副業くんランキングも良くてレビューもたくさん。でも味が10種類もあって…どの味を仕入れればいいのか分かりません!
あるあるですね。実はこれ、ランキングだけ見て仕入れると痛い目にあうパターンです。
私もAmazonせどりを始めたころは、ランキングだけ見て仕入れる失敗をひととおりやりました。2026年10月に実際の商品で確かめた、今の調べ方をまとめますね。
バリエーション商品の売れ筋ランキングは、全部の子で同じ数字です。ランキングだけでは、どれが売れているか分かりません。
まず見るのは、Amazonの「過去1か月で○点以上購入されました」です。バリエーションごとに数が変わります。
Keepaのバリエーションタブを使えば、全部の子の「先月の購入」とレビュー数を1つの表で比べられます。
バリエーション商品のランキングは「みんな同じ」
まず前提の話から。バリエーションとは、1つの商品ページに味・色・サイズ違いがまとめて登録されている状態のことです。
まとめ役の「親ASIN」の下に、味ごと・色ごとの「子ASIN」がぶら下がっている形です。


ここで大事なのが、Amazonの売れ筋ランキングは、子ASINのどれを開いても同じ数字が出るということです。
2026年10月に、ザバスのホエイプロテイン100(10種類の味)で確かめたところ、リッチショコラ味も、すっきりフルーティー風味も、抹茶風味も、全部「ドラッグストア8位」でした。
昔の記事で例にしたキングジムのクリアファイル(12色)も、全色が同じ順位でした。つまり、ランキングはバリエーション全体の売れ行きを表しています。
「ランキングが良いから」と、売れていない味や色を仕入れてしまうのが一番の失敗パターンです。ランキングが良くても、実際は特定の1つだけが売れていることがよくあります。
方法1:Amazonの「過去1か月で○点以上購入」を見る
一番手軽で、しかも無料。まずはこれを見ればOKです。
「過去1か月で○点以上購入されました」の数は、バリエーションの子ごとに変わります。ランキングと違って、ここで差が見えます。
商品ページのレビューの星の下に、「過去1か月で○点以上購入されました」と出ます。


バリエーションの選択欄で別の味を選ぶと、数が変わります。


味が多いと切り替えが面倒ですが、ここで手を抜かないのが大事です。数が多い順に、仕入れ候補にします。
同じ「ドラッグストア8位」なのに、片方は2万点以上、もう片方は2000点以上。ランキングだけ見ていたら、この差には気づけません。
- 「○点以上」なので、だいたいの数。ぴったりの数ではない
- 売れている数が少ない子には、表示が出ないことがある
- 表示がないからといって、まったく売れていないとは限らない
方法2:Keepaのバリエーションタブで全部の子を一気に比べる
味が10種類もあると、1つずつ切り替えるのは正直しんどいです。そんなときはKeepaの出番です。
Keepaの商品ページの「バリエーション」タブを開くと、全部の子の「先月の購入」が1つの表に並びます。
KeepaのサイトでASINを検索するか、Amazonの商品ページのKeepaのグラフから開きます。タブの上に「バリエーション間で共有される売れ筋ランキング」と書かれていて、ランキングが共有だとKeepaも示しています。
子ごとに「20,000+」のような数と、バリエーション全体の中での割合(%)が出ます。


「先月の購入」が表にないときは、表の上の「列を設定」から「先月の購入」にチェックを入れます。


ザバスの例だと、リッチショコラ味が40%、ビターショコラ風味が14%、ストロベリー味が12%、すっきりフルーティー風味と抹茶風味が4%ずつでした。
割合で見ると、どこに売れ行きが集中しているかが一目で分かります。まずはこの割合の列から見るのがおすすめです。
この画面は、私が契約しているKeepaの有料版で確認したものです。有料版でできることはこちらにまとめています。


方法3:レビュー数と「トラッキング開始」で売れ行きを読む
「先月の購入」が出ない商品もあります。そんなときに使えるのが、レビュー数です。ちょっと玄人っぽい見方です。
Keepaのバリエーションタブには、子ごとのレビュー数と、Keepaがその子を記録し始めてからの日数(トラッキング開始)が並びます。


レビューが多いほど売れている可能性が高いのですが、古い子ほどレビューがたまりやすい点に注意が必要です。そこで日数と一緒に見ます。
| 味 | レビュー数 | 記録してからの日数 | 先月の購入 |
|---|---|---|---|
| ビターショコラ風味 | 651件 | 1,257日 | 7,000+ |
| 抹茶風味 | 441件 | 2,780日 | 2,000+ |
抹茶風味は倍以上の期間があるのに、レビュー数はビターショコラ風味より少ない。つまり、ビターショコラ風味のほうが勢いよく売れている、と読めます。実際、先月の購入も7,000+と2,000+で、読みどおりでした。
Keepaを使わない場合は、Amazonのレビュー一覧でも傾向がつかめます。並べ替えを「新しい順」にすると、各レビューに買った味や色が書かれているので、どの子のレビューが多いかを数えます。
ただし、買った人全員がレビューを書くわけではないので、あくまで目安です。
Keepaのグラフや製品ビューアと組み合わせる
「先月の購入」は1か月分の数字なので、季節で売れ行きが変わる商品だと読み違えることもあります。ここでひと手間かけると、精度がぐっと上がります。
バリエーションタブの「製品ビューアで開く」を押すと、全部の子をまとめて製品ビューアの表にできます。
試したところ、新しいタブで製品ビューアが開き、ザバスの10種類の味がそのまま表になりました。製品ビューアなら、並べ替えたりExcelに書き出したりできるので、子が多いアパレル商品などでは助かります。


気になる子が見つかったら、その子のグラフで月間販売数の動きも見ておきましょう。グラフの読み方はこちらです。


ちなみに、昔この記事で紹介していた拡張機能「モノトレーサー」は、Chromeウェブストアの更新が2023年10月で止まっていて、子ごとの販売数を出す機能の記載もありません。今は上の方法で足ります。
迷ったら、少しだけ仕入れて試す
データをどれだけ見ても、実際に売ってみると「あれ、思ったより売れない…」なんてことは普通にあります。せどりあるあるですね。
迷ったときは、少量だけ仕入れて売れ行きを確かめる「テスト販売」がおすすめです。
少量だと送料が高くついて、利益がほとんど出ないこともあります。でも目的は売れ行きの確認なので、そこは割り切ってOKです。
商品によっては、出品の段階でAmazonから出品許可の申請を求められたり、出品後にほかの出品者から権利の侵害を指摘されて売れなくなったりすることもあります。いきなり大量に仕入れると、そのぶん損も大きくなります。
何個仕入れればいいかの考え方は、こちらにまとめています。


よくある質問
バリエーション商品のリサーチについて、よく聞かれることをまとめておきますね。
- 子ASINごとのランキングは見られませんか?
-
2026年10月に確かめた商品では、どの子を開いても同じランキングでした。子ごとの売れ行きは、「過去1か月で○点以上購入」かKeepaの「先月の購入」で見ます。
- 「過去1か月で○点以上購入」が出ていない子は売れていませんか?
-
売れている数が少ないと表示されないことがあるので、まったく売れていないとは限りません。Keepaのレビュー数の増え方なども合わせて見てください。
- Keepaの無料版でもバリエーションタブは使えますか?
-
この記事の画面は有料版で確認したものです。無料版でどこまで見られるかは確かめていないので、まずはAmazonの「過去1か月」の表示から使ってみてください。
- どの子を仕入れるか、決め手は何ですか?
-
目安は、先月の購入の割合が高い子のうち、出品者の数がまだ少ない子です。売れていても出品者が多すぎると、カートが回ってきにくいからです。
「先月の購入」とランキングの下降回数のちがいは、こちらにまとめています。


まとめ
- バリエーション商品のランキングは、全部の子で同じ数字
- まずはAmazonの「過去1か月で○点以上購入」を子ごとに比べる
- Keepaのバリエーションタブなら、先月の購入と割合が1つの表で見られる
- レビュー数は「記録してからの日数」と一緒に見る
- 製品ビューアで全部の子をまとめて並べ替えると、子が多い商品でもラク
- 迷ったら少量でテスト販売
同じランキングでも、売れ行きが10倍違うことは普通にあります。仕入れる前に、ひと手間だけかけてみてください。
仕入れ判断のほかのポイントはこちらです。


Keepaの基本の使い方はこちら。


この記事の画面と数字は、2026年10月6日にAmazonとKeepaの有料版で確認しています。












