行事なので理解されやすい |
| 試験・面接・講習 | 資格試験、講習会 | 日程を自分で動かせない |
急な体調不良や電車の遅れも、もちろん理由になります。ただ、何度も続くと「またか」と思われやすいので、使う回数には気をつけたいところです。
急に半休を取りたいときの伝え方は、こちらで詳しく書いています。


「何の用事?」としつこく聞かれたときの返し方
これがいちばん困るやつですよね。悪気なく聞いてくる人ほど、返しに迷います(笑)
具体的に答えなくて大丈夫。「私用で」「家の都合で」とやわらかく線を引けばOKです。
- 「ちょっと家の都合でして。すみません」
- 「私用なんです。また今度ゆっくり話しますね」
- 「前から決まっていた予定がありまして」
- 笑顔で「ちょっとした野暮用です」と流して、別の話題に移る
同じ言い方をくり返すのがコツです。言うたびに理由が変わると、かえって怪しまれます。
ここで焦って「実は親戚の…」と作り話をすると、あとで話が合わなくなって自分が苦しくなります。言いたくないことは、言わなくて大丈夫です。
断るときにやりがちなNG
同じ「外せない用事」でも、言い方ひとつで印象はガラッと変わります。やりがちな失敗も押さえておきましょう。
長すぎる言い訳と、直前のドタキャンは、どちらも信頼を落としやすいです。
- 理由を長々と説明する(かえってウソっぽく聞こえる)
- 前日や当日になって断る(相手の準備や人数の調整に響く)
- 断った日にSNSで楽しそうな投稿をする
- 「行けたら行く」とあいまいに返して、結局行かない
- 毎回、同じ人の誘いだけを断り続ける
特にSNSは要注意です。断った日の投稿が誰かの目に入ると、理由が何であれ「避けられた」と受け取られかねません。
急用で会社を休む・早退するときの理由と伝え方
ここからは、飲み会の断り方ではなく、仕事そのものを急に休む・抜けるときの話です。朝いきなり予定が狂うと、どう言えばいいか焦っちゃいます。
結論、「急用のため」だけで、中身を細かく言わなくても大丈夫です。それより大事なのは、いつ戻れるかと、仕事をどうするかを先に伝えることです。
当日の連絡で伝えること
- 休むのか、何時に抜けるのか
- いつ戻れそうか(明日は出られるか、など)
- 今日の急ぎの仕事と、だれに何を頼みたいか
- 休んでいる間、連絡がつくかどうか
上司が知りたいのは、理由の中身より「仕事が回るかどうか」です。ここが伝わっていれば、急用の中身まで聞かれることは少なくなります。
そのまま使える当日の例文
連絡はできるだけ早く、始業の前に。会社で決まった連絡の方法(電話・チャットなど)があれば、それに合わせてください。
おはようございます、〇〇です。申し訳ありません、急用ができてしまい、本日はお休みをいただけないでしょうか。明日は通常どおり出社できる見込みです。〇〇の件は△△さんに引き継ぎをお願いしておきます。
電話がつながらないときは、チャットやメールで同じ内容を送っておくと安心です。
〇〇課長 おはようございます、〇〇です。
急用のため、本日お休みをいただけますでしょうか。急なご連絡で申し訳ありません。
本日締め切りの〇〇は、昨日の時点で△△さんに共有済みです。日中も電話には出られますので、何かあればご連絡ください。
仕事の途中で抜けるときは、口頭でさっと伝えるのがいちばん早いです。
すみません、急用ができてしまい、本日〇時で早退させていただけないでしょうか。〇〇は今日中に終わらせて、残りは明日の午前に対応します。
急用の中身は言わなくていい?有給にできる?
中身は「家庭の事情で」「私用で」くらいで十分です。それでも聞かれたときの返し方は、上の「しつこく聞かれたときの返し方」がそのまま使えます。
有給休暇なら、理由を言う義務がないのは下の節のとおりです。ただ、当日の朝に言った休みを有給にできるかは、会社のルール(就業規則)で決まっていることが多いです。
体調不良などの急な休みを、あとから有給に振り替えるのを認めている会社もあります。扱いは会社ごとにちがうので、就業規則を見るか、人事に確認してください。
迷ったら、休んだ日のうちに「有給で処理できますか」と聞いておくとスッキリします。
早退の場合は、半休や時間単位の有給が使えるかも会社しだいです。時間単位の有給は、会社と従業員の代表が協定を結んだ場合に、1年で5日分まで使える仕組みです(厚生労働省)
有給が残っていないときは
有給が残っていない、または有給にできない休みは、欠勤(その分の給料が出ない)になることがあります。早退も同じで、抜けた時間の分だけ給料が引かれる会社が多いです。
「休むと給料がどうなるか」は会社のルールで決まるので、気になるなら給与明細や就業規則で確かめておきましょう。
次に出社したときの一言
休んだ次の日は、まず上司と、仕事を代わってくれた人にひと言かけておくと安心です。理由をあらためて説明する必要はありません。
昨日は急にお休みをいただき、ありがとうございました。〇〇の件、対応していただいて助かりました。今日から通常どおり進めます。
「急用」でよくある中身
| 種類 | 本当にあるときに、ぼかして伝えやすい例 |
|---|---|
| 家族の急な体調不良 | 子どもの発熱で保育園から呼び出し、家族の通院の付き添い |
| 家のトラブル | 水漏れや故障の修理の立ち会い、鍵のトラブル |
| 身内の不幸 | 忌引きは会社の制度で証明を求められることがある |
| 急ぎの手続き | 役所・銀行・警察など、平日の日中しかできないもの |
どれも本当にあるときに使うものです。急用を何度も続けて使うと、さすがに「またか」と思われるので、そこは気をつけたいところですね。



急に休む連絡って、送るまでがいちばん気が重いものです。でも、引き継ぎまで書いておけば、受け取る側はわりとあっさりしてるものです。
ズル休みしたい日の休み方や、急に半休を取りたいときの伝え方は、こちらでくわしく書いています。




有給休暇なら、理由を言う義務はない
会社を休むときに「理由をどう言おう」と悩む人は多いですが、実は法律の話を知っておくと気がラクになります。
労働基準法では、有給休暇は働く人が希望した日に取れるのが原則で、会社に取る理由を伝える義務はありません。申請書の理由の欄も「私用のため」で足ります。
会社が日にちを変えてもらえる「時季変更権」はありますが、使えるのは「事業の正常な運営を妨げる場合」に限られる、と厚生労働省も説明しています。理由が気に入らないから変える、ということはできません。
ただ、法律上は言わなくていいとしても、職場の空気はありますよね。繁忙期を避ける、早めに伝える、引き継ぎをしておくなど、気づかいがあるとスムーズです。
有給の理由の書き方は、こちらの記事も参考にどうぞ。


ウソの理由は危ない。バレたときのリスク
最後に、ちょっと真面目な話をさせてください。ここを軽く見て痛い目にあう人、けっこういます。
「外せない用事」とぼかすのはウソではありませんが、具体的な作り話は別物です。
弁護士が監修した記事によると、仮病で休んだくらいで詐欺罪になることは通常ないものの、会社は職場の秩序を守るために、けん責・減給などの懲戒をすることがあり得るそうです。
- 親戚の葬式とウソをついて、忌引き休暇(特別休暇)を取る
- 診断書や証明書を求められる休みで、作り話をする
- SNSに遊びに行った写真を上げて、話の食い違いがバレる
- 同じ人に何度も同じ「急用」を使って、怪しまれる
ウソがバレたときにいちばん失うのは、職場での信頼です。有給なら理由は要らないので、作り話をする必要はそもそもありません。
体調が悪くて休むときの連絡の仕方は、こちらにテンプレートをまとめています。


よくある質問
外せない用事について、よく聞かれることをまとめておきますね。
- 「外せない用事」は失礼な言い方ですか?
-
失礼ではありません。目上の人には「外せない所用がございまして」「先約がございまして」と丁寧にすれば、ビジネスでも使えます。
- 何の用事か言わないとダメですか?
-
言わなくて大丈夫です。有給休暇なら、会社に理由を伝える法律上の義務もありません。聞かれたら「私用で」「家の都合で」とやわらかく返せば十分です。
- 当日に断るときはどう言えばいいですか?
-
やむを得ず当日になったときは、まずおわびを先に伝えて、「急な外せない用事が入ってしまい」と簡潔に。前日・当日の断りは相手の負担が大きいので、できれば電話か直接で伝えると誠意が伝わります。
- 何度も同じ理由で断っていいですか?
-
毎回同じだと「来る気がないのかな」と思われやすくなります。参加できるときは参加する、代わりの日を出すなど、断るだけにならない工夫をしておくと安心です。
- 証拠を見せたほうがいいですか?
-
ふつうの誘いを断るのに、証拠は要りません。忌引きなど、会社の制度で証明が必要な休みのときだけ、ルールに合わせて出します。
- 当日の朝に「急用で休みます」は失礼ですか?
-
失礼ではありません。始業の前に連絡して、いつ戻れるかと、急ぎの仕事をどうするかを一緒に伝えれば十分です。中身は「家庭の事情で」くらいで大丈夫です。
仕事がつまらないと感じるときの理由と、やりがいの見つけ方は、こちらで書いています。


まとめ
- 「外せない用事」は、中身を言わなくても失礼ではない
- 感謝 → おわび → 理由はひと言 → 代わりの提案、の順で伝える
- 「外せない」まで言い切ると、食い下がられにくい
- しつこく聞かれたら「私用で」「家の都合で」をくり返す
- 有給休暇なら、理由を言う義務はない
- 急用で休むときは「急用のため」+いつ戻れるか・仕事の段取りを伝える
- 具体的なウソは、バレたときに信頼を失う
断るのって、正直けっこうエネルギーを使いますよね。でも、上手に断れる人ほど、自分の時間を大事にできます。
会社員のうちに、空いた時間で副業を始めたい人は、こちらも読んでみてください。私も会社員のころ、せどりから始めました。


この記事の有給休暇の説明は、2026年10月8日に厚生労働省のサイトで確認しています。






