これからAmazonせどりを始めようと思っているんですが、『これだけは注意しとけ!』的な、鉄の掟みたいなルールってありますか?
これからAmazonせどりを始めようと思っているあなたへ。
Amazon出品サービスには、表向きには一切公開されていない『3つの裏ルール』が存在します。
- 引当金(ひきあてきん)
- Amazon出品制限(出品規制)
- Amazon真贋調査(しんがんちょうさ)
例えば、売上代金の振り込みについて。新規アカウントを作成するための『Amazon出品サービスのサイト』では、売上代金は14日周期で振り込まれると解説されています。
決済期間は、アカウント登録日から14日周期。売上は、月額登録料などと相殺されて振り込まれます。
ですが、実際には『売上代金が全額が振り込まれることはありません』※売上代金の一部がAmazonに自動的に留保され、留保された分は、解除されてから後日振り込まれます。
え…そんな説明どこにも書いてないんですけど..
その他、出品に関するルールやAmazonからの調査に関するルールなど。
どのルールも公式には一切発表されていませんが、Amazonせどりで稼ぐためには非常に重要。
ルールを理解しないでせどりをスタートしてしまうと、『仕入れた商品すべて赤字で損切り』や『Amazonアカウントの閉鎖』まで十分にあり得ます。
ちょうどAmazonせどりを始めようと思っていたので、裏ルールをぜひ教えてください!
この記事では、せどり初心者が覚えておくべき『Amazonせどり・3つの裏ルール』について詳しく解説します。
たった3分ほどで読み終わるので、これからAmazonせどりを始めようと思っている方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
Amazonせどり/3つの裏ルール① Amazon引当金について
最初に紹介するのは『Amazon引当金(ひきあてきん)』についてです。
引当金とは、お客様からの返品申請や払い戻し(チャージバック)が必要な場合に備えて、売り上げの一部をAmazonに自動的に留保されてしまう仕組みのコトです。
- 新規セラーは100%引当金が設定される
- 引当金が留保される金額は売り上げの30~50%(セラーによって異なる)
- 引当金が留保される期間は1週間(実際の商品お届け日から7日間)
- 引当金は解除される場合、されない場合がある
2020年以降、せどりを始めるために新規で開設されたAmazonアカウントには、100%引当金が設定されます。
そのため『100万円の売り上げに対して、振込額は50万円だけ』というように、売上金全額をすぐには引き出すことはできません。
となると、クレジットカードだけでお金を回すのは大変ってことか…
引当金の対策は『売上金の振り込み申請を毎日行うこと』です。
新規セラーは引当金が設定されている代わりに、売上金の振り込み申請を毎日行うことができるようになっています。
留保された売上金が解除されるのは『お客様に商品が届いてから7日後』、留保が解除されてからすぐに振り込みリクエストを行えば、そこから3~5営業日で売り上げが口座に入金されます。
毎日振り込みリクエストを行えば、14日周期で振り込まれる通常の入金ペースとほぼ変わらずにお金が手元に入ってくるので、振り込みリクエストは毎日忘れずに行うようにしましょう。
ちなみに、私が2014年に開設したアカウントには引当金は設定されていません。その代わり、売上金の振り込み申請を自分で行うこともできません。
Amazonの引当金については、コチラの記事に詳細をまとめてあります。
Amazonせどり/3つの裏ルール② Amazon出品制限について
次に紹介するのは『Amazon出品制限』についてです。
Amazon出品制限とは、Amazonで販売されている一部のメーカーや商品カテゴリにおいて、Amazonから許可を取らなければ出品(販売)することができないルールのコトです。※人によって「出品制限 or 出品規制」と言い方が異なりますが、基本的にどちらも同じ意味合いと考えていただいて大丈夫です。
- 新規セラーは100%出品制限がかけられている
- 出品制限がかかっているメーカーは、Amazonは一切教えてくれない
- 出品制限を解除するためには、Amazonが指定した書類を用意する必要がある(仕入れた際の請求書)
どのメーカーが制限対象なのか、Amazonは何も教えてくれないのね…
現在、出品制限がかけられている具体的なメーカー名を挙げると、
- バンダイ
- レゴ
- タカラトミー
- ソニー
- エレコム
- キャノン
- 学習玩具
- リカちゃん
- アンパンマン
- ラジコン
- 抱っこひも
2020年以降で新規で発行したAmazonアカウントは、これらの商品を販売することはできません。
そして、ココに掲載したのはごく一部。現在も、出品制限がかかるメーカーはドンドン増え続けています。
もし誤ってこれらメーカーの商品を仕入れてしまうと、
えー!せっかく仕入れた商品を、Amazonで販売できないっ!!(メルカリやヤフオクで売っても、おもいっきり赤字だ…)
稼ぐどころか、赤字で損切するという事態になるので、仕入れる前に『その商品をAmazonで販売できるかどうか?』は必ず確認する必要があります。
出品できるかどうかって、どうやって確認すればよいのかしら?
出品制限を解除するには、どうすれば良いのかな?
- Amazon出品制限の有無を商品ごとに確認する方法
- Amazon出品制限を解除する方法
など。Amazon出品制限に関する詳細は、コチラの記事に詳細をまとめてあります。※当ブログで常にベスト3に入る人気記事です。
Amazonせどり/3つの裏ルール③ Amazon真贋調査について
最後に紹介するのは『Amazon真贋調査』についてです。
Amazon真贋調査(しんがんちょうさ)とは、あなたが出品した商品が『正規品(ホンモノ)かどうか』をAmazonが調査する仕組みのコトです。
- Amazonの抜き打ち的真贋調査(ランダムチェック)
- 顧客からのクレームがAmazonに入った
- 同業からの嫌がらせクレームによるもの
- メーカーからの調査リクエストによるもの
新規セラーの方にとって特に注意が必要なのが、アカウント開設から1年未満の新規セラーを対象に行われる『抜き打ち的真贋調査(ランダムチェック)』です。
新規セラーが出品中の商品の中からランダムに3商品が選ばれ、それぞれに対して『請求書、領収書、契約書、配送注文書』といった必要書類の提出を要求されます。もし1つでも提示できない商品があれば『アカウント閉鎖』に追い込まれてしまいます。
アカウント閉鎖!!??それだけは絶対に避けたいんですけど、どうすればよいですか???
Amazon真贋調査の詳細については、コチラの記事が参考になります。
まとめ
私がせどりを始めた当初(2014年頃)は、引当金も無く、出品制限も『ドラッグストアのレシート1枚』で簡単に解除できてしまうほど、厳しいルールが一切ない『ゆるゆるの時代』でした。
その当時と比較すると、Amazonのルールもかなり細かく制定されたきたなという実感があります。
ただ『正しい知識と対策方法』を持って行動すれば、そこまで心配する必要もありません。
逆を言うと、何も考えずに
とりあえず、やってみよー!
と、ノリと勢いだけで行動すると泣きを見ることになるので、要注意です。
もし、あなたの周りに『Amazonせどりをやってみたい!』という方がいたら、↓↓↓この記事をぜひ紹介してあげてください!
正しい知識と対策方法を持って、Amazonせどりで稼いでいきましょう!