副業くんAmazonの大口出品と小口出品って、結局どっちが正解なの?
Amazonセラーアカウント作成時に必ず悩む問題ですよね。
正直、小口だと全く勝負にならないレベルです。



これまで小口出品でガツッと大きく稼いでいる方は、一人も見たことがないです。
大口出品の月額費用が高いと感じる方は、まだAmazonに手を出すのは早いので、他の稼ぎ方を選ぶのが賢明です。
Amazon物販に本格的に取り組むなら『大口出品』を選びましょう!
- 大口出品と小口出品の違い(具体的な内容)
- 大口出品の方が圧倒的に有利な理由
- 大口出品の月額費用が高いと感じる方がやるべきこと
大口出品と小口出品のどちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
新規でAmazonセラーアカウントを登録すると、自動的に『大口出品者』として登録されてしまいます(記事を書いた当時の登録画面。プランはあとから変更できます)
もしアカウント登録後に「大口⇒小口」に変更したい場合は、大口出品から小口出品へ変更する方法の記事を参考に、出品プランの切り替えを行いましょう


※忘れると、そのまま大口の月額費用が請求され続けるので注意!
この記事の料金とプランの違いは、2026年10月7日にAmazon出品サービスの公式サイト(料金ページ)で確認しています。
Amazonの大口出品・小口出品とは?
Amazonには『大口出品と小口出品』の2つの出店プランがあります。
- 大口出品 ⇒ 出品数が多い人向け・毎月の固定費がかかる
- 小口出品 ⇒ 出品数が少ない人向け・固定費は一切かからない
ザックリとですが、こんなイメージです。
大口はアカウントを持っているだけで毎月の固定費が発生しますが、小口は固定費が一切かかりません。※小口なら永久無料でアカウントの維持が可能。
そのため、大口だった人が『販売活動を一時停止してアカウントを保持するため』に小口に変更するケースが多い。
副業をスタートしたばかりだと、使える資金も少ないので



固定費がかからない、小口の方がイイのかな..?
と思うかもしれませんが、大口と小口では受けられるメリットやサービスに大きな違いがあります。※大口の方が圧倒的に有利。
では、大口と小口は何がどう違うのか?をこれから詳しく解説していきます。
大口と小口の違い
1.月額費用と基本成約料
大口出品では、アカウントを持っているだけで毎月4,900円(税抜、税込5,390円)の費用が発生します。
小口出品では月額費用はかかりませんが、商品が1点売れるごとに100円(税抜)の基本成約料が発生します。
| 固定費 | 基本成約料 | |
| 大口出品 | 4,900円/月 | 無し |
| 小口出品 | 無し | 1点売れるごとに100円 |
単純に計算して、月に50点以上の商品を販売するなら、大口出品で登録した方が得です(公式も「小口は月49点まで向き」と案内しています)
反対に「月に数個しか販売しない」のならば、小口出品でも構いません。
というか月に数点しか販売しないなら、コスト的に考えてAmazon販売は向かないでしょう。※固定費がかからないメルカリ・ヤフオクの利用がおススメ。
2.ショッピングカートボックスの獲得(超重要)
最も重要と言えるのが『ショッピングカートボックスの獲得資格』です。
Amazonでは「カートボックスを獲得する」という概念があります。



下の画像を例にすると、赤枠の箇所にあなたのショップが表示され「最優先で商品が売れやすい状態になっている」ことが、カートボックスを獲得している状態です。


Amazonで売り上げを伸ばすためにはショッピングカートの獲得は必須です。
以前、カートの獲得は大口出品者だけのものでした。でも2026年9月以降は資格要件がなくなり、小口出品の商品もカート(おすすめ出品)の対象として評価されるようになりました(セラーセントラルのヘルプより)
3.出品できるカテゴリー(超重要)
公式の料金ページを見ると、出品許可が必要なカテゴリーに申請できるのは大口出品だけです。記事を書いた当時、小口出品では下記のカテゴリーに出品できませんでした。
- ヘルス&ビューティー(ドラッグストア)
- アパレル・シューズ・バッグ
- コスメ
- ジュエリー
- 食品&飲料
- ペット用品
これらのカテゴリーに出品予定がなければ特に問題はない..と言いたいところですが、
- ヘルス&ビューティー(ドラッグストア)
- 食品&飲料
- ペット用品
「せどりで稼ぎやすい代表格」ともいえる3カテゴリに出品できないのは影響大です。



小口アカの方が、上記3カテゴリの商品を間違えて仕入れ ⇒ 出品できずに不良在庫化、というのもせどりあるあるの一つです。
Amazonでは、メーカーやカテゴリによって『出品制限』がかけられていることが多いです。
『制限=そのままで出品できない』なので、ルールに沿ってその制限を解除する必要があります。
詳細はAmazonの出品制限を解除する方法の記事にまとめてあるので、必ず読んでくださいね。
4.カタログの作成
カタログとは『Amazonの商品ページ』の事です。
『Amazonでまだ販売されていない商品を扱いたい』と思ったとき、
- 大口出品者 ⇒ 自分でカタログを作成できる
- 小口出品者 ⇒ カタログを作成することができない
小口出品者はカタログの作成ができないので『すでにAmazonにカタログが存在している商品しか扱えない』となります。



自分でカタログを作成する「既存商品のセット売り」も、小口アカウントだとできないということです。
また、新規カタログでの出品が前提となる「中国輸入」を実践する場合も、大口出品者でなければいけません。
5.一括商品登録
Amazonでは、商品を一括で登録できる機能が提供されています。
多くの商品を出品するなら必要不可欠な機能ですが、この機能は大口出品者のみ利用が可能。
そのため、小口出品では1品1品手作業で商品登録を進める必要があります。
6.決済方法
決済方法は、大口と小口で違いがあると言われることもありますが、公式には案内されていません。
ちなみに代金引換(代引き)は2024年6月6日で終了し、大口・小口に関係なくAmazon全体で使えなくなりました。ECの支払いはクレジットカードが中心なので、そこまで気にする必要はありません。
7.送料・配送料設定
FBAを利用せず「自己発送」で販売する場合、大口出品者の場合は配送地域によって送料を細かく設定できたり、通常便とお急ぎ便で送料に違いを設けることができます。
例えば『離島のみ+300円』『3,000円以上のお買い上げで送料無料』など。
反対に小口出品者は自分で好きな送料を設定することができません。※Amazonが指定する配送料が自動的に適用されます。
8.各種データ分析レポート
Amazonでは販売活動を円滑に進められるよう『注文管理レポート』『ビジネスレポート』など、各種分析データを提供しています。
大口出品は、個別商品に対するアクセス数やセッション数など、詳細データを抽出できるため、自身の出品ページの動向を客観的に分析し、改善策を打つことが可能です。
しかし、小口出品ではこれらレポートを利用することができません。
9.広告の利用
Amazonでは商品の販促に活用できる広告が用意されています。
大口出品は、Amazonが用意した全ての広告への出稿が可能です。
反対に小口出品では、スポンサー広告などほぼすべての広告を利用することができません。



せどりで広告を使うケースはほとんどないので、中国輸入やオリジナル商品販売をする方のためのサービスです。
10.ギフトサービス
大口出品者は、ギフトオプションを使用してギフト包装、ギフトメッセージの添付を購入者に提供することができます。
商品をプレゼント用に購入するケースもあるので、ギフトサービスを設定することで商品の売れ行きが少しだけ良くなります。
小口出品者はギフトサービスの提供はできません。
参考:ギフトサービス管理(セラーセントラルへのログインが必要です)
11.出品数や入金サイクルに違いは無し
テクニカルサポートへ確認したところ、出品数や入金サイクルは大口・小口で違いはないとのことでした。
出品数の上限はなく、入金のしくみも大口・小口で同じです。
今のAmazonの支払いは「お届け日に基づく支払い」です。売上は、商品のお届け日から一定日数(基本は7日)たってから振り込めるようになります。
2週間ごとの自動の振り込みのほかに、オンデマンド決済なら、条件を満たすアカウントは24時間に1回、売上の支払いをリクエストできます(引当金の状況によっては対象外になることもあります)


結局、大口と小口どっちがイイの?
本格的にやるなら『大口出品一択!』です。
副業で小さくやるだけだから「小口出品でイイよね」は絶対にNG!
カートを取れなければ、商品はほとんど売れません。2026年9月から小口もカートの対象になりましたが、出品許可の申請や一括出品が使える大口のほうが、仕入れて売るには有利です。
小口出品で月商数十万円レベルを稼いでいる人は、一人も見たことが無いです
数十万円ということは、月に50点以上は販売しているのは間違いない。となると、小口だと逆に損をすることになりますからね。
毎月5,390円(税込)の固定費は痛い出費ですが、必要経費と割り切って大口出品を選択しましょう。
大口と小口の違いを公式の比較表で見ると
ここまで読んで「で、結局どこがちがうの?」と思った方のために、公式の料金ページの比較を表にしておきますね。ひと目で分かります。
ポイントは、FBAもカートの対象も小口で同じになったけれど、一括出品などのツールは大口だけという点です。
| 項目 | 大口出品 | 小口出品 |
|---|---|---|
| 料金 | 月4,900円(税抜) | 1点100円(税抜) |
| FBA(Amazonに発送を任せる) | ○ | ○ |
| おすすめ出品(カートボックス)の対象 | ○ | ○(2026年9月から) |
| 新しい商品ページの作成 | ○ | × |
| 一括出品・API連携のツール | ○ | × |
| ビジネスレポート | ○ | × |
| 独自の配送料の設定(本・DVDなどをのぞく) | ○ | × |
| ギフト設定・広告・複数ユーザー | ○ | × |
| 出品許可が必要なカテゴリーへの申請 | ○ | × |
価格の自動改定ツールなど、API連携で動くツールは小口では使えません。せどりで使うツールの多くが大口前提です。
大口と小口でよくある質問
最後に、大口と小口について、よく聞かれることをまとめておきますね。
- 小口出品でもFBAは使えますか?
-
使えます。ただし、一括出品などのツールが使えないので、たくさん売るなら大口が有利です。
- 大口と小口は、あとから変えられますか?
-
セラーセントラルの設定から変更できます。大口から小口への変更手順は、こちらの記事で画像つきで解説しています。
- 月に何点売るなら大口がお得?
-
月50点以上なら大口のほうが安くなります。49点までなら、料金だけ見れば小口です。
- お休みするときは小口にしたほうがいい?
-
しばらく販売しないなら、小口にすれば月額料金はかかりません。在庫をFBAに残す場合は、保管料がかかる点に注意です。


大口出品でできるタイムセールの条件と手数料は、こちらで書いています。


まとめ
本格的にAmazon物販に取り組むなら『大口出品一択』です。
もし『月4,900円(税込5,390円)の固定費が負担に感じる..』なら、まだAmazon物販を始めるタイミングではないかもしれません。
- 固定費が一切かからないヤフオク・メルカリを使ってみる
- 不用品販売・ハピタス・キャッシュバックキャンペーンで資金を集める
まずはこういった方法で、資金を貯めるところからスタートしてみましょう。











